先日の選挙で維新が伸びたことによって、4年前の希望の党の票はまだ生きていた。それが立民党の比例票に上乗せされると簡単に思っていたが、実は浮動票ではなく、右傾の党に付着したという説もあるようだ。
今思うことは、本当に、コイケのようなただ妖怪な人、アベのようなただ守旧の人を支持するセンター・ライト層というのが育っていたことに驚いている。
もう「愚直」とか、表面だけで保守を掲げる立民党の生き残る道はない。
中曽根や小沢や小泉によって粉々に壊されたリベラル層をもう一度結集し、常に弱い者の側に立って強靭な権力と対決していく中規模政党を目指すほかないだろう。
しかし、こういうふうに自分勝手に思う安易なリベラル層は段々少数派となるのだろう。
選挙に行かない層がリベラル系というのは単なる願望や空想に過ぎない。どうにも、この世の中は、自分が願っている方向に行きそうにないというのが、朧気ながら見えてきたは寂しいものだ。
鉄は強靭だ。