やっとたどりついた週末は、台風一過のような秋晴れ。
今日運動会の学校はよかったね。
先日、大阪のある中学校で、組み体操のピラミッドがくずれて生徒さんが大けがをしたとのニュースがあった。
10段組んでいたという。自分が中学生のときは4段だった。土台担当だったので、膝がいたかった。
「組み体操のピラミッドは5段まで」と大阪府が先日お達しを出したんじゃなかったっけ?
組み体操は体育祭の華、完成したときの達成感が子どもを成長させる、どんな競技にも危険は伴う、というピラミッド肯定派の意見にも理はあると思う。
しかしものには限度があるし、自分の感覚では9段、10段はきちがいじみている。
たぶん、小・中学校の体育の先生の中には、上手に指導できる方がいらっしゃるはずだ。
そういう名人的な先生は、危険に対する配慮も行き届いているにちがいない。
それでも事故は起こりうる。
合唱指導の名人とかとは話しがちがう。
「5段まで」お達しの報道にふれた際は、そんな通達を出す必要あるのかなとも思ったが、これだけ危険性が指摘されてても、10段つくって骨折らせてる学校とは、いったい内部にどんな空気があるのだろう。
やめましょうという先生もいると思うんだけどなあ。
部活を好き放題にやっている先生がいるのも、大震災のとき山に避難させなかった大川小学校も、根底にあるのは同じ問題のはずだ。日本の、学校というシステム自体の問題だろう。
明日は部活オフなので、少しのんびりさせていただこう。