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ミャンマーに世界が押し寄せる30の理由 松下英樹

最近色々見かけるようになったミャンマー本の1つ。ミャンマーでベンチャーを立ち上げたが、政変の影響で破綻してしまったという経験を持つ著者の話は、驚くような新しい事実はないが、外交官やジャーナリストなどとは少し違う視点での記述も多く、なかなかの説得力がある。最後に、日本から進出して有望な業種として、鉱業、農業、観光、IT、株式投資の5つがあげられているが、これも常識的といえば常識的な5つだが、奇を衒っていないところにも好感が持てる。現時点での情報を整理するのに役立つ1冊だと感じた。(「ミャンマーに世界が押し寄せる30の理由」 松下英樹、講談社+α新書)

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