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スティーブ・サックス サイン MLB NYヤンキース

大リーグ往年の名選手で現在解説者として活躍するスティーブ・サックス選手のサイン。盗塁数こそ年間30~50と多かったが、守備もそれほどうまくなく、通算安打数も2000本に届かず、本塁打も年間数本(生涯でも54本)止まりということなので、名選手というよりも、引退後の「名解説者」と言った方が良いかもしれない。但し、オールスター出場は5回を数えており、華のある選手だったようだ。通算14年の大リーグ生活のうち、ロサンジェルス・ドジャースに8年いた後、NYヤンキースに移籍して3年在籍、さらにその後はシカゴ・ホワイトソックス、オークランド・アスレチックスと渡り歩いた。
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ジーン・ワルツ 海堂尊

これまでの作品ではストーリーからにじみ出てくる程度だった「現代医療の危機」「医療行政の問題点」が、本書では、冒頭からストレートに語られていて少し面食らうが、そのうちにいつもの作者らしいスピード感あるストーリーが展開されていく。物語の最後に主人公がメディアを利用して医療の危機を訴える場面は、まさに、小説という媒体を通じてそれを訴える作者の姿と重なる。また、本書を読んで、作者が作家として成功しながら、何故現役の医者を続けているのかも判ったような気がする。「チームバチスタ3部作」とは違うシリーズになるのかどうか判らないが、本書の主人公は、前作「医学のたまご」の主人公のの母親のようで、そういう意味では、すでにシリーズ化されていると言えるかもしれない。そうなると、本書で名前が登場する「医学のたまご」の主人公の双子の兄妹(姉弟)である忍の話も当然期待されるところである。(「ジーン・ワルツ」海堂尊、新潮社)

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本屋大賞 反省

昨日予想した2008年本屋大賞は、「ゴールデン・スランバー」伊坂幸太郎でした。1位から10位のノミネート作品のうち、この本だけ読んでいなかったので、昨晩早速購入しました。これから読むのが本当に楽しみです。個人的に好きだと書いた3冊は、3位、5位、7位とまあまあでした。対抗馬とした「サクリファイス」は2位と大健闘。但し本命とした「カシオペア」は10位でした。「上下2冊なので売上に貢献する」と書いたことを恥ずかしく思います。反省しています
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