ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

邦なつき退団

2011-10-17 17:01:43 | 宝塚コラム

え・・・・?って感じでした。

 

 邦なつき退団 

 

 専科の邦なつきが10月16日付けで退団。

 

10月16日付けといえば月組公演 「アルジェの男」の千秋楽って事ですか?

言ってくれたらもっとみたのに・・・・

こんな、ひっそりとあっという間に退団なんて。

って、昔の専科さんはそれが普通だったかもしれないよねーー

そうは言っても月組の組長だった人だし、なんらかのセレモニーがあってもよかったな。

今は生え抜きがいない状況下で、そんな事やってもつまんないかもしれないけど。

 

邦さんといえば「お母さん役」というのがぴったりな人でしたよね。

ハスキーボイスが特徴で、ふんわりと柔らかな感じ?ジェンヌにしては少々

老けているような雰囲気も「お母さん」にぴったりだったかなあ。

印象に残ってるのが

銀ちゃんの恋」のヤスのお母さん 九州弁を駆使して小夏に息子の事を

よろしく頼むという台詞・・泣かされたもんですね

それに天海版の「ミー&マイガール」のマリアおばさまもよかったなあ。

かなり意外っていうか、完全ミスキャストだったんじゃないか?っていうのが

皇帝」で演じたネロの母 息子にエゴ丸出しのおかしな役で、でも熱演ゆえに

やたら覚えていたりします。

 

最近は「お母さん」が似合う専科っていないもんねーー

みんな綺麗なお姉さんもどきだし。それが時代の流れなのかもしれませんが。

今後は外部の舞台に出るのかしら?頑張って欲しいなあ。

コメント (4)
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南極大陸

2011-10-17 08:19:26 | ドラマ・ワイドショー

 南極大陸 

 

昨日は初回2時間。来週は10分拡大版。

内容といい、出演者といい、大盤振る舞いですごいドラマだなあと思った次第です。

昭和30年・・・っていうと郷ひろみが生まれた年 

まだ東京タワーが出来てなくて皇太子成婚も先。テレビは街頭テレビが主流?

戦争が終わってまだ10年だったのよねーー

今まであまり深く考えた事なかったけど、大きな災害や戦争から10年。この10年が

長いか短いか・・・ってよく考える必要があると思いますね。

まだ戦災孤児も多かったろうし、シベリア抑留者も帰って来てない・・・とか色々考えると

表面的に復興してはいても内面はまだまだって時代です。

そんな時代に「南極大陸」に観測にいくというのは超現実主義者からいえば

馬鹿の一言だし、庶民からみれば「夢」だったんでしょう

 

非常に脚本がしっかり出来ていて、泣かせる所あり誇らしい気持ちになる所

ありで今後が大いに期待できますね。

特に北海道での樺太犬とのふれあい・・・リキが先導して一斉に走り出すシーンなど

感動的で素晴らしかったです。

いやーータロウとジロウって捨て犬だったの?一歩間違えたら死んでたわけ?

それってすごすぎるっ

たった1年の間に船を改造して、犬を調教して、寒さに耐える器具を作る・・・・

並の敗戦国には出来ませんよ。

でも「宗谷」の改造に大和の設計者が関わっていたというなら話は別だったんですね。

しかも、他国の協力をえられないまま何もかもオリジナルでやらなければならない。

過酷だけどチャンスだった・・・という事でしょうか。

 

余談ですが、今世界で起きている「格差デモ」の原因はグローバル化にあると

言われています

高度なIT知識や技術を持つ人のみが高額な報酬を得る。

コスト削減の為に企業が海外に進出し、自国の労働者の仕事がなくなる。

世界に羽ばたく・・といえば言葉が美しいけど、それが結果的に自分の国の国民を

「裕福か貧乏か」の二つにわけてしまうというのは本末転倒ではないかと

 

もし、宗谷という船ではなく海外から砕氷船を輸入出来ちゃっていたら、

日本の造船技術は発達しなかったかもしれないし、樺太犬の発想も消えていたかも。

東日本大震災による復興に必要なのはグローバル化とか自由化じゃなくて

日本独自の・・・東北独自の技術や産業を国内に留めて向こうから買い付けに

来させることでは?

例えば・・・「枝豆」冷凍枝豆って外国でも人気らしいですけど、アメリカで買えるように

するんじゃなくて日本に来て買ってもらう。

「ここにしかない」ものに人はあこがれるし。

日本の産業利益を外国人に還元するのはもう少し景気がよくなってから・・・

 

で。

主演の木村拓哉・・・この人は本当に10年経っても木村拓哉です

「君を忘れない」に出てた時とすっかり同じ笑い方、目線、しぐさにちょっと笑いました。

でも、だからいいのかなーーって。今回の倉持役は木村拓哉ありきの作品に

なりそうな感じ。それだけのオーラがあるなあって事。

というのは、この人、本当に子供と動物の扱いが上手

町の子供達に南極の地図を見せてあげてる所とか、小銭の寄付を持ってきた

子供達に囲まれている姿とか、それが自然な「父親」「お兄さん」の姿になってて

非常に好ましく思いました。

また、樺太犬とのふれあいも、無邪気にじゃれあっている所などはごく自然。

その自然体が絵になる・・・それが木村拓哉なんだなあと。

 

脇を固める柴田恭兵が元気そうでほっ 倉持の上司という意味でぴったりと

くっついてくれましたし、敵役の堺雅人・・・役柄が合わないかな?と思ったら

見事な変身ぶり。香川照之はもはや出演しているだけで安心感が。

それに緒形直人。さすがに渋いなあ 綾瀬はるかも上品な感じが素敵です。

でも何で倉持の死んじゃった奥さん役が仲間由紀恵

戦争で死んじゃった経緯に何かドラマがあるのかなあ

 

でも、とりあえず出航!いきなり、接岸不能の場所へいくなんて無謀だし

いじめだなあ・・・とおもうけど、それを乗り越えていくんだよね。

何とも楽しみです。

コメント (2)
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