入学式に何か足りないと思ったら、桜が満開じゃなかった。
今の私たちの気持ちを代弁するかのように咲きなずんでいる(国語の先生ぽくね?)。
例年の歓迎演奏会もなく簡素化した入学式だったが、生徒会長の歓迎のことばが秀逸だった。
「被災地の人々の暮らしを思うと、今日このように入学式ができる私たちは恵まれている。感謝の気持ちを忘れずに高校生活を送っていこう。自分たちがやれることは何か。この先しっかりした日本をつくるために自分を鍛えていくことだ。今自分ができることをせいいっぱいやるしかない。いっしょに頑張っていこう」という呼びかけに、胸があつくなった。
なんか話し方も大人びてきたし、まるやま君ずいぶん成長したなあ。
これもひとえに私の教えのおかげだっけ…? ちがうか、授業も持ってなかった。
成長する子は、環境をととのえてあげれば自然に成長するのだなあと思う。
入学式のあと、新歓ミニコンサートで演奏する曲の合奏。
てきとうなリズムのとりかたを直したりする。
夕方いったん帰宅して、昨夜つくっておいてシチューを温め直して家を出、吹奏楽部保護者会役員さんの反省会に参加させていただく。
息子が吹奏楽部に入ってよかったと言っているというお話をきき、がんばっていこうとあらためて思う。自分はほめられてのびるタイプかもしれない。