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植物はすごい 七不思議編

馴染みの深い植物の「何故?」に答えてくれる本書。7つの植物がもつそれぞれ7つずつの特徴の生物的な意味を分かりやすく説明してくれている。アサガオは何故朝咲くのか、イチゴのタネはどこにあるか等は、知ったつもりになっていたが、本当の正解はもうちょっと深いところにあった。ゴーヤの表面は何故でこぼこなのか、トマトのタネは発芽するのか、というのも面白い。著者の履歴を見ると、本書のような植物に関する啓蒙的な新書を10冊以上出している。本当にすごいのは、この著者ではないかと思った。(「植物はすごい 七不思議編」 田中修、中公新書)

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