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書店ガール2 碧野圭

シリーズ第2作で、前作も読んでいるはずなのだが、その内容が全く思い出せない。本書は、本屋さんの日常を描いた100%職業小説で、いかにも色々な書店やそこで働く人を取材して書いたんだなと判るエピソードが満載だ。昔、適正検査を受けて、「あなたの最も向いている職業は本屋さん」と言われたことがあるのだが、本書を読むと、本屋さんという職業には体力も知力も必要で、しかも対象商品が「アナログ」そのものでデジタル化という逆風に抗する気力も必要な職業であることが良く判り、とても自分にはできないだろうなと思ってしまった。最後のほうで登場人物達が「自分の勧める名作」という設定で、いくつもの本が紹介されている部分は、読書案内的な要素もあり、興味深かった。(「書店ガール2」 碧野圭、PHP文芸文庫)

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