かつて第二次世界大戦の時に、アメリカは対ナチス・ドイツと戦っているスタ―リンのソ連に武器援助を行った。中国大陸で侵略を続ける軍国国家日本と戦っている蒋介石の国民軍にも援助し続けた。
あれから約80年、今アメリカは、ソ連の後継であるプーチンのロシア帝国のウクライナ侵略に手を焼いている。そして、中国大陸では、国民党政府に勝った中国共産党政府の覇権主義による太平洋進出に怯えともいえる程の緊張感を持って対応しようとしている。
超大国アメリカの有り余る富を背景とした気紛れな武器援助は、悉く、ブーメランの如く、将来の自国の危機を招く結果となっている。
まさに自らの行動が後世の自らの危機を生み出していることがよくわかる。
当時、ヒットラーのドイツが強すぎたのか、先ずは英国を助け、ソ連を応援し、結果は分不相応な巨大なソ連邦にしてしまった。ソ連邦が冷戦で瓦解しても、また昔の帝国建設のプーチンの野望に四苦八苦で対応する始末。
仮に日本を虐めなければ、中国は大きな台湾になっていたのかもしれないが、今では習近平の太平洋進出を招くとは。
歴史にifは禁物なのは解っていても、つい言いたくなります。
春の小さな雑草たち
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます