折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ、一番花 ~ その4 この時季に、初のお目見え ~

2009年05月30日 15時56分50秒 | 小満
                 □ フォールスタッフ
            (Falstaff/S/1999/D. Austin/England)
         シェイクスピア「ヘンリー四世」の登場人物の名前。

◇ 今週は細かい数字を扱ってましたので、目の疲労感が残っているようです。
  偏頭痛とまではいきませんが、右目の上に違和感が…。
  そんなことも、期待のバラの開花で、どこかに吹き飛びました。
  一月に地植えの大苗、土壌等の条件が決して良いところではないのですが…。

     
           □ 開花は、カップ咲きで始まります。

◇ イングリッシュ・ローズでも生育が良さそうな品種で、アーチ候補です。
  期待していたとおりの濃い赤紫色の花、とても引き締まった色です。
  しかもぼやけた感じはなくて、花びらの縁取りがしっかりとしています。
  来年、フォールスタッフがピエール・ドゥ・ロンサールと左右対称のアーチに。

     
       □ 開花途中、クウォーター・ロゼット咲きへの渦巻き。

◇ 庭の東側、気品溢れるバラが咲いています。
  どこか高貴なお方という雰囲気も垣間見えるのは、この彩りのせいでしょう。
  色はバイオレットと思いましたら、タグには「パルマ・バイオレット」
  果てさて、イタリアのパルマが由来でしょうか、よくわかりません。

     
              □ フローランス・ドゥラートル
         (Florence Delattre/S/1997/Guillot/France)
             今シーズン、生長著しい株です。

     
             □ 優雅なスプレー咲きです。

◇ もう一つ、優しい姿、これも気品のあるホワイト、かすかにピンク混じり。
  フレンチローズの代表、ギヨーとデルバールのバラ、豊かな彩りを添えてます。
  ここには梅雨入り間近でも、一番爽やかな五月の庭の佇まいがあります。
  こんなバラが庭に咲いてくれて、少しだけも心が躍りそうになるものです。

     
               □ ドミニク・ロワゾー
        (Dominiqu Loiseau/S/2003/Delbard/France)
           このバラもスプレータイプ(房咲き)で
            咲き始めたら次々に開花します。
        蕾をバラゾウムシの食害から守るのに懸命です。
コメント (4)
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