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ワーキング・ホリデー 坂本司

予想とは違って、ミステリー要素の全くない完全なお仕事小説プラスハートウォーミングストーリーだった。宅配便の仕事をする主人公とその息子の夏休み中の交流というベタな設定だが、何となく楽しく読むことが出来た。生活になじみが深く、毎日のようにお世話になっている「宅急便を題材に選ぶというのが、作者の目の付け所の良さなのだろう。続編が既に出ているようなので、あまり間隔を開けずに読んでみようと思う。(「ワーキング・ホリデー」 坂本司、文春文庫)

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