まず、知床の水難事故に対して心から哀悼の意を表します。
まるで日本版タイタニックみたいな話で・・・信じられなかったです。
海が荒れていたのに、船体に傷がついていたのになぜ出航したかという事は記者会見であきらかになるでしょう。
船体が割れていた事を発見した人も、もっと強く「これで船を出すなんて非常識」と騒いでいればあるいは乗客に「何事?」と聞こえて、出航出来なくなったんじゃないかとか思ったりもするのですが。
救命胴衣を着ていても、やっぱりダメなのかと。
ここはボートが必要だったんですね。きっと。
北海道の海を甘く見てはいけないです。昔からそうです。
テレビのニュースではこの船会社の事はボロボロに言われておりました。
それがわかっていた他の船会社の人達、人間の命がかかっている仕事ですから「勝手にしろ。やっぱりやっちまったか」ではすまないと思います。
さて、
これね~~知らない間に削除されて大問題になってました。
ウクライナの公式ツイッターに上げられた動画で、ヒトラーとムッソリーニと昭和天皇を同列に並べてファシスト扱いしていたそうです。
ウクライナ政府、それから大使館も謝って動画は削除されたのですが、大使館いわく「これはウクライナの公式アカウントではない」と言い出したとか。
私は、ゼレンスキー大統領がアメリカで演説したとき「真珠湾攻撃」に例えた時から「正直、援助なんかする必要はないんじゃないか?」と思いました。アメリカをその気にさせる為の言葉とはいえ、真珠湾を例に出されたら日本は怒るべきだったんです。
出も日本は防護服やドローンを提供。こんな動画を上げられても今度は自衛隊の輸送艦を提供とか言い出しているんです。
お人よしというかお花畑というか、自分の国の天皇がヒトラーやムッソリーニと同列に並べられるなんて侮辱でしょ?
でも歴史的に見れば日独伊防共協定とかあって、日本はイタリアともドイツとも友好関係にあった事は事実です。
昭和天皇は独裁者ではなかったし、軍部だってヒトラーやムッソリーニとは全然違います。
違うけれど、「枢軸国」の責任を一身に背負わされたのが昭和天皇です。
ゆえに、ウクライナなどの国からすると日本なんてそんなイメージしかないんですよね。
怒るだけ無駄・・・って言ってはいけないんだけど。
日本を「悪の枢軸国」というイメージにしたのは当時の連合軍で、その中にはソ連も入っているしね。ぜひ歴史の教科書をきちんと書いてほしいわ・・って今、ウクライナの学校の教科書はロシア製になりつつあるんですよね。
ロシア語を教えたりして。
それじゃまるで戦前じゃないか~~と思います。
ロシア語と言えばいつも昔読んだ「キュリー夫人」を思い出します。
ポプラ社から出ていた伝記。
当時、ポーランドはロシアに征服されていて、ポーランド人は母国語を喋る事もままならない状況だったと。
先生達はロシア語を教えるふりしてポーランド語を教えたりしていた。
そこにソ連の役人が来て授業参観をした。
「先生、生徒にロシア語をしゃべらせて下さい」
先生は震えながら一番ロシア語が得意だったマーニャをさし、マーニャは見事なロシア語で答え、役人たちを感嘆させたのです。
でも、役人がいなくなった教室では先生が泣いていた・・んじゃなかったかな。
マーニャは成長してフランスへ渡り、マリーという名前になってピエーリ・キュリーと結婚。フランス国籍をとったのは「自由な国」だから。
どこか「NEVER SAY」のジョルジュの人生に似てますよね。
日本人がなかなか英語を覚えられない理由、それは「自分の国で日本語を自由に喋ってそれで不自由がないから」だそうです。
なんて幸せな国なんでしょうか。
ウクライナの毎日は本当に辛い。
おむつもない、食べ物もない地下で暮らす人たちが「戦争を早くやめて」という気持ちはすごくわかります。
でも、それはロシアに言っても無理。
ロシアはまさにそうやってウクライナ人が疲弊していくのを待っているんですから。ロシアもウクライナももう自ら戦争を止めることは出来ないでしょう。
どっちが負けても民族が滅びるくらいの屈辱が待っているのですから。
果たして上記の動画、ウクライナの本音と言えるのか言えないのか?
公式だろうが非公式だろうが助けて貰いながらも相手を侮辱するというのは、日本人にはありえない事です。
だから完全にウクライナを信用できない気持ちもあります。
国家がこぞって義援金を募る必要性があるのかどうか疑問です。
「よその国の戦争はよその国に任せればいい」と一歩引くのも大事じゃないですか?
本当に日本人はお人よしで単純で忘れるのが早い民族です。