なんていうか・・・もう勝手にしてほしい。
バッハ会長のズレたIOC発言に「そこじゃないんだよっ」と怒り心頭。
最後は「安全で安心な大会を開催するためにフォーカスするべき。
我々も一生懸命努力している。アスリートのために努力をする。
安全安心な大会を可能にするのは、日本のみなさんの粘り強さの精神と逆境を耐え抜く能力を持っているからだ。日本の美徳に感謝したい。
7月23日の開会式のときには世界の方々とともに祝うことになるだろう」と精神論でああだこうだ言い出す始末です。
現在の日本人はアスリートの為に努力してほしいとは思っていない
逆境を耐え抜くのは、その先に成果が見えると信じているから。外国による侵害は別。
五輪開催を日本人の美徳頼みにするんじゃない
と思うんです。
バッハ会長は「医療スタッフの追加支援」を行うと言いました。
他にも五輪選手に対し別枠でワクチンを確保しているそうで、日本人選手も結果的に優先的にワクチンを接種することになりました。
スポーツドクターになりたい人は応募の倍もあり、だけどワクチンの打ち手やコロナの受け入れはしたくないという。
どんどん五輪が日本国民から離れて「上級」国民の集まりになりつつあります。
先日の札幌でのマラソンテスト大会では、外国関係者はチャーター機を使って移動したとか。それは感染を防ぐ為に必要であり、14日間の隔離期間を短くする為の策だったといいますが、莫大なお金がかかっています。
下々では、店でお酒を飲む楽しみを奪われ、路上飲みもバリケードで封鎖。
ワクチンの予約もなかなか出来ない老人達が毎日、怒りと失望と焦りで病気になりそうになっています。
もう何名から苦情を受けたかわかりません。
今月の始めはまだ「もう少し気長に待ってください」と言ってましたが、ここまで来ると「2回目の予約が出来ない。このまま期間が空きすぎてしまったら責任をとって貰えるのか」と強気で言う人達。
問い合わせと予約をやってもらう為に市役所の前に長い列が出来たとか・・・
・予約開始日に予約出来ないと永遠に予約出来ないと思う
・自分では出来ず、家族に頼んだら仕事に支障が出て文句を言われ、責められ、もうどうしたらいいかわからない
・スマホもパソコンもないので、広報紙のみが情報源だから、予約会場の更新などの最新情報が手に入らない。
・7月までに2回の接種を終えないといけないと思っている。あるいは1回目から4週間以内に2回目をしないといけないと思っている。
・回りから「予約とれた」という声を聴くと取り残されたような気になって悲しくなり、永遠に接種出来ないような気がする。
そして「家族崩壊」家族中がギスギスした雰囲気になり、言葉が少なくなる・・・
コロナのワクチンで家族崩壊ですよ。
この問題は根が深いと思います。
若い人のスケジュールを変えてしまう事への罪悪感と、余計な仕事を増やされたと思う若い世代。それもスムーズにいけばいいものを、半日頑張ってもどうにもならない。
そんな状態の日本で、五輪選手はワクチン接種を優先的に行い、ドクターもついていて。
アスリート達への見えない中傷なども怖いですよね。
だけど、バッハ会長にはなんてことない。
所詮は外国の話だしね。
菅総理も橋本会長も丸川大臣も「上級」国民ですので、全然庶民の苦しみがわからないのかもしれません。