余談ですが「華麗パン」買って食べました
おいしかった・・・・
華麗なる一族
さまざまな見方があるドラマだと思いますし、細かい所で突っ込みどころも
あると思いますが、個人的には結構楽しめたというか、スケールの大きな
お話に加え、女性が大好きな「血族・姻戚関係どろどろ愛憎ドラマ」なもんですから
わくわくしながら見てしまいました
CGとはいっても、1960年代の活気というか、人口の多さはよく表現されて
いましたし、そういう「昔っぽさ」が私達を「別世界」に連れて行ってくれるような
気がしました
なんせ、最近はすぐに愛憎の末にばらばら殺人・・の世の中ですから、
「妻妾同居している銀行の頭取で当主様」なんてありえないわけですよ
しかも子供達はみーーーんな政略結婚であっちに人脈、こっちに人脈
いやーーこれぞ「華麗」だわっ
三雲さん(ギバちゃんね)の頭取就任パーティで、キムタクが
あっちこっちで「お父さん」と言うのが面白くて・・・
「鉄」が産業の主流だった時代。懐かしいというか、単純明快というか
そこに日本の「繁栄」の基礎があったんですね。
「日本が先進国の仲間入りを果たすには優れた製品を作り出す以外に
ないんです。その為に必要なのは技術です。技術を生み出そうとする力です」
「確かにこの敗戦国に資源と呼べるものがあるとすれば
いいものを作ろうと切磋琢磨する熱意だけかもしれない」
「その努力と熱意を忘れた時にこの国の成長は止まり未来もなくなる」
重い言葉ですね。
今、21世紀を迎えてまさに「努力と熱意」を失ってしまった日本が見えて
いるかのような台詞です (痛烈な現代批判とでもいいましょうか)
まあ・・「鉄」といえば「大地の子」なわけで・・でも、女性でもこういう硬い
ストーリーを受け入れられるように書いてくれる山崎豊子さんはすごいなっと。
ただね・・・ミスキャストといえばいえるのが・・やっぱり木村拓哉でしょう
最初の違和感は時間が経つにつれて慣れて行きましたけど、でも
どうしても彼が「華麗なる一族の長男にして天才肌のぼっちゃま」には
見えないの
後半、「鯉」のシーンで「なる程ーー」とは思うけど、あれは本人の資質がどうの
というより、北大路さんの演技力と演出の賜物でしかないって
(キムタクの場合、どうしても滑舌の悪さが上品に見えないのと、何気ない
動作に「地」が見えるところが欠点。「僕」って台詞が一番似合わない人でしょ。
どうみても「オレ」ですわーー)
弟の山本耕史君の方がよっぽどおぼっちゃまに見えたし、北大路さんと
親子に見えました・・・・・
(まあ、キムタクの場合、北大路さんと親子に見えちゃいけないのかな?)
今後が非常に楽しみなドラマですね
とはいっても・・・あの肖像画 何とかしてっ
あまりにもちゃちすぎっ ドラマの重厚さをぶち壊してくれましたっ
さて・・・・
一週間を終えてみて、今期のドラマ、まず第一回目で一番面白かったのは
「ハケンの品格」でしたーー
次が「華麗なる一族」・・で、(視聴率27%かあ、さすがキムタク)
「拝啓、父上様」とくるわけですが
結局、一番面白くなかったのが「演歌の女王」と印象に残らなかった
「東京タワー」かなあ・・・・
先はわからないですけどね。