朝の集合に遅刻する子がいて、昨夜の気合いはなんだったのかと愕然とするも、寒くてお説教するパワーがわかない。とりあえず朝食(卵焼き、揚げシューマイ、ハンバーグ、ふりかけ、豚汁)。始業式、教職員の新年昼食会、再集合して練習。
サンアゼリアに様子を観に来て下さった小池先生から、前より鳴っていると指摘いただいた。
代が替わってから取り組み続けてきたロングトーンの効果かもしれないと、少しうれしくなった。
今日も、それをやり、ニューイヤーコンサートで歌う曲の練習をした。
課題曲のマーチも、短時間であってもゼロ日はないようにとメトロノームにあわせて何回か通す。
吹奏楽の基本はマーチだ … という方は多い。
普遍的絶対的真実とお考えの方もいる。そう言われても当然だと思うし、マーチほどバンドの力量がわかるものはないという理屈も納得している。でもほんとの正直で言うと、やらずにすませられるものなら、それがいいなあ。
今取り組んでいる「ブルースカイ」は、好きな曲だからいいけど。
自分的に今ひとつで、でも選曲の関係上演奏せざるを得なかった課題曲のマーチなんかは、つらい年もあった。 こればっかりは趣味・好みの問題だから仕方ないだろう。まもなく(まだかな?)届くはずに課題曲は、どんなだろう。
無理矢理な流れなのだが、たとえば異性でなく同性が好きなのは、個人の性癖だからどうしようもない。
吹奏楽やっててマーチ嫌いってあり得なくない? と言われようと性癖だから。
たとえばSMプレーが好きな人も、同じだ。急に大人の話題ですが。
しばらく前に、SMクラブの代金を政治資金で支払った議員さんが追求を受けていた。
政治資金を私ごとに遣うのは非難されてしかるべきだが、その対象となったSMクラブそのものを汚らわしいと言う方がいて、それは個人的嗜好にもとづく職業差別にほかならない。
当然のことながら、銀座のホステスさんを清廉ではないと表現するのも、職業差別だ。
国会議員やマスメディアの方が、こういう差別的表現を行って何のおとがめもないなんて。
われわれは同じ過ちをおかさないように本当に気をつけないといけない商売だから。
なので、日テレのアナウンス採用の内定を取り消しになった女子大生が、和解して入社できるようになったと知り、心からよかったと思った。でも、これからも様々な視線を感じながら働いていかねばならないだろう。
当然そういうことも予想しながら、あえて裁判沙汰にしてまで信じる道を進もうとする姿は、敬服に値する。
やりたいことをやる、というならこれぐらい腹をくくらないといけない。