ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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年末のおでかけ

2024-12-14 07:00:00 | つれづれ日記

ねえ、ママ」と姫が猫なで声を出す時は要注意なんです。

いつもは自分勝手に生活している娘が親に声をかける時というのは魂胆があるに違いない。これはどこでも同じかも。

きららお姉さんのお店あくのよ

う・・うん。行っておいで」

ママと一緒じゃないと

何でよ・・・自分の服くらい自分で買えよ。

他にも入ってみたいお店があって・・・ほら、シャンテの向かいにある中華でさ、いつも行列しているあそこ

「ああ、混んでるんじゃないの?」

「月曜日に行けば空いてるかも」

・・・というわけで説得され、月曜日の日比谷へ行ってきました。

確かに月曜日は休演日ですので、シャンテやその回りのお店も静か。

お昼ちょい前に入ったお店はここ。

一体、何年間見るだけの店だったかな。いつもひどい行列で何時間待ちなのかと思ってついつい遠慮していたんですけど。

確かに月曜。空いてました。待たずに入れたので。

でも正直、どんな店か知りませんでした(笑)

香港の料理人が三ツ星とって、日比谷にも支店があるよ~~的な?

姫のお目当ては「大根もち」なんです。

大根餅・・・小さい頃、食べた事あります。台湾にもあるので母が作ってくれたような気がする。名前の懐かしさに惹かれて「じゃあ、出かける?」って言ってしまったんですが。

これが大根餅。香煎臘味蘿蔔糕といいます。

「糕」と言う文字が入っているのでお菓子としてとらえます。

Googleで翻訳したら、広東語では「乾燥豚肉入りカブのケーキ」と出ました。恐らく「かぶ」の所が大根なんでしょうね。

名前はねっとり感があるけど、一口食べて私達は顔を見合ってしまいました。

「さっぱりしてる!おいしい!食べ飽きない」と。

最近、歳のせいかめちゃ胃もたれする私のお腹が、全然負担がないんだよ~~と喜んでいる感じ。

これだけでも来た甲斐がありました。

次に、これ。

エビと黄ニラのチョンファン。韮黃鮮蝦腸。

直訳すると「エビと黄色ニラの新鮮なソーセージ」だそうです。

だけど、いわゆる柔らかい皮で包んであるニラとエビって感じでしょうか。

このたれの美味しいこと。

見た目にも関わらず全然胃に負担なし(こればかり)

で、メインディッシュ。

姫はこれ。

鶏肉としょうがの蒸しご飯。蟲草花滑雞飯 

これは直訳すると食欲が失せるので載せません。日本にはない「蟲草花」が上に乗ってるものだと思うんですけど、確かに虫を想像しますよね。

中国ドラマでこの「蟲」という文字が出てくると危ないので。

だけど、これがね~~名前と正反対にさっぱりとしょうがの味がしてやたらおいしいのです。最初、姫は見た目にぞっとした目をしていたのですが、食べてみたらめちゃおいしい。毎日これでもいいわ~~しょうがの薫りが本当にいい。

私が頼んだのはこれ。

塩豚のおかゆピータンと塩卵いり。金银蛋瘦肉粥。鶏がゆなんですけどピータンが入っているので歯ごたえがあり、しかも塩味なので量が多くても食べられるという医食同源万能おかゆ。

でも何でこんな名前がついているのかわからない。「金銀卵」は何の意味?

痩せた肉のおかゆって読んでしまうけど、日本語と広東語では全然意味合いが違うんでしょうね。

そういう意味で言うと漢字って本当に面白い。

デザートはこれ。

杞子桂花糕。これは金木犀のお菓子でクコの実入りです。

これまた中国ドラマを見ていると、必ず出て来る「桂花」の二文字。

桂花のお菓子、桂花のお酒。何にでも桂花を使う。

日本人はキンモクセイでお菓子やお酒を造るという概念がないので、どんな味なんだろうと興味津々。

すると・・・クコの実の甘さと寒天のさっぱり感。キンモクセイの薫りがよいお菓子でした。ゼリーっていうかね。

僅かな時間で体に元気を貰ったような気がして。お値段もそう考えると手ごろ。食べ物に癒されるってこういう事なのかなと感じました。

それからキャトルレーヴへ行き、朝美絢のグッズを見つつ・・・何だか若々しくていいんじゃない?とかいいながら、衣装展に。

星組は「ヴィオレトピア」の衣装で、「これ好きだな~~~」と。

生で見た時は散々文句をつけたショーだったけど、1年を通して見ると一番の傑作だったという。そういうものかもしれませんね。

こういう色合いは本当に好きです。

 

さらに・・・東宝グッズの隣りに出来てる春花きららさんのお店に。

当然おねだりされちゃいました。

今時は佳子様が着てたワイドパンツが結構な流行りのようで。

背が低い姫が着ても足が長く見える。

どうしよう。来月から・・・「ママン」とおだてられて乗る私もダメなのはわかってるのよ。

でも、自分も桜一花さんのネックレス買っちゃったし。ま、いいか。

 

帰る事には素敵なネオンが。クリスマスの時期の日比谷はいつも輝いています。帰りたくないなと思っても現実が私達を呼び戻すのよね。

早く103万の壁を突破してくれないと、服も中々買えないよ。

糸そのものが高騰しているらしくて、こういう時だからこそ国産の養蚕じゃないか?と私は思うのですが。日本のシルクも、日本のジーンズも素材は天下一品なんですもの。どんどん輸出すればいいのよ。

今年ははがきや切手の値段がグインと上がってしまったので、本当に年賀状じまいをする事にしました。

華やかな街にいても、実際はつましい生活なんですよ。

だけど、たまにだからおしゃれしておでかけして、見栄張って楽しいって事もあります。

O・ヘンリーの小説の中に「紫のドレス」というお話があります。

普通は「最後の一葉」とか「賢者の贈り物」ですけど、この歳になって「紫のドレス」の意義深さを知ります。

興味のある方は読んでみて下さい。

そういえば、私、月曜日に紫のセーターを着てたわ。

 

コメント (2)
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