韓国映画「四月の雪」を観た。「冬のソナタ」のぺ・ヨンジユンと「愛の不時着」のソン・イェジュンの豪華主役であった。不倫の男女が交通事故を起こし、病院に駆け付けた裏切られた二人の男女が恋に落ちるという、殆どありそうもない話だが、ラストのシーンが良かった。終わり良ければその映画は佳作である筈。
実は韓国映画はあまり好きではない。風景や道具立ては、日本の田舎か一昔前が多いのに、言葉が全く分からんから。
今回もネット上映だから細かい台詞まわしはよくわからない。だが、観た後で「ネタバレ」を見るのでだいたい筋はわかるのだ。
どうもハッピーエンドだったようである。ということは、私の勝手な映画理論(先進国はハッピーエンドが多い、途上国は現実に再チャレンジできるのでその逆。)では、韓国も先進国なのだ。
この映画は2005年頃の製作であった。冬ソナのように日本のアニメのリメークかと思いきや、韓国の独自作品だった。
この頃の日本は「郵政選挙」と「B層」の出現、丁度、小泉・竹中の「官から民へ」路線だった。
今となって、民にしてはいけない官もあったのではないか。
コロナ禍の公立病院も然り、学費の高い公立大学とか、…。結局小泉は自民党内のリベラル派をぶっ壊しただけだった。
思い上がった世襲政治家が国会で平気で嘘をつくから、上級公務員まで同じに嘘をつく。
この国の民主制は確実におかしくなった。既に映画やPOPSはもとより、やがて経済ばかりか文化も韓国に負けてしまうよ。
綿菓子が冷たい感じで美味かった。