ふぶきの部屋

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祝!ご成婚30周年 雅子様語録40

2023-08-05 07:00:00 | 日本一運のいい女 雅子皇后の肖像

 2006年3月13日 東京ディズニーリゾートへ

その日、皇太子ご一家と池田礼子ご一家がディズニーリゾートを訪れるという話は、一般人には知らされていませんでした。

すでに朝の8時すぎから一般の人達がゲートに集まって開園を待っています。

この日の予想来園者数は5万5千人でした。

東宮一家は前日よりミラコスタに宿泊でした。

それも一般人には知らされておらず、朝からものものしい数の警備員とSPが玄関前に立ち、一般客が入ろうとするのを阻止しています。

雅子様は珍しく、朝早くから目が覚め窓から見えるシーの風景を見ると、わくわくしてきました。

今日は自分達が主役、誰よりも特別扱いされて、ディズニーを楽しむ事が出来る日なのだ。

皇太子様や雅子様はご存知でなかったかもしれませんが、この日、千葉県警が警備の担当となり、皇宮警察と一緒になって、ランドやシーの駐車場から門、そしてアトラクションの至る所に配置されて警備を行っていたのです。

皇太子ご一家と池田礼子ご一家は、恭しくミラコスタから出てこられ、そしてシーの中に入りました。

さらに園内を走る車に乗り込まれ、集まった人達にお手ふりをされました。

観客たちはみな、最初こそ「雅子様だ」と言って笑顔で写真を撮ったりしていたのですが、すぐに皇宮警察に抑えられ、「写真は撮らないで」と規制されたり、シーのありとあらゆる場所は「お休み」の札がかかるに従って不信感を抱き始めました。

そんな事はおかまいなく、雅子様は海風が厳しいリゾートの中であっても、薄着でにこにこと笑っていらっしゃいました。

「お姉さま、最高ね」と礼子さんがおっしゃり、雅子様は「私のおかげでしょ」と茶目っ気たっぷりにおっしゃる。すると礼子さんは「はいはい。そうよね。でも私達だって準皇族なんだから、これくらいの待遇は当然かもね」と笑いました。

明らかについてきたくなかった礼子さんの御夫君は妻の不敬な「準皇族」という言葉に首を振り、皇太子様もちょっと苦虫をかみ殺したような表情をされました。

でも。ここはあくまでも皇太子ご一家が主役なのです。

雅子様達は今度はミッキーやジャスミン達の出迎えを受けました。

雅子様はもう嬉しくて満面の笑みを浮かべたのですが、愛子様は怖がって後ずさりされます。それを皇太子様は一生懸命「愛ちゃん、ほら、ミッキーマウスだよ」と言って前に押し出すのですが、どう見ても愛子様はには巨大な怪物にしか見えなかったようです。

 ご一家はさらにエレクトリックレールウエイに乗り換えてマーメイドラグーンへ。

マーメイドラグーンの中には小さい子達が遊べるようなアトラクションがいくつか用意されていました。

子持ちの親にとっては、「ここで少し遊ばせよう」というような場所なのですが、東宮ご一家が入ると、とたんにマーメイドラグーンに入る4つの橋は封鎖され、人々はそこに入れなくなりました。

せっかくアリエルと会うのを楽しみにしていた人達にとっては「え?突然なんで」という事になります。また皇宮警察も千葉県警も、皇太子一家をおいかけて歩く一般客を引き留めるのに必死になっていました。

愛子様はどう見てもシーを楽しんでいるようには見えませんでした。

ほぼ無理やり、「ジャンピンジェリーフィッシュ」「フローフッフュバルーンレース」に乗り、さらにマーメイドラグーンミュージカルを見せられたのですが、世界が全て愛子様の敵のように思われたのでしょう。終始怯えて、怖がって、凍り付いた顔になっています。

それでも雅子様は満足でした。

子供と一緒にアトラクションを次々制覇し、いつかは経験したかった「子供の頃」の字自分にすっかり返る事が出来たからです。

しかしその間も、1時間以上マーメイドラグーンに入れない人達は、だまになってそこらへんの警官たちに「いつになったら入れるの」とくってかかる場面もありました。

お昼になってやっと東宮ご一家はミラコスタに戻って昼食を取られたのですが、今度はホテルのレストランが閉鎖されてしまい、訪れた客が「何で?私達宿泊しているのに」と不満を漏らします。

警備が説得し頭を下げ「とにかくダメです」の一点張り。その向こうで雅子様はフランス料理を楽しみ、愛子様もミッキープレートを召し上がりました。

皇太子様の胸の中は、かすかにざわついていました。

こんな事までして国民から反感を買うのではないかとの疑念です。

それは池田家のご当主も同じようで、妻や子が楽しそうにしているの見ながら、ためいきをんついていました。

ランドの方は緊張が走っていました。

東宮ご一家がいつ登場するかまるっきり情報が入って来ないからです。

シーより狭いランドでは密になる事も多いですし、アトラクションに並ぶ人も多い。

彼らをどのように問題なく移動を止めるかが課題でいした。

やがて満を持したように現れた雅子様達は、

楽しそうに園内を歩きます。

トゥーンタウンは警備の人達で一杯になって閉鎖。

一番人気のぷーさんのハニーハントは、「ぷーさんははちみつを取りに森へ行きました」と閉鎖、あっちもこっちも次々閉鎖になるので、一般客はどのようにうごいたらいいかわかりませんでした。

トゥーンタウンのショップも閉鎖。皇太子家と池田家の貸し切り状態。

ここで沢山のお菓子やおもちゃを見て、さすがの愛子様も無表情を貫き通す事は出来ず、思わず「きゃー」と叫びしました。しかし、その声はショップの外にま聞こえて、側にいた人達は「何事が起きたのか」とびっくりするやら慌てるやら。

午後も大夫すぎると、一般客も増えて来ており、警護の者たちは一掃鋭い視線を向けなければなりませんでした。

パレードを鑑賞し、ミッキーと写真を撮り・・そいうように一家が動けば動くほど、興味本位の観客も動く。とうとう警備員はご一家を取り巻くように人壁を作って阻止しなくてはなりません。

愛子様は怯えつつもぷーさんと握手して写真をとり、ショップに入り、手あたり次第のものを籠に入れていきます。当然、ファンタジーランドに来ていた人達は、店が貸し切りになっているのを見て不満を漏らします。

近くのトイレまでが閉鎖されてしまうので、子供が泣き出すと言う事もありました。

キャスト達は一生懸命おもてなしをしつつ、一般客の事を気にかけています。

案内役のキャストが持っていた予定のコースは全く役に立たず、一行は次から次へと予定を変えて、あっちこっちへ移動するのです。

雅子様は幸せでしょうがありませんでした。

ミラコスタでの豪華な昼食、一般人を後目にアトラクションは最優先で乗る事が出来る。ショップに入って買い物をするのも楽しいし、パレードも最高!

「遊ぶ」という事がこんなに楽しいものとは思いませんでした。

結局、滞在時間が大幅に延びて、一行が退園した時には、多くのキャストや観客はほっとしたことです。

 

皇室の日程にはこの日の事は「千葉県行啓」と書かれてありました。

皇室御用係の記者達は、このお遊びに対して批判しました。

皇太子ご一家だけでなく、なぜ池田礼子一家も一緒だったのか。費用は誰持ちだったのかなどと細かい部分まで追求しようとしましたが。宮内庁は「わかりません」で押し通したのでした。

 

 2006年3月15日 皇太子メキシコ訪問見送り

3月15日には、皇太子様がメキシコへ行かれました。

そのお見送りの時、ちょっとぐずった愛子様は、ディズニーチケットを持たされて何とか泣かずにお見送り出来ました。

(次はどこへいこうかした・・・鴨川市―ワールドがいいわね)などと考える雅子様。

なにもかも忘れて遊び倒す事で、紀子様のご懐妊を忘れようとされていました。

そして、オランダの国際司法裁判所所長となられた小和田の父君は、ある目的をもって小泉首相と面会されたのでした。

コメント (4)
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