goo

いちまいの絵 原田マハ

本屋さんの新書コーナーをみたら、原田マハの新書の新刊が2冊並んでいた。本書はそのうちの1冊。本書には有名な絵画についてのエッセイが26編収められていて、絵画自体の説明というよりも、著者の絵画との向き合い方に重きが置かれた内容になっている。特に驚くような発見などはないが、自分の鑑賞方法をもう一度考え直してみようというきっかけのようなものを与えてくれた気がする。図版もカラーの口絵で全ての作品が収められていて過不足ない。(「いちまいの絵」  原田マハ、集英社新書)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )