キシダがアベ・スガよりもひどい、原発を無断再開し、防衛費2倍で且つ増税した、という批判しかしないマスコミやリベラルは信用しない。
多分、アベ・スガでも同じことをやっただろう。もっと悪く、国債を使うだろう。首相の人物や個性の差ではなく、この圀の政治の根本がおかしいことに言及するべきだ。
まず原発は、廃棄物の適正処理、安全処理ができない以上廃止すべきである。これは本論だが、「近代」が電気生活である以上、他の電気の生産も必ず生態系や自然を壊すことになる。何故、この圀は一番危険な原発を選ぶという議論を、政府は国民に投げないで自分たちで又は関係業界で決める。そこが問題なのである。
次に防衛費2倍はアメリカの抑圧が底流にあることをマスコミは国民に知らせるべきで、そこが問題なのである。そして増税はアベノミクスの失敗や結果の総括を国民に知らせていない、そこが問題なのである。
結局、この国の政府は主権者たる国民に問題の解決の方策を聞かないで、政治家や業界の狭い世界の都合で、国民不在で決めようとする。そこに全ての問題がある。主権者の意味も解らず、自らは議員という支配者だと勘違いしている。
日本国憲法には国民の主権条項はない。前文にあるだけである。その前文をあえて「みっともない」と云い放ったのがアベである。憲法第31条により、国民は法の手続きなく生命や自由を奪われない。だが、何度も「我が国は法治国家ですから!」と勿体つけて云った官房長官がスガである。
二人とも現憲法の根幹を否定している。なのに現憲法下の国家の最高権力者でもあった。要するに悪意の反知性者なのだ。
これからキシダがなんと言い出すか?何も言わないなら、それだけのヒト。彼は自民党諸派閥の傀儡ロボットだ。まさか「聞こえない力」ではあるまい。とにかく、この頃は空気が薄い。
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