これを多いというのか、少ないと感じるのか。
というニュースが入ってきました。
最初の子供が3歳の男の子でぎょっとしましたけど、次が生後2ヶ月?
今回も生後一ヶ月くらいだったと記憶しています
マスコミはどう報じたいのかなーーと思うんですが。
この3人という数字が多いと思うのか少ないと思うのか。
「やっぱり赤ちゃんポストは子捨てを助長している」と思っているのでしょうか?
病院側は年に一回だけ、人数だけを公表するといっていますが、
私もそれでいいと思います
いちいち、ポストに赤ちゃんが入るたびに「○○人目」なんて報道しなくても
いいんじゃないかなーー
やっぱり「赤ちゃんポスト」に子供を預けるのは、それなりに事情があるから
だし、決して「子捨て」を助長しているわけではないと思うんですよ。
これがなかったら、もしかしたらコインロッカーに入れられていたかも
しれないと思えば、やっぱり「赤ちゃんポスト」があってよかったなという事。
それよりも、やっぱり母親が一人では子供を育てられない環境を
作り出している今の世の中の方が間違っているのではないでしょうか
母子家庭に対する福祉が行き届かないばかりか、削減される一方です。
頑張って育てても、生活保護が打ち切られて餓死した話なんかザラですよ。
コムスンの問題なんかも示しているように、そもそも国の取る
「福祉政策」がきちんとしていないから、何とか不正を犯してまでも利益を
生むしかないとか、「赤ちゃんポスト」のようなものが出来上がるのでは
ないでしょうか
「福祉」を民間に委ねるに当たっては多少の矛盾も許すだけの度量が
国にないと困るのでは?
「赤ちゃんポスト」に関して言えば、
「子供は親が育てるべき。他人の手に委ねるのは倫理上おかしい」というのが
安倍総理の考え方ですが、それは子供のいない総理の考えること。
親が子供を育てていたって満足に食べさせられない場合もあるし、虐待で
死なせるケースも随分多いです
確かに子供は親が養育するのが最もふさわしいと思いますが、それは
あくまで「平均以上の経済力と常識を併せ持つ両親の元で育てられる」という
前提付きだと思います。
生まれでた赤ちゃんが親の元で育つのか、赤ちゃんポストに入れられるのか
コインロッカーに捨てられるのか・・それは本当にその子の運ですけど
何とか柔軟に、血のつながりにこだわらない「親子関係」を構築していって
幸せに育って欲しいと思いますね。