水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

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2015年06月17日 | 日々のあれこれ

 

 レッスンをお願いしていたチューバの先生に、楽器のレッスンに入る前に合奏を聴いていただく。
 決めどこのハーモニーがはっきりしない、付点八分音符と16分音符の繋がり部分がそろってないなど、基本の部分でのだめ出しをしていただき、今日どれだけ直せるだろうかと思いながら、修正していく。
 コードネームを記入したスコアをパートリーダーに配ったのは最近だ。全員に浸透しているわけはなく、西部地区が終わったあとにテンポをおとして、細部を確認していかないといけない。
 学校の2台のキャラバンの楽器を積み込む。共通打楽器の大会はほんとに移動しやすい。
 コンクールも共通打楽器でやればいいのに。そうしたら、どれだけいろんな進行がスムーズになることか。まあ、えらい先生方は、ステージ係や駐車場係やらないからなあ。
 お弁当は、豚肉とキャベツのソース炒め、しらすとネギを入れただし巻き玉子、厚揚げとじゃがいもの煮物。

 安保法制で時間を浪費する一方で、「18歳選挙権」はあっさり可決された。
 18歳は成人と見なすということだろうか。だとしたら犯罪報道のあり方も変わるはずだし、酒やたばこも18歳に認めないと理屈上では合わなくなる。
 安全保障と同じくらい憲法に関わる法制だと思うのだが、なぜ問題にならないのか。
 「識者」「文化人」「政治家」とよばれる方々の多くは、世界的に当然の流れだからと言う。
 「選挙権引き下げ」反対とする意見は、おどろくほど見かけなかった。
 しかし「今」引き下げる根拠が自分的に見つからないのだ。
 昔の18歳より、いまの高3の子のほうが概して大人になってきたから、という理由がみつかるなら何も問題はない。
 せめて一般常識テストをして、合格した若者だけを対象にしたらどうだろう。

 「自由民主党」「日本共産党」って漢字で書けますか?(維新はもういいかな)
 日本と安全保障条約を結んでいるのは何と言う国ですか?
 太平洋戦争では、日本はどこの国とと戦争しましたか?

 模擬国会とかじゃなく、ほんきの選挙権を行使させるなら、これくらい知らないとまずいのではないだろうか。
 もしくは必修とされている「世界史A」の簡単なテストをするとか。

 三権分立のうち「立法」は何を指しますか?

 レベルだと、大人でもあやしくなるし、

 「過半数」ってどういう意味ですか? 

 が難しい高校生もいる。
 逆に、軽くクリアするであろう、一部の小学生に投票してもらっても、なんの問題もない。
 あるとしたら何?
 親の世話になっていること? それを言うなら、18歳では経済的に自立していない若者の方が多いし、30歳で働いてない人もいる。
 具合が悪くないのに働かないのは憲法違反のはずだ。解釈でどうにでもなるのだろうが。
 憲法学者は、こういう話にはくいついてこないのね。

コメント
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