ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

華麗なる一族

2007-01-29 16:24:14 | ドラマ・ワイドショー

 「演歌の女王」見事に挫折しましたーー

いや、見ているんですよ。みてはいるんです・・・

でも、例の啖呵を見たくてテレビをつけているだけで、ほとんどストーリーを

見ていないってのが情けなくて

先週は「いい加減目覚めろよ」でしたよねーー

天海祐希の男役の声、ほんとにシビれる程かっこよくてわくわくしてしまうんですが

それが「妄想」の中だけなのがなんとも消化不良で悔しくて泣きたくなるの。

日本テレビさん、今度天海を主役にするときはヤクザの親分の役とかで

お願いします

颯爽と肩で風切って歩き、子分達の為に奔走する頼りがいのある「アネキ」で。

 

 華麗なる一族 

やっぱり面白いなーーと思いながら見ています。

鉄平への融資の件、お父さんの方が理屈は正しいと思うし、銀行さん達が

渋るのはしょうがないと分かっていても、「鉄平君を助けて」と思いながら

みている自分がいる事に苦笑

 

一方で金融再編の為に実績を上げようとするおとうさんは、各支店長に

無謀なノルマを課して、とうとう死者まで出してしまった・・・

今なら「過労死」認定で大騒ぎでしたけど、当時は「英雄」扱いで終わり。

まるで兵隊さんの世界じゃないのさーー

企業戦士」とはよくいったものよねーー

葬式での頭取の言葉に支店長さん達は涙ながらに頑張る事を決意する・・

話は違うけど柳沢某はああいう時代に若い頃を送って、家庭を顧みることなく

仕事に奔走してきた世代なわけですよ

そう考えると、あの時代の人達の単純思考は羨ましいけど罪作りな気が・・・

 

鉄平の会社でも、融資が決まった途端に、社員を集めて鉄平の演説が

始まり、全員で喜びをわかちあい高炉を作る事で団結するわけでしょう

会社がサークル化していた、あるいは会社こそが「家族」だった時代なんですね。

昔から高度経済成長時代はそうだったと言われてきたけど、

今ひとつ実感がなかったんですね

ドラマをみてよくわかりました

でも私がその時代に男として生きていたら、あそこまで会社の仕事について

熱くなれたかどうか・・わかりませんが。

 

男は企業の「歯車」、そして女は企業戦士を産み、育てる「機械、装置」

だったんだなーーっと

そういう価値観の元で生きて来たからこそ、柳沢某の発言がるわけで。

(未だに60年代をひきずっているならあまりにも感覚が古すぎっ

大臣を辞めるべきですわ

 

話しが脱線してしまいましたけど、

そういう「企業戦士の頭目」的な野心家の父親と、ちょっと路線が違う形で

理想を実現しようとする鉄平の間がうまくいかないのはしょうがないのかな。

「偉大なる祖父」そっくりの鉄平にライバル心とコンプレックスを隠しえない

大介、鉄平はむしろ父親を尊敬し、近づきたいと思っているのに。

そして次男の銀平君は大介に対して「絶対に適わないや」と思い込んでしまい

みずから「万俵家のレール」に乗って行く事で父親に近づこうとするわけですね。

 

鉄平も銀平も父親に対する畏怖と憧憬は同じなんですよ

でも、鉄平は自分が気づかない間に父親を越えてしまっているわけで・・・

それはすごい才能なんだけど、家族的には不幸だったりするわけで。

ああ複雑 

大介にとっても越えられない「父親」の影があり・・・

このドラマの全てのキーワードは「父親」なんですね

 

そういう意味では鉄平は、祖父とそっくりとはいっても、結婚や仕事に対する

考え方の上で、新しい時代の「父親像」を体現しようとしている

気もするんですね。

ニューファミリー世代」っていうのかしら?

この勝負、どっちが勝つんでしょうか?

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夫婦別姓は賛成?反対?

2007-01-29 16:00:02 | つれづれ日記

 「味噌汁でダイエット」

    「レタスを食べると安眠できる」

これも全部嘘だったのかーー 「あるある」の罪は大きいわね

 

 さて・・・・

内閣府が行った世論調査では「夫婦別姓」に関する考え方は

賛成36,6% 反対は35% で、反対派が結構増えた・・という事です。

そういえば80年代から90年代にかけて「夫婦別姓」に関する議論は白熱

していましたよね

今はちょっと下火というか、関心が薄れて来たのかしら?

 

 夫婦別姓・・・・私も一時迷いました。

ほら、なんと言ってもうちのだんなさんは私の姓を名乗っていますので

結婚の時は名刺から健康保険証まで全部改姓しないといけなくて

気の毒だから「別姓でいいんじゃない?」って言ったら、うちの旦那は

嫌だ。ちゃんと変える」ってあっさり変えちゃったんです

でも、最初は旧姓で呼ぶ人が多かったでしょう?

だから「通称で旧姓を使えば?」って言ったんですけど、「別にいいよ」っていって

さっさと苗字を変えちゃったの

その時は「私の旦那さんってなんてリベラルなんでしょうか」と思ったけど、

姓を変えて一ヶ月もすると、生まれた時から私の姓で育ったみたいに

見えるわけ・・・・

ご近所でも「○○の奥さん」って呼ばれて、まるで私が嫁に行ったみたい。

 

うちの親が亡くなった時は、旦那の親だと思われて弔電が来たりね。

要するに日本ではまだまだ「女性が姓を変える」のが当たり前になっているから

誤解が生まれるわけですよーー

よく、「婿養子だと肩身がせまい」なんていわれるけど、うちの旦那に関して

いえばその逆で、私の方が「何で私の肩身がせまいのかしら」と思った口でした

 

最近で言うと、私のお友達が結婚したんですね。

もう40も半分行ってるし、結婚したといっても別姓にするのかなーーと

思ったら、きちんと戸籍は旦那さんのに入りました

でも、職場ではずっと旧姓のままだし、私も旧姓で呼んでます

つまり、今は「通称」に関してそんなに抵抗がない時代なんでしょうね。

それに「苗字」に関してもこだわる人が少なくなって、正直

「どっちでもいいや」なんじゃないかしら?

戸籍上は夫の苗字でも、職場や友達の間ではずっと旧姓で通す事が可能

なら、無理に波風立てる必要はないって事なのかしら

 

ちなみに東アジアでは夫婦同姓なのは日本だけなんだそうです。

どうして日本だけがそうなのか・・ってのは諸説あるようですけど、

要は「夫婦別姓」をしている国では、子供は父親の姓を名乗るので、

妻だけが一生別の姓という事になって・・・それの方が「差別」っぽく見えるような

気がするんですが

女は一生実家を背負うわけで、夫の家族の一員ではないという考え方が

根底にはあるようですね

そう思うと、「夫婦別姓」はそのままフェミニストさん達の言うような

「男女平等」主義とは言えないのではないかしら?

 

ただまあ・・・今後、一人っ子が増えてお互いの苗字をどう守っていくかという

問題が浮上するのは必至で・・・

お墓は両方の姓を並べて書くと言う方法はあるけど、戸籍はねーー

ますます結婚しにくい状況が増えて、ますます少子化が進むような

気がしてなりません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする