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ウィンター・ホリデー 坂本司

宅配便で働く元ホストの主人公とその息子の心の交流を描いたシリーズの2作目。小学校が休みの時だけ一緒に暮らす親子という設定で、前作は夏休み、本作は冬休みということだが、丁度その時期が宅配便の人にとっての繁忙期というのが面白い。本書を読むと、宅配便の人に会った時に、何となく「ご苦労さま」とか「ありがとう」と声を掛けたくなる。(「ウィンター・ホリデー」 坂本司、文春文庫)

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