水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

DVD鑑賞

2009年12月13日 | 日々のあれこれ
 全国大会のDVDを練習の最初に少しずつ観ることにしている。
 春日部共栄さん、精華女子さん、淀川工科さん、習志野さん、大阪桐蔭さん、東海第四さんと観てきた。
 どの学校さんもまさに圧倒的だ。
 もし普門館で聞いていたら、あの学校にしては今年は少しよくないかなとか、個人的趣味としてはちょっとちがうななどと思ったかもしれない。
 しかし、コンクールからずいぶん時間が経ち、真っ最中の当事者よりも離れた視点に立ったとき、全国金賞団体とは、まさに桁違いの上手さだ。
 演奏そのものと、その演奏の背後にある莫大なものが画面からうかんできて、圧倒される。
 
 人はものまねによって多くのものを学ぶ。
 というか、学びの基本はものまねだ。
 ミラーニューロンという脳細胞がその働きを担っていることが、最近の研究で明らかになってもいる。
 まず観ること。
 考えてみると、初心者軍団であるということは、みんなでいろいろ工夫して真摯に素直にとりくんでいけるという点はプラスに考えられるが、圧倒的に上手な先輩が多数は存在しない点はマイナスだ。
 もっともまねしやすい対象が少ないから。
 レッスンの先生にはそんな頻繁にはおこしいただけないし。
 ただすごいなあではなく、問題意識をもって観られたらなおいいと思う。

 
 
 
コメント (2)
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