毎日ドラマを見るのも楽じゃないですけど・・頑張ります。
エラいところに嫁いでしまった!
結構笑いながら見てしまい、ラストではぽろっと涙まで・・・なんで?
医者一家のオチこぼれの磯次郎君と、お姉ちゃんと比較されてきた
コンプレックスを持つ君子ちゃんが結婚しました
磯次郎君は優しいけど頼りなくて甘えん坊でドジなカレシ。
君子ちゃんはずぼらで家事一切出来ず、都会生活を誇りに思っているような
ミーハードジなカノジョ
この二人が磯次郎君の実家へお披露目いったらば・・・・・
そこには優しいお姑さんがいたんだけど、どういうわけか
「しきたりなのよ」と、次から次へと難題をふっかけてくる
(俳句を読めとか華道とかお料理とか・・・教養一般ね)
で、耐えられずに逃げ出した君子ちゃんを追って磯次郎君は泣きだし・・・
結局、情にほだされて別れられなかった・・・っと
で・・ないたのはね
超天然ボケの磯次郎君が「僕の妻は筆一本で食べてます。そんな妻を
僕は誇りに思います」ってみんなの前で堂々と言った時。
やっぱり、今時でもこんなに奥さんを褒めちぎる夫はいないわけで・・・
羨ましくてねーーもう谷原章介さん、大好きっ
思えばお互いにコンプレックスを抱えて生き辛さを感じている二人が
お互いのそばにいるだけで「ほっとする」というのは中々リアルな設定
ゆえに、天然ボケでドジで泣き虫の夫でも、ずぼらで自らの首をしめるタイプの
妻でも「あばたもえくぼ」になっちゃうわけで。
でも・・・朝、君子が起きたら夫はすでに犬の散歩を終えていた・・なんてこと
うちもあったけど、あれは気まずいよーー
ドラマのお姑さんは怒らなかったけど、うちは口を聞いてくれなかったもん。
うちの姑に比べたら松坂慶子さん演じるお姑さんは優しい
しきたりくらいいいじゃないの・・・と思ってしまうところがミソです。
(そりゃあ、いきなり何十枚も俳句を作れと言われたらびびるけど)
とりあえず、仲間由紀恵と谷原章介の夫婦漫才みたいなコンビがとっても
面白い。特に仲間が「磯次郎さんや」って呼ぶ時は
「どうしょうもないカレシに手をやく妻」みたいな感じで超笑えます。
定番の「しきたり」どたばたもまあ、今の所うまくやってるし。
あとは、マンネリに見えないようにしてねーー
拝啓、父上様
脚本家が同じだからしょうがないんですけど・・・・
今回の二宮君、モロ「北の国から」の純君になってます
ナレーションにいちいち「・・・なわけで」がつくと、ついつい吉岡君を思い出すわ。
きっと10年若かったら吉岡君がやっていたんでしょうね
で、舞台は神楽坂(昔、行った事があります。小学館があるのよ)
その料亭「坂下」を巡るさまざまな出来事が今後どうなっていくのか。
最初はちょっとダレるとおもったけど、「坂下」が危ないというあたりから
急に盛り上がってまいりました
とはいえ、まだ今回は登場人物紹介に終始した感が。
一平の二宮和也君 非常に上手です
もう完璧プロの役者よねーー
梅宮辰夫氏・・やっぱり板さんが半分本業みたいで板についてます
八千草薫おばあさま。政界のドンの愛人だったというのが見事にハマって
素敵だわーー 日陰の身ながらの清楚な白菊って感じです
特別出演の小林桂樹さん。「マグロ」に続いてのご出演ですけど
非常に痩せてしまったのが気になります。
勿論、一平の弟弟子になった時夫君もなかなかいいんじゃない?
ラストの方で、謎の少女がおとして階段を落ちていくりんごの赤さが
目にしみる・・・映像の美しさも満喫出来ました
でも何よりもショックで・・でも、いいなーーと思ったのは
高島礼子演じる雪乃ちゃん 彼女、私と同い年なんですけど
二宮君みたいな素直でいい息子がいたらいいわーーって
そりゃあ、この年齢にして23歳の子持ちっていうのはショックですけど
(19で産んだ設定でしょ)
でもああいう息子ならぜひぜひ欲しいわ 誰か取り替えて
ところで・・・
15日から「優しい時間」が再放送されます
これまた倉本脚本で二宮君が出て・・というドラマでしたが
本放送ではあまり視聴率が取れなかった作品なんですよね。
毎週見ている分にはあまり面白いと思わなかったのですが、毎日見ていると
絶対にハマります
とにかく冬には冬ドラ・・・北海道の景色の美しさと登場人物の優しさに
ものすごく癒されるドラマです
ここでの二宮君も本当に素晴らしい演技をしていますよーー
まだの方はぜひ見てね。