本日、午前中から外出してまして。長野の聖火リレーの中継は
最初の方しか見れませんでした。
本日、観劇したのは宝塚・宙組「黎明の風」という作品で、白州次郎の
お話だったんですけど、激動の戦後に日本人としてのプライドを失わなかった
彼の行動に涙し、尚且つ、今の政治状況を見るにつけ、情けないやら
悲しいやら・・・時節柄、複雑な心境の観劇になってしまいました。
白州の台詞に
「過剰なナショナリズムは国家を破滅させる」というのがありましたが、
今の中国はまさにそう。
そして日本は中国、ロシア、北朝鮮と共産圏に囲まれた国である現実を
まざまざと見せ付けられたような気がします。
中国人の数にびっくり
いくら留学生を扇動してもネットで呼びかけても、長野にそんなに沢山の
中国人が来るのか?という疑問は持っていたんですが、あの長野駅前の
中国国旗の多さにびっくり というより・・・恐怖っ
他国の1県を侵略したと言っても過言じゃないのでは?
だって・・・日本人はみーんなシャッターしめて、沿道にも近寄れず
ただテレビの画面を見ているのみ。
蟻のような中国人と国旗・・・僅かにしか映らないチベット国旗
これはもう、「聖火リレー」じゃない
平和の象徴と言ったアナウンサー
日テレを見ていたんですが、アナウンサーが
「これはもう本当に戦争かもしれません。でもそれを日本でやらないで
下さい」
「今、平和の象徴の聖火が・・・」
と言っているのに違和感を感じました
チベット問題は遠い国の問題ではないと思います。アジア全体の平和と
人権に関わる問題です
ゆえにこのようなごたごたが起こっている現状を見て、
「なぜ?」と考えないといけないのに、ありありと
「日本でだけは何事もなくリレーが完結して欲しい」という気持ちだけが
先行している・・・それって国際社会の一員としていかがなものでしょう?
また、今回の聖火は「平和の象徴」ですか?違うでしょう?
中国の「権威の象徴」でしょう?
ぐだぐだと長野オリンピックの聖火リレーについて語り、「残念ですね」と
言い続けたサッカー選手の方、あまりにもKYだよーー
それでも笑顔で走る方々
欽ちゃんも福原愛ちゃんも必死に笑顔で走っていましたが、今回、
この笑顔は適切だったのかと・・・・
「中国とチベットの事は今は関係ない。スポーツに政治は関係ない」
という気持ちの表れなのかもしれないけど、ここまでになった原因は
中国にあり、にっこり笑って走るという事は中国側についたとみなされて
もしょうがないのかも。
雨は降った・・・・
ネットで「雨乞い」祈願なるものがあったようですね。
聖火リレーに雨がふって聖火を消してくださいと祈るの。
その甲斐があったのか、聖火は何度も付け直しを余儀なくされ、雨は
降り・・・・日本人が出来ることなんて、せいぜいこんなものよね。
(火がなかなかつかなかったのはその場所が心霊スポットだったから?
それとも神風が吹いた?)
正しく報道されたのでしょうか?
私が見ている限りは中国国旗ばっかり目だっていましたが、抗議する
チベット人はちゃんと画面に出たのでしょうか?
一部、偏向報道ではないかとの疑いもあり。
とにかく、3000人も人を使って聖火の回りを取り囲み、日本人は
沿道にいず、中国のナショナリズム高揚の場になってしまった長野の
聖火。これでは全く意味がない。税金の無駄遣い。
でも福田総理はきっとにっこりなんでしょうね。
「これで来月、胡錦濤さんをお迎えできるぞ。フフン」とか言ってそう。
両陛下は心と裏腹に笑顔で出迎え、晩餐会で乾杯するのか・・・
あのサンフランシスコ講和条約の時、巻紙に筆で日本語でスピーチを
書いた日本人の気骨は失われたのかもしれません。
いや・・・冷静で中庸な中国人気質も失われたのでしょう。
(諸葛孔明も劉備玄徳も・・いや周恩来ですら同じ中国人とは
思えなくなった私です)
世界大戦で重要な人材が多く失われたツケが今来ている。
そう思わざるを得ません。