玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

政治のリトマス試験紙

2022-12-29 15:24:51 | 時事

杉田某氏を「議員辞職させるべし」というネットやコメンテーターはリベラル極端者だ。

何故なら、安倍氏が推したから自民党の比例上位になって議員と成れた。推す者が居なくなった彼女がどうなるかで、自民党自体の右傾化の度合いが明確化する。

かつても、今も、戦争極端主義者は居る。しかも無名で隠れて彼女を支持する人々が確かに存在するのも事実である。

かつて、この圀を破局へ導いた戦争を先導した庶民の中に在郷軍人たちの顔を見る。

今、杉田某氏を支持する者として自衛隊出身者の田母神氏が名乗りを上げた。段々、彼女の岩盤支持層の顔が見えてくることは、国内の右傾極端者の顔をリトマス紙で焙りだすのに似ている。その意味で彼女の役割も一応あったのだ。

問題は、大方の人々が眉を曇らせる人事を、キシダが自らやったことだ。此処にこそ、彼が国民の心情が分からないボンクラだというのが、リトマス紙が示している。

彼は自民党の派閥力学に徹した人事に自信があるのだろうが、それが今回の派閥バーゲン・セール閣僚の相次ぐ不祥事と醜聞につながったのではないのか。

キシダは自民党という老舗大企業の人事部長程度の人材だったのではないか。残念だが、そんな感じだ。

政治は国民の心情を知るのが「いろは」だと思う。

横浜橋商店街のそば屋です。ちなみに、この店は前首相の御贔屓の店ではありません。

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