これで果たしてうまくいくんでしょうか・・・・
ネットで中傷もいじめ例に追加 文科省の調査見直し
文科省が「インターネットや携帯電話での誹謗や中傷もいじめとして
とらえる」方針を打ち出したそうです
ここでいう「いじめの定義」とは
1 自分よりも弱いものに対して一方的に
2 身体的・心理的な攻撃を継続的に加え
3 相手が深刻な苦痛を感じているもの
という事らしいです
「インターネットで誹謗・中傷」などはいじめ例の中の
「言葉での脅し」「冷やかし」「仲間はずれ」「集団による無視」などに
加えられるそうです。
先日、「SMAP×SMAP」番外編、草君の「今いじめている君へ」というのを
見ましたけど、そこでヤンキー先生に語られる生徒達の真実の声は
そんな「定義」ではくくれないような悲惨な現実ばかりです
「死ねと言われた」
「暴力を振るわれた。今日は何をされるのかなあと思うと怖くて
学校に行けない」などなど・・・
そして多くの生徒が「苛められる側が空気が読めなかったり
自分勝手だから苛められるのだ。しょうがない」と考えていることの恐ろしさ。
(さすがにヤンキー先生はキレて「そういう考え方は許さない」と怒ったけど
「問題があるから苛めてもいい」みたいな空気はそうそうなくならない
ですよね
でも、一番問題を深刻にしているのは、訴えても訴えても聞いてくれない
「先生」の存在では?
「前の学校よりましだろう。我慢しろ」とかあからさまに無視する先生。
「いじめではありません。あれは事故です」と言い切る先生の存在が
問題に「救い」をなくしているのです。
文科省もここまで「定義」をつける事が出来るのなら
「いじめを認めなかった先生に対する罰則規定」も作って欲しいです
それが担任のみならず校長や教育委員会ぐるみで隠蔽しようとするなら
それもしっかりと処罰して欲しいと思います
子供時代は「いじめ」で「死ぬしかない」と思い・・・・
何とか頑張って大人になったら「格差社会」が待ち受けていて
「負け組は死ぬしかない」なんて思う・・・そんな世の中、間違ってるよね。