水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

アンサンブル

2009年12月17日 | 日々のあれこれ
 アンサンブルのチームをいくつかみたが、予想してたほど悲惨な状況ではなく、それなりに譜面は読んでいた。
 でもまだまだ音符を音にしただけであることにはちがいがない。
 これをどう音楽にしていくか。
 一つ一つの音符をどう吹くか。
 どの音符からどの音符をひとまとまりにするか。
 それをどういうイントネーションで話すか、唄うか。
 「こんにちは、元気ですか?」を「こんにち、はげんき、ですか?」と吹かないようにする。
 こういう時は明るい声で言おうとと教える。
 直接書いてないけど、こういうお約束があるんだよと教える。
 国語の授業と似たことをやっているなとつくづく思う。
 もし数学の先生だったら、音楽を教えながら、数学と同じだよなと思いながら教えるのではないだろうか。
 音楽も、たとえば美術作品も、国語も数学も、アプローチのしかたはちがっても、つまるところ、やろうとしていることは同じじゃないだろうか。

コメント
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