皆既月食のせいで地震?って思っちゃうよね~~~
元バレーボール選手の大山加奈氏が双子のベビーカーをバスに乗せようとして「乗せて貰えなかった」「無視された」と怒った件については賛否両論あると思います。
蓮舫まで参戦して「多胎児育児に理解を」と言い出した。
双子用のベビーカーは蓮舫によると
「双子のベビーカーは安全性からも大きく重い。私の双子育児の時はベビーカーで10キロ、子ども2人の体重を足すと20キロを超えます」
そうです。
20キロ超える幅広のベビーカーをバスに乗せるのって、車椅子より大変なんじゃないかなと思います。
でも都バスって私達地方の人から見ると、10分おきに来るし、料金均一だったりするし、何より乗る所が低いので老人達にとっては「足代わり」になっていて、正直いいなあと思ってます。
以前、ドラマで車椅子の青年が一人で電動でひょいっと乗ってるのを見た事あって、やっぱり低い方がいいんだと思いました。
が。
双子用ベビーカーって幅がすごく広いですよね。それをバスに乗せることが元々難しいのではないでしょうか?
批判されて心が折れたそうですけど、だったらSNSに上げなくてもよかったのに。ものすごく怒りが湧き上がって悲しくて悔しくてたまらなかったんですね。
その気持ちはわかります。
私だって3人育てて来たんですから、そういう悔しい悲しい思いは何度もしてきました。
ジュニアは歩くのが遅くて、でも若かったから抱っこ紐で乗り切った。
姫はジュニアと2歳違い。一人をベビーカーに乗せて一人を歩かせる。これもまた結構大変で、二人とも一応ちゃんと歩けるようになると、それはそれでゆっくりになり、バスに間に合わない事も多々。
二若君の時は腰を痛めていたので抱っこ紐が使えず、毎日ベビーカー。
だから外出は二人きりでは無理だなと思って、ジュニアか姫に手伝ってもらっていました。
当時中学性から高校生のジュニアは本当に頼りになりました。
大山さんにも誰か一人ついていてくれたら違ったのにね。
無理してバスに乗ろうとするより、正直に旦那さんに手伝って貰う、遅刻してもいい、早く帰って来て貰うなどの手助けが必要でした。
そこらへんの視点がSNSにはないから。
子育ては夫婦で行うもので、「旦那の仕事の負担にはなりたくない」といおう思いやりは捨てる時期かもしれませんよ。
SNSで見かけたもう一つの案件は
「集合住宅で子供の泣き声がひどいとポストに匿名の投函があった」というもの。
それに対しても、「防音装置を施すべき」「管理会社に言うべき」等々意見がありました。
どうやら「お互い様」の意見は古いみたいで。
「子育て中なら何でも許されるのか」というような意見が多くてびっくりしました。
不思議なもので、自分が子育てしている時はうるさいと思わないけど、大きくなってしまうと、正直よそ様の赤ちゃんの泣き声がうるさいと思ってしまうんですね。
健康相談室に来る赤ちゃんのほとんどは服のボタンを一つ外した時から「ころされる~~~~」というぐらい大泣きします。
でもそれはまだ微笑ましくていいんですけど、お昼を食べる場所の横が「子育て広場」になってて、あまりにも大勢の子がぎゃあぎゃあ泣くわ叫ぶわをやっているのを聞くと、「うるさーーい」と心の中で思ってしまいます。
「お腹すいてる?眠い?後追い?話してご覧」とか心の中で必死に赤ちゃんの身になって考えてみるんだけど。
赤ちゃんが泣くのは本当に一時です。
夜泣きが激しくて苦しい時もあるでしょう。
ママの方がノイローゼになるよね~~わかる。
追い打ちをかけるようにクレーム来たら心が折れるなんてもんじゃなく、死にたくなるわ。
防音装置というのは賛成できないな。
だって、これって虐待隠しにもなってしまうもの。
うちの集合住宅にも30年前からクレーマーが1家族いて。
「音のせいで精神を病んだ」とか自治会に訴えているらしい。
それから30年、まだいるんですよ・・・・引っ越せばいいのに。
エレベーターに細々と「音を立てるな」と厳しい張り紙を見た時は、私は怒りすぎてもう少しで管理人に文句を言ってやろうかと思ったほどです。
そういう人、いるんです。
やけに音に敏感で許せなくて、ちょっとでも音がすると頭痛がする人。
無視するか正面対決しかないですね。
私が引っ越した当時は、ほとんど同年代だったから子供が多くて、泣いてもさわいでも文句なんかなかったけど、今は高齢化しているのとお隣の国の家族が増えたおかげで騒音被害があるらしい。
とにかく、大声で泣いているうちが華。
ジュニアはおとなしくていい子だったかもしれないけど、いつも生きるか死ぬかという事で入院ばかりしていたし、姫はまあ、泣いたら「お兄ちゃん、何とかして」ってジュニアに引き継ぎ、おかげでとんでもないブラザーコンプレックスになってしまいました。
一番心が折れたのが二若君で、とにかく小児ぜんそくで元気な時が少なかったし、入院も多かったし、アデノウイルスになった時は病院の救急室で点滴ぶら下げて何時間泣いてたかな・・・
後追いもひどくてトイレにもいけなかったし。
そんな状態だったから、元気に泣くのは羨ましい事ですよ。
なんて・・・いうのは甘いのね。きっと。
車椅子の方、バスを利用されることが多いです。
バスはノンステップバスだったり、中扉(降車ドア)の横のボックスにスロープが備えつけてあり、スロープは運転手が出し入れしてセットして、車椅子の方はご自分で、または付き添いの方が車椅子を押して、または乗務員の方が車椅子を押して乗車します。車椅子を持ち上げることはありません。
我が家も子どもが二人いますが、ベビーカーに子どもを乗せたまま乗車したのは数えるほどしかありません。
乗る前にベビーカーは畳んで、子どもは抱っこ紐か手繋ぎで乗りました。
電車に乗る時も、出来るだけすいている時間を選び、ホームではしっかり手をつないで、よく言い聞かせて乗せました。
出かけるのも結構命懸けでした。
そもそも、ベビーカーはお子さんを乗せたまま持ち上げて移動することをメーカーは推奨していないはずです。
お子さんが転落したり、ベビーカーが破損する可能性があるからです。双子用ならなおさら危険が増すことでしょう。
昔デパートで子どもをベビーカーに乗せてお買い物をしていたら、突然ハンドル部を繋ぐ部分の部品が折れて、壊れたことがあります。
ハンドルに重い荷物を掛けていたわけではありません。普通に押していて壊れたのです。
大山さんは今回悲しい気持ちだったのでしょうけど、もう少しよく考えてから発信すべきだったでしょう。
歩ける年齢のお子さんなら、手を繋いでバスに乗れば良かったのに。
お靴を買いに行かれるようでしたが、商業施設内にもレンタルベビーカーもありますから、出先で借りるのも一案かと思いますよ。
車椅子ユーザーの方は最初から中扉(降車ドア)のところでお待ちになっていることがありますが、常にその路線を利用されている方も多いかと思います。
運転手がドア付近のインターフォンで「乗車されますか」とたずねるところを何度も目撃しました。
そして車椅子の方が乗車するには座席を2席畳む必要があります。座っている方にはお立ちいただくことになります。元気な若い方なら良いけど、なかにはお年寄りの場合もあります。そうすると乗客同士で席を譲りあったりすることもあります。
車椅子の方が乗車終了し、運転手がスロープを確実に格納するまで、バス停て待っている人たちは乗車せず並んだまま待つことになります。
正直急いでいる時は、少しイラつくこともありますが、安全のためなので仕方ないな、と思っています。
そのような場合は乗務員が座席を畳んでベビーカーを乗せると、都バスのホームページにも書いてあります。
もちろん混雑時に安全性を考えて運転手がベビーカー乗車を拒否することは認められているでしょうが、
今回は1台目の運転手は「ベビーカーに気づかなかった」と主張し、2台目の運転手は椅子を畳む措置を取らなかったとのことなので、
明らかに都バス側に非があると思います。
大山さんはルールに則って都バスを使用しただけかと思います。