折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

濃いも薄いも ~ 桃色のバラ、夏日でもさわやかに ~

2009年05月12日 23時39分20秒 | 立夏
   □ ガートルード・ジェキル(Gertrude Jekyll/S/1986/D.Austin/England)
       昨日の開花でしたが、けさの一番花、私には初咲きです。

     
        □ 夕方は、こんな様子でした、期待以上に…。

     
     □ 朝のカップ咲きから、半日でロゼット咲きに進みました。     

◇ 先週来夏日が続いて、幸せなことに、バラが一斉開花状態です。
  ローズ・ピンクとは「言いえて妙」で、純な桃色の濃淡は、さわやかな印象。
  ただ、咲いてはみたものの、この暑さを持て余しているようにも思えます。
  内緒ですが、お天道様も見たらわかるでしょうに、少し手加減してほしいもの。

     
          □ 北東側一帯、朝です。
            左手前:ワイルド・エドリック(ER)
            右手前:マダム・エルンストゥ・カルヴァ(OR/B)
            左上方:ガートルード・ジェキル(ER)
            中央上:ブレイリー№2(OR/Ch)

     
    □ ワイルド・エドリック(Wild Edric/S/2005/D.Austin/England)
      マゼンタ・ピンクという色らしいです、味わいのある花の姿。

     
           □  マダム・エルンストゥ・カルヴァ
       (Mme. Ernst Calvat/B/1888/Y.Schwartz/France)
      遠慮がちな美しさに心惹かれる、オールド・ローズです。

     
     □ ブレイリー№2(Blairii No.2/Ch/1845/Blair/England)
       薄い花びらの曲線に、野性味の名残が感じられます。

     
      □ 北側にようやく朝日が洩れて来た、けさの様子です。

◇ こうもバラの開花がひっきりなしでは、画像の撮影が追いつきません。
  満開直前を見たかったなあ…などと、ここ数日のボヤキです。。。
  まあ、完璧ではなくて、とりあえず最善を尽くす性分、諦めも早いようです。
  生き物が相手の趣味の園芸ですので、マイペースで進む訳がありません。

     
           □ ちょうど東側辺りになります。
             左:L.D.ブレスウェイト(ER)
             右:クイーン・オブ・スウェーデン(ER)

     
             □ クイーン・オブ・スウェーデン
        (Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England)
           とても優しげな、淡いローズ・ピンクです。

     
           □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
      (Charles Rennie Mackintosh/S/1988/D.Austin/England)
       ライラック色とかライラック・ピンクとか呼ばれてますが、
        どちらでもいいこと、落ち着いた上品な色のバラです。

◇ 「選んでこその遊び、ゆとりあっての戯れである」(朝日新聞「天声人語」5/11)
  全文を載せられないので恐縮ですが「ゆとりあっての戯れ」でありたいもの。
  「神経質」からは開放されましたが、当初「戯れ」の対極の「不安心理」ばかり。
  「私」のバラ園芸を取り巻く様々な「環境」とかけ離れたところの「心配」と「失敗」


     
    □ こちらは南東側、最初のシーズンから楽しんでいるバラです。
          左手前:ジュビリー・セレブレーション(ER)
          左手奥:ヘリテージ(ER)
          右手前:エグランタイン(ER)

     
            □ ジュビリー・セレブレーション
       (Jubilee Celebration/S/2002/D.Austin/England)
     サーモン・ピンク、明日には中央部分がほのかなイエローに…。

     
                 □ ヘリテージ
          (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
         やわらかな淡いピンク、清楚な趣のバラです。
      クレマチス「ダッチェス・オブ・エジンバラ」が待ってました。

     
                □ エグランタイン
          (Eglantyne/S/1984/D.Austin/England)
       ほんのりと、まるで輝くような、どこまでも淡いピンク。
          言うまでもなく、とても魅力的なバラです。

◇ バラは上を見たら失敗する、情報に捕われても失敗、趣味に実力は無関係。
  何でもそうですが「基本に忠実」であればこそ「変化への応用力」も磨かれます。
  口で言うのは簡単ですが、自分の心にゆとりを持って、ひたすらマイペース。
  自己満足で結構、自分で楽しむ、喜びを周りの人と分かち合えたら…Good!

     
      □ リビングの外、南東側、ジャック・カルティエ(OR/P)

     
               □ ジャック・カルティエ
       (Jacques Cartier/P/1868/Moreau-Robert/France)

     
       □ やや淡いローズ・ピンク、花持ちの良いバラです。
           かすかな、化粧水のような品の良い香り。
            ポートランド系は大好きな系統です。
コメント (2)
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