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ボートの三人男 ジェローム・K・ジェローム

すぐにも読みたいと思っているある本が、大昔のイギリスの小説である本書のオマージュで、本署を読んでおかないと、その作品の面白さが十分に味わえないというアドバイスがあり、まずこの本を読むことにした。大昔の古典なので、なかなか本屋さんでは見つからず、ネットで取り寄せて入手した。舞台は19世紀のロンドン、内容は3人の男と一匹の犬が数日かけてテムズ川を旅するというものだ。読んでいて、これがイギリス流のユーモアだなぁと感心したり、単純に大笑いしたりと、笑いというのはいつの時代でもどこの国でもあまり変わらないんだということを、実感させられた。とにかくとぼけたようなユーモアが満載で、読んでいて全く飽きるということがなかった。これからそのオマージュ作品を読むことになるが、3人の男と一匹の犬と言われているが、イヌの登場場面が思ったよりも少なかった。このあたりがオマージュ作品ではどうなっているのか、それも楽しみの1つのような気がする。(「ボートの三人男」 ジェローム・K・ジェローム、中公文庫)

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