ふぶきの部屋

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韓国史劇風小説「天皇の母」159(泣き虫のフィクション)

2014-07-14 18:06:00 | 小説「天皇の母」141ー

どうしよう。どうしたらいい?」

皇太子はうろたえて部屋の中を行ったり来たりしていた。

落ち着いて下さい」

侍従長は必死に宥めたが皇太子は聞く耳を持たないようで

ひたすら「どうしよう」とつぶやき続けていた。

軽井沢へ迎えにいけばいい?」

なぜですか?」

なぜって・・・・マサコの様子もわかるし

公務がございましょう

・・・じゃあ、電話。電話して下さい。軽井沢に」

暫くすると電話をしていた女官が戻ってくる。

妃殿下はお加減が悪く、お電話には応じられないそうです

どこが悪いの?また帯状疱疹?」

さあ・・・そこまでは・・・・」

どうしよう」

おろおろとする皇太子に側近たちは心底うんざりしたようにため息をついた。

マサコの不調は嘘である事、軽井沢へは家出同然で逃げ出したという事くらい

みんなわかっている。

わかっていないのは皇太子のみ。

殿下」侍従長が諭す。

「妃殿下がお帰りにならなくても皇太子殿下は毅然としているべきです。

うろたえたりおろおろしたりしてはいけません。

何より殿下には公務がございます。それを最優先にしなくてはいけないのです。

妃殿下のわがままに付き合っては」

わがままなんかじゃない

皇太子はそれこそ「毅然として」言った。

マサコは宮内庁に苛められたんだよ。世継ぎを産めとか言われて。

女性に対してそんな事を強要していいと思っているのか?東宮大夫も宮内庁長官も

元々マサコを気に入らなかった。

なぜかってそれはマサコが頭がよかったから。学歴があって仕事もしていたから

生意気だと思ったんだよ」

皇室の繁栄の為にお世継ぎを・・・と望むのは当たり前の事ではありませんか?」

そ・・そうかな」

そうです。皇統はきちんと継承されていかなくてはなりません」

アイコがいるもの」

ああ・・・侍従は頭を抱えた。2500年の歴史を学んでいる筈の皇太子はいつから

こんな思考停止に陥ったのだろう。女性に皇位継承権がない事くらい常識だろう。

自分で作るのが嫌ならなぜ弟宮に言わないのか?

アイコは僕の娘だ。将来は天皇の娘になる。たった一人の子供だよ。そのアイコに

皇位継承権を認めない方がおかしい。過去に女帝は何人もいるんだから

愛子に皇位継承権を持たせて、将来の天皇にすればマサコだって」

お妃が皇位継承に意見をするなど考えられない事でございます」

だって雅子は皇太子妃だもの。そういう事いう権利はちゃんとあると思う」

皇太子は譲らなかった。妙な所で頑固なのである。

「陛下からお召でございます」

女官が告げた。

皇太子はびくっとすると「行かなくちゃダメ?」と聞いた。

はい」

侍従長ははっきりとそう言った。

 

皇太子の脳裏には前年の記念写真撮影の記憶がよみがえった。

アイコの障碍がわかってからマサコは参内する事を極端に嫌がるようになり

避けて通っていたのだが、12月の中旬に行われる「正月用」の写真撮影は

避けられなかった。

アイコはすでに「おむずかり」をするようになっていて、養育係が数人で必死に宥めるような

ありさま。そういう光景を見せるのも嫌なら見るのも嫌なマサコ。

多分、陛下は「すぐに専門の教育係をつけよ」と言うに違いない。

そんな風に口出しされる事がたまらなく嫌なのだ。

マサコにとってそれはプライドの崩壊に違いないし、自分が責められているようでたまらなく

嫌だったし、まだ心のどこかで「娘は障碍ではない」と思っていた。

それに、この事でアキシノノミヤ家の産児制限が解かれたなら・・・・

そんなわけで、その時の「記念写真」撮影会は「氷の団らん」の始まりだった。

沢山のおもちゃをばらならに並べた真ん中にアイコをおき、皇太子夫妻は彼女に

つきっきり、アキシノノミヤ家は傍観するだけの。

撮影時間ぎりぎりにやってきた皇太子一家は天皇や皇后に挨拶もそこそこに

勝手にロケーション体制を取り始める。

トシノミヤ、こっちへいらっしゃい」と皇后が呼ぶのを無視して、マサコはアイコを

離さなかった。その異様な雰囲気に、天皇も皇后も何も言えなかった。

妃殿下、陛下がトシノミヤをとお召ですよ」とノリノミヤが口をだしたが

この子は私じゃないとダメなのです」と譲らない。

マコもカコも小さい宮と遊びたいと思ったが、母親が仁王立ちしててとても無理だった。

撮影の主役は東宮家だった。

おもちゃの真ん中に座らされたアイコはさながらハリウッドセレブの子供のように

一つのおもちゃを持っては投げ、またすぐに興味を持つと手を伸ばし・・・・

両脇には両親がびったりくっついて、皇族はみな見守っているというような図式だった。

外敵から守るようなマサコの態度にみな不愉快になったが、誰も何も言わなかった。

しかし、どんなに頑張っても雰囲気には出る。

そういうものを察したのか、写真撮影が終わるとマサコとアイコはさっさと帰ってしまった。

療育の話をしようと思っていた天皇も皇后もどうしようもなかった。

千代田の側近たちも皇太子妃の態度に腹を立てていた。

とりわけ皇后が何も言わない事にさらにいぶかしく思う。

昔、皇族方から「苛められた」とされる皇后は、だから皇太子妃は甘いのだろうと

思われた。

そうはいってもご成婚から10年以上経っているのにこのありさまでは。

皇后陛下の采配が悪いとしか」

いやいや、皇太子殿下が何もおっしゃらないから

結局はそこに行きつく。

それゆえに、今回の「軽井沢籠城」事件は側近たちにしてみれば

皇太子の目を覚ますいい機会だととらえた。

今の今まで皇太子たる者をここまでないがしろにした皇太子妃がいたろうか。

あの藤原高子だって・・・・

そんな平安の大昔の事くらいしじか思いつかない。

 

殿下、ここはしっかりとなさいませ

侍従長は皇太子のネクタイを直しながら言った。

妃殿下は皇室に向かなかったのです。ここは潔くお別れすることも視野に入れて。

そうでないと皇室そのものの権威を貶める事になります」

しかし、皇太子は答えるどころか口を真一文字に結んでぷいっとそっぽを向いた。

とにかくお召ですから大急ぎで」

皇太子は終始無言だった。

 

一体どうしたというのか」

私室に通されるなり、天皇は怒りの声を上げた。

皇太子妃が宮を連れて実家の別荘に静養に行くなど考えられない事だ」

なぜ御用邸を使わないのですか

皇后も押し殺したような声で言う。

去年の冬から病気をした事は可哀想だと思っている。だから公務に出なくても

態度が多少おかしくても目をつぶって来た。

しかし、今回の事は大目に見る事は出来ない。軽井沢行は皇太子が承知した事なのか

天皇の問いかけに皇太子は黙ってうつむく。

何とか言わないか」

マサコは傷ついているんです。アイコの事で色々言われたし、世継ぎのプレッシャーを

かけたりするから」

誰がプレッシャーをかけたと?」

おもうさまとおたあさまです」

その言葉に天皇も皇后もぎょっとした。

アイコに皇位継承権がないからって次を産めとか言ったでしょう?」

そんな事言ってない

いえ、東宮大夫が陛下の意を受けて申したのです。だから言ったも同じ事です」

天皇家にとって世継ぎは大事なことだ」

だからアイコがいるじゃありませんか」

女性は天皇にはなれない」

そこがおかしいって言ってるんです」

皇太子は大声を出した。

アイコが女の子だっただけで僕達はこんなにおかしくなったんです。

アイコが男だったらこんな事は起こらなかった。そうでしょう?

アイコに罪はありますか?生まれてきた事に間違いがありますか?

ないでしょう?アイコが女の子でも僕達にとっては大事な子供ですし

将来は天皇の娘。今だって皇太子の娘。弟の所とは格が違うんだ。

だのにみんながマコやカコといっしょくたにするから、何が何でも男を産まなくては

いけないなんていうから。

こんな不幸な事態を引き起こす皇位継承ってなんですか」

天皇も皇后も絶句した。

何と言う・・・・何という考え方をするのだろうか。

しかし、皇太子のその言葉に言い返す事が出来ない事も確かだった。

憲法では国民は自由で平等であると説く。

結婚は両性の合意の元に行われる。戦前のような家同士の利益の為に決められる

結婚は不幸だ・・・とずっとそう考えて来た。

天皇が皇后を選んだのも、そういう意味では「悪しき伝統をぶち壊す革命」と言えただろう。

互いの「愛する」という感情をもっとも大事にしてきた天皇にとって、

皇太子がマサコに執着する気持ちがよく理解できる。

これは理屈ではない。感情なのだ。目に見えず、理屈が通らず意味不明な。

そ・・・それとこれとは別だろう。アイコの問題は女の子であるという前に」

陛下は障碍を公表しようとおっしゃるんですか。よくもそんな事を?あまりにもひどいじゃ

ありませんか。そんな事をしたらマサコがどんなに傷つくかお考えになった事が

ありますか?世間に堂々と障碍児の母ですって言うのですか?」

ヒロノミヤ」

皇后はなだめようとして幼名で読んだ。

トシノミヤはこれから皇族として生きて行かなくてはならないのです。

障碍であろうとなかろうと、しっかりとした内親王としての教育が必要です。

トシノミヤの歩みは他の同年代の子よりもゆっくりとしたものになるでしょう。

隠していれば必ずおかしく思われるでしょうし、疑いをかけられます。

それだったら先に公表し、トシノミヤの立場を楽にしてあげるのが親の愛では

ありませんか。後々後悔することのないように」

どうしておたあさまはそんな事をおっしゃるのですか?アイコは普通です。

普通の子なんです。どこの世界に堂々とそんな事を言いたがる親がいるでしょうか

その言葉は皇后の胸に突き刺さった。

皇后は言葉を失って、慌てて運ばれてきたお茶を飲む。

・・・・皇后はねむの木学園やアサヒデの障碍児に深く心を寄せている。決して

恥になど思っていない。トシノミヤとて同じだ。障碍があろうがなかろうが、私達の

可愛い孫に違いない。それではいけないのか?」

天皇の血を吐くような言葉も皇太子には通じないようだった。

僕はいいです。何と言われても。でもマサコは。マサコはハーバードを出て外務省に

入った優秀な人なんですよ。本当に優秀なんです。そんな人がこんな事に耐えられると

思いますか?子供を産んだ責任は女性にだけあるんじゃないと思います。

きっと・・きっと皇室の血が。だってイケダのおばさまもタカツカサのおばさまも」

「東宮!」

天皇は怒鳴った。

お前は私の姉達を馬鹿にするのか」

天皇の怒りに皇太子はびくっと震えた。目からは大粒の涙が零れ落ちる。

「馬鹿になんかしてません。でもそうやって言われたらおもうさまだって怒るじゃありませんか。

マサコだって同じです。世間にアイコが自閉症だなんて言われたらどんな傷つくか。

子供の・・・子供の人権にかかわる事だと思います」

あっけにとられる。

天皇にも皇后にも目の前にいるのは息子ではなく、大きなモンスターに見えた。

一方で、そういうものを生み出したのは自分達であるという事もうすうす感じてはいた。

「僕は、マサコと別れたくないんです。マサコだけなんです。僕と結婚してもいいと

言ってくれたの。マサコは僕に色々楽しい事を教えてくれました。子供も産んで

くれました。それなのにみんなで彼女を悪く言う。何でなんだろう・・・・どうしてなんだろう」

しくしく泣き募る皇太子の手をとり、皇后は一緒に涙を流した。

息子が不憫でしょうがなかった。ひたすら不憫で。

 

 

 

 

 


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12 コメント

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Unknown (ふぶき)
2014-07-16 19:24:44
>mitubaさま
それでも「参拝した」事実だけは残り、それが「愛子天皇への道」みたいに言われてしまうのはおかしいと思うんですけどね。

>るるみさま
そうですね。皇族方の他人ごと的な態度が一番国民としては見たくないものですよね。
だって、庶民の家じゃない。他ならぬ天皇家の話ですもの。
皇后陛下も晩節を汚したと言われますが。

>そば茶さま
受け入れる事は生涯無理でしょうね。
全くもって邪悪すぎます。
返信する
「世の光」 (そば茶)
2014-07-16 09:20:52
今回は特に母としての思いに感動しました。。お労しいとしか言いようがありません。。

それとともに、うさみみさまのご意見本当に深く感じ入りました。障害者ご自身が開いているページにもおじゃまさせていただいておりますけど、本当に療育次第で人生が変わってしまいます。その方の知性や快活なご様子を拝見すると育てられたご両親の愛情がひしひしと感じられるのです。

雅子様が本当の意味で愛子様を受け入れ、育てられ、その思いを広く国民と共有されていたなら
愛子様こそ、「世の光」となられた方かも知れませんのに。。
返信する
Unknown (るるみ)
2014-07-16 01:47:27
はじめて投稿いたします。毎回楽しみに拝読しております。
今迄、交代氏負債だけの酷さが目についていましたがやはり建前だけでハッキリ言わない両陛下をはじめ皇族方にも問題があるとしみじみ思います。皆様は当事者として皇室を、皇統を守る責任を果たしていただきたい。
特に皇后陛下にはがっかりです、やはり長男だけが可愛いのでしょうか・・・。正しい道に導くということをどうしてしないのか不思議でなりません。
でも天罰はくだりますよ、私はそう信じます。
返信する
右往左往 (mituba)
2014-07-15 21:08:06
右往左往が目に見えるようです。
あの時ーー。去ればーー。歴史にイフはないですね。
子育てにも。
でもなんという、全てOの画策?だって降嫁されたら民間人に逆戻り。あっフィクションですね。
今日本は、黒船の時代と言ってはなんですが、占領以来増殖していった、癌をかかえているように思えます。
それを象徴するのが今のとうぐう。功罪あって罪の方が超大ですが、効があるとすれば、皇室に関してこんなに考える機会があったと思います。
ふぶき様連日のブログ お疲れさまです。

今日のとうぐう負債の御陵行きは茶番でしたね。お手振りしてニラニラ。心がここにない。何年ぶりというのは自慢できることではないのに、うましかです。
11日秋篠宮両殿下がさらっと行かれた日。夕立の後に
東京の南東の空に2重の虹を見ました。


返信する
Unknown (ふぶき)
2014-07-15 19:31:29
>noriさま
軍兵衛面白いですね。
さて・・・母の愛が間違った方向に。

>うさのうさみみさま
我が子のありのままを認めるのは結構大変です。
でもやっぱりそれでも自分の子供だし。
とはいえ、東宮家にうさのうさみみさまのお言葉をぶつけてやりたいですね。

>きびさま
「ベルばら」にありました。
アントワネットが「私のように平凡な女にふさわしい人生だったら」と。同じですね。

>千菊丸様
本当にこの小説の通りなら、陛下の方が心を病みますって。ねえ・・・

>Kさま
これから坂道を転げ落ちて行きますよーー

>重陽様
そうそう、フィクション。皇后陛下の気持ち、わかるようなわからないような?

>スノウさま
息子に泣かれたら・・・母としてはねえ。
返信する
なんとも (スノウ)
2014-07-15 16:40:48
やるせない母と息子の場面です。
息子の知能をふくめた能力のなさを幼児のころから案じていた母は、幼児のように泣きじゃくる息子に手を貸すしかないんですね。


でも、でも、この母は皇后なのですから、手を貸した後は、「愚か者!離婚です。」と、一喝されますよね。

あ、フィクションでしたね。
返信する
凄い・凄い (重陽)
2014-07-15 00:32:09
長い長い時間をかけて仕掛けられた毒が充満し始めました。
思えば、皇后陛下は「留学」なさりたかったのでは?などと考えてしまいます。それと、「努力」の方だから、そうでない、それが出来ない人間がいるなんて思いもよらなかったのですね。
天皇とは「人にして人にあらず」と言う残酷な定めを受け入れている筈が・・・畏れ多い事を申し上げそうになりました。オットット此処はフィクション~フィクション~
返信する
Unknown (K)
2014-07-14 22:04:26
 今晩は何時もブログを拝見するのを楽しみにしております。 残念ながら東宮に帝王学が身に付いてなかったのしょうね。 だから雅子さまを選ばれて今日に至っているのでしょうか。 今にして思えばこの軽井沢事件が一つのターニングポイントになったのかもしれません。 この時の解決方法が・・・・・明日のご準備は出来たのでしょうか他の皇族方には何時もの事で先週も秋篠宮様や常陸宮様が帰国や出国のために御陵に行ってられますね。 本来は皇族として当たり前の事なのにまた大騒ぎになるのでしょうか。 そんなことが大騒ぎになる事が東宮家として問題だと思いますが。 これだけ東宮家だけ色々な例外を認めて来られたことが今の混乱を招いているのではと思いますが。 今からこんなに例外を認めていれば即位後は自分たちの勝手な判断で長年の伝統をなくして行かれるのではと心配しています。 そうなれば皇室の弥栄に大変不安なものを感じます。 長文失礼いたしました。 時節柄、ご自愛下さいませ。
返信する
苦悩 (千菊丸)
2014-07-14 22:02:29
皇室でも普通の家庭でも、我が子に障碍がある事を知って冷静でいる親は一人も居ないと思います。
ただ、雅子さまの横暴ぶりが目につき、両陛下も疲弊していらっしゃるのでは・・

きびさまの仰るように、皇太子が一般人であったのなら、こういった苦労をされなかったのではないかと・・。
皇室の秩序と伝統が、雅子さまの所為で崩れていくような気が致します。
返信する
深い悲しみ (きび)
2014-07-14 21:06:29
ふぶき様 深い悲しみを見たような気がしました。
不憫な皇太子と思う 母心ですね。母である前に 皇后として息子を諌めることは 出来なかったのでしょうか。
陛下と皇后は 清らかで穢れはなくて 穏やかに時は流れていたのに そこにモンスターマサコが 入ったがために 淀んていたものが 忍び出てきて辺りを支配し始めた世界を 想像しました。
皇太子が ただの凡庸な人であったのなら 「お父さん」と呼ばれて 奥さんの尻に敷かれた平凡な幸せを掴んでいたかも。
皇太子であったがために 今の苦労があるような。
もっとも ご本人は 苦労とも感じていないかもですけど。
結局は ご長男というだけで 皇太子にふさわしい方ではなかったということですね。
返信する
まず受け入れることから・・・ (うさのうさみみ)
2014-07-14 19:26:39
過去に何度か書きましたが、我が子に障害があるとわかった時に平静でいられる親はいません
なんとか「うちの子はきっと話すはず、歩くはず、もう少ししたら遅れなんかなくなってフツウになるはず」と自分に言い聞かせて落ち着かない日々を過ごします
でもどんなに現実から目を背けても事態は一つもよくなりません
大抵、やがてはどんな親でも現実を受け入れます
そしてヨタヨタしながらも「親がいなくなっても生きていけるように道筋をつけてやろう」と東奔西走します
だって親の方が先に逝くんだもん、ものの順番から言えばね

交代しさん夫妻はこの「まず受け入れることから」がなってないんですね
療育を受けようと思えば日本一のエキスパートだって見つけられる立場なのに、両親がいなくなって哀子さんが路頭に迷うことなどないだろうに

私はキリスト者ではありませんが聖書の言葉をよく思い出します
種をまくによき時があり、育てるによき時があり・・・
哀子さんを療育するによき時があったのにその時はもう過ぎてしまった そんな気がしてなりません
無論今からでも両親が心を入れ替えて子供の福祉を優先しようとするなら、時間はかかるでしょうが哀子さんに相応しい環境を用意することができるでしょう
でも、当然のごとく交代し夫妻にその気はないようですし・・・
障害のある子を育てる者として腹立たしい限りですが両親がここまで愚かな振る舞いしかできないならうつ手はないでしょうね

愛子内親王は流し雛 視える人の予言があたりませんように願っています
返信する
Unknown (nori )
2014-07-14 19:01:14
『僕と結婚しても良いと言ったのは雅子だけなんです』。これに皇太子、いや東宮の今のすべてがありますね。
大河ドラマが面白くなってきました。ふぶき様の感想を聞いてみたいです。
返信する

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