ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

児玉明子退団・・・・・

2013-06-19 13:06:49 | 宝塚コラム

 ・・・・という話を、昨日、突如聞いたので、ネットで調べてみたら本当だった

5月31日付けだそうです。

ネットで検索しつつ見てたら、意外と?児玉先生好きだったのにーーという人がいるので驚き。

あの「仮面の男」ですら「好きでした」とか「すごい才能」だとかいう人がいるんだと ネットで批判されない為の書き込み

なのかもしれないけど、宝塚のファンも変わったものだなあと。

なぜ退団に至ったか・・・それは本当の所誰も知らないみたい。辞めたのか辞めさせられたのか。

宝塚における演出家不足は非常に大きな問題で、その中で退団させてしまうという事は、それなりに理由があったのだろうと思います。

 

 児玉明子プロフィール

簡単にプロフィールを言うと、慶應義塾大学法学部卒。

1997年 → 入団

1998年 → 「ENDLESS LOVE」(伊織直加主演・花組)でバウデビュー

1999年 → 「冬物語」(春野寿美礼主演・花組)

2000年 → 「月夜歌聲」(湖月わたる主演・雪組)

2002年 → 「聖なる星の奇蹟」(和央ようか主演・宙組)

2004年 → 「天の鼓」(春野寿美礼主演・花組)

2005年 →「龍星」(安蘭けい主演・星組)

2006年 → 「想夫恋」(北翔海莉主演・月組)

2007年 → 「シークレットハンター」(安蘭けい主演・星組)で大劇場デビュー

2009年 → 「忘れ雪」(音月桂主演・雪組)

2010年 → 文化庁文化部芸術文化課支援でカナダのモントリオールに留学

2011年 → 「メイちゃんの執事」(紅ゆずる主演・星組)

         「仮面の男」(音月桂主演・雪組)

2013年 → 5月31日退団

 児玉明子は男性ばかりの演出家の中で、植田景子と並ぶ「女性演出家」として、入団当時は期待の星だった筈です。

   1998年に植田景子が一足早く入団し、「ICAROS」(安蘭けい主演・雪組)以後、数々の作品をてがけています。

   このあたりとしては、荻田浩一、斉藤吉正、藤井大介、大野拓史、小柳奈緒子らがおり、ちょっと年上だけど木村信司が

   「新人」の筆頭として君臨しておりました。

 宝塚における演出家の劣化は1990年代から始まったと考えられております。

  植田伸爾・柴田侑宏・鴨川清作ら、60年代から70年代を彩った演出家たちの高齢化が第一。

  そしてもう一つは、昭和の「ベルばら」ブームに火がついたファン達の層が平成の「ベルばら」ブームで大きく変わったという事です。

  それまで宝塚歌劇は「清く正しく美しく」の言葉通り、「少女歌劇」の王道を突き進んでおりました。

  それが80年代に入り、小池修一郎や正塚晴彦らの登場により宝塚が女子供の見る大衆演劇から「日本の芸術文化」へと

  段階が上がったわけです

  ショー作家としても草野旦、・石田昌也・三木章雄、岡田敬二等、錚々たるメンバーが作品を送り出します。

  一方で次第に「徒弟制度」が崩れてきたのも事実だったようです。

 植田・柴田両人は思想の違いはあるものの、作品のパターンはいつも同じでした。常にそこに「純愛」「正義」があったわけですが

  小池・正塚の時代には「何が愛か、何が正義か」という疑問形のストーリーを登場させ、観客を評論家にしてしまうという現象を

  引き起こしました。

  主役は常にかっこよく正義であったものが、その正反対のヒーローなりヒロインが登場する。

  平和主義とか自然派思想とか・・・そういう個人の思想が舞台に色濃く反映し始め、「スター」を作り出すための宝塚が

  いつの間にか「演出家の表現の場」でと変貌したのです

 一方で、大御所達の高齢化に伴い、「宝塚」をリードしていく立場の谷正純・石田昌也という2大演出家が、これでもかと

  観客の反感を買う作品ばかりを輩出していきます。

   谷作品の代名詞は「皆殺し」で、石田作品の代名詞は「下品」。

  両名とも、自己の主張を色濃く反映させタカラジェンヌをタカラジェンヌとして扱わないような無謀な事を散々やってしまったので

  次第に観客が離れて行きます

  ショーにおいても三木章雄・草野旦等、どれもこれもワンパターンで出来不出来が大きく、さらに先人達のコピーが多くなったりして

  批判にさらされる事になります。

   小池・正塚らに追従する中村一徳・中村暁等も、今一つ代表作を作る事が出来ないという現象の中、植田伸爾が理事長に就任すると

  さかんに「宝塚らしさ」を連呼し始めます。

  しかし、90年代に入って来ると「何が宝塚らしいのか」と・・・誰もわからなくなってしまったんですよね。

 小池修一郎は「エリザベート」の潤色・演出で一躍有名になり、今や世界に誇る演出家ですが、オリジナル作品では

   「PUCK」以外にいい作品を残しておりません。正塚は出来不出来というか、観客のマニア化を加速させただけですし。

   そういう意味で、90年代中盤以降にデビューした演出家たちには「よき師」がいなかったわけです。

 新人筆頭の木村信司は「扉のこちら」で名をはせましたが、留学し帰国後は自己主張が激しくなり宝塚のスター性を無視するような

   作品を作るようになりました。また脚本家の命である国語力に重大な欠点を持っています。

   斉藤吉正もまたにたようなはちゃめちゃな作品を作る演出家ですが、現在はかなり宝塚色に染まって来ています。

   藤井大介は90年代組の筆頭であり、宝塚の救世主ともいえる存在になり、現在の宝塚がショーにおいて藤井頼みなのは明らか。

   独特なスタイルと鮮やかさが際立った荻田浩一は退団し、その後継ぎともいえる大野拓史は干されているのではないか・・との

   憶測を呼んでいます。

   小柳奈緒子は、デビュー作の「SLAPSTICK」や「アメリカン・パイ」等では、宝塚に向かない作家ではないかと思ったのですが

   「シルバーロズ・クロニクル」あたりから、宝塚の中のロリータ性に着目。大劇場デビュー作「めぐり合いは再び」の大成功で

   続編が作られるという快挙を達成し、現在もっとも「宝塚らしさ」を表現する作家となっています。

   しかし、小柳の先輩格であり、女性作家1号の植田景子は、女版木村信司とでもいいましょうか。

   女性が女性を差別する・・・という作風で、今一つ盛り上がらず。

   そして件の児玉明子になるのですが。

 児玉明子は、デビュー当時から色々物議をかもす作家でありました。

  バウ・デビューの「ENDLEES LOVE」からして酷評を受け「宝塚には向かない作家」と言われてしまいます。

  「冬物語」などに至っては脚本家をやめるべきとまで言われていました。

  児玉の第一の失敗は「月夜歌聲」です。これは湖月わたる・朝海ひかるの夢の共演で好評を博したのですが・・・

  「覇王別記」とそっくりな点が指摘され、ファンから「盗作ではないか」という声が多く寄せられ、歌劇団は認めなかった代わりに

  ビデオ化を見送りました

   この時点で、脚本をチェックする機能がない事にファンは怒りを持っていたのですが。

 「聖なる星の奇蹟」で、花總まりが「児玉せんせいの説明が何度聞いてもよくわからない。でも先生は先生なりの

  思いがあるので自分達は何とかそれを読み取るしかない」というような事を言っていました。

  児玉の文章を読んだり、あるいはスカイステージなどでの話を聞くと、非常にわかりにくい日本語を使う人である事がわかります。

  一言でいうと「小和田雅子風」とでも言いましょうか。

  で、一つの事に拘ると絶対に妥協しない。それはいい事ではあるのですが、路線がずれると大変な事になります。

  ゆえに、出演者らとのコミュニケーションもきちんと図れなかったのではないかと思います。

 比較的評がよかったといわれるものに「龍星」があり、それで大劇場デビューは安蘭けいだったのかなと思うんですが、

   個人的にはこの作品もどこかで見たような・・・・?どうにも「真似っこ」が抜けない人だななと思った記憶があります。

   じゃあ、原作付ならいいのかという話ですが、彼女の唯一のヒット作「メイちゃんの執事」はそもそも原作がありますし、原作

   やドラマファンを取り込むことには成功したかもしれない。

   でも、DVDを買ってまで見たい作品に仕上がっていたかというと嘘になります。

   あれだけきっちりとした原作がありながらもこれか・・・と思った記憶も。

   「忘れ雪」などは、「本当は書きたくなかったのに・・・」という恨み節が聞こえてきた作品でした。

 そして「仮面の男」になるわけですが、これはその昔「ブルボンの封印」で雪組が演じた時も評判がよくなかった作品です。

   今回の舞台化によって児玉が持っている性格的な欠点、技術的な欠点がもろに出てしまい、劇団を巻き込む形になって

   しまったという事ですね。

    留学経験によってシルク・ドソレイユに魅了されたので何が何でもそれ風にしたかった

    ルイ14世が生きた時代をリアルに表現したかった。現在の観客の心情には配慮しない。

   という事ですね。大河ドラマ「平清盛」で当時をリアルい表現したいと散々コーンスターチをたいて画面を見にくくした結果

   視聴者にそっぽを向かれてしまった。さらに日本では暗黙の了解でタブーとされている天皇家を下世話に表現してしまった。

   これが視聴率低下を招いたのと同じです。

   観客というものは、ある意味予定調和を求めるもの。宝塚ならなおさらです。奇をてらったリアルな点と芝居のようなものを

   見たければ日比谷じゃなくて下北沢に行くでしょう。

   でも児玉はその「こだわり」を絶対的に正しいと思って妥協しなかったわけですね。見る側の視線に立たずに作品作りを

  しまったがゆえに最終的に自分の首をしめてしまったのだと思います。

 もっと早く退団すべきだったと思います。「仮面の男」さえなかったら、今も音月は宝塚にいたかもしれないし。

   作家のよしあしがスターの寿命を長くもし短くもするという事を、歌劇団は知って欲しいのです。

  個人的には木村信司も植田景子も同類だと思っていますけど。彼らがいる限り宝塚はオリジナルに自信が持てないまま

  海外作品の垂れ流しをして四季化するんじゃないかと心配になりますしね。

 児玉氏には自分の好みの範囲内で好きな事をやりになればいいと思います。第2の人生はこれからですしね。

 

 

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韓国史劇風小説「天皇の母」115(恐ろしい程フィクション)

2013-06-19 07:00:00 | 小説「天皇の母」101-120

マサコにとって妊娠など、どうでもいい事だった。

自分のような特別な学歴を持つ人間にとって、その「子供を産む」という誰にでも出来る事はしなくてもいいと思っていた。

優秀なDNAを残したいとは思わなかったのか? 普通の女性はそう考えるものだが、マサコにとって「子供」は

ある意味「トラウマ」になっている。

なぜなら、小さい頃から決してありのままの自分を認められた事がなかったから。

両親、とりわけ父にとって自分が「期待」であると同時に「失望」である事を十分にわかっていた。

まず、男でなかった事。父が考えるような優秀な成績をおさめる事が出来なかったこと。

そして父は「例外」を決して認めない事。

それでも小学校でデンエンフタバに編入したあたりから、自分だって多少は価値がある、父の期待に応えられる人間に

なれるのではないかと思った時期もあった。

自分なりに頑張って無理して、その結果、人間関係がぎくしゃくしてしまった事もあった。

父はある時から、しつこい程自分に寄り添ってくれるようになった。

高校生活に挫折しかかるとアメリカに呼んでくれたし、ハーバードにも入れてくれた。

論文の手伝いもしてくれたし、外務省にも入れてくれた。マスコミに華々しく紹介もしれくれた。

外務省では「オワダの娘」という事で、どれほどの恩恵にあずかったか。

今、自分が輝かしい「皇太子妃」という立場にいるのは全て父のおかげだ。

「将来、女性初の総理大臣になったかもしれない程優秀なマサコさま」というイメージを植え付けてくれたのも父だ。

それでも・・・と、マサコは悩む。

自分は父の「自慢の娘」たりえてない事に。

それはどうしてなんだろう。今も昔も自分はこれほど頑張っているのに、求められるのは次の段階そればかりだ。

気が付くと、一度も褒められていない。

そう。いつも「仕方ないな。任せろ」って言われて、いつのまにかストレスの元が消えているような状態。

それが父の愛し方なのだと思うようにしているけど、どこかで寂しい気がする。

自分が本当に子供を持った時にどのように接したらいいかわからなかった。

「愛する」という事がどんなものなのか、本当はわかっていなかったのだ。

 

マサコにしてみれば、皇太子妃になりたくてなったわけではない。

ナルヒト親王を愛しているか?と聞かれたら絶対に「違う」というだろう。

自分より学歴が下で背も低いしハンサムでもない。全く好みではない。

だけど、外務省時代、付き合う男性達とはどういうわけか「結婚」に至る前に終わってしまう事が多かった。

それが父の差し金であると知った時は、もうどうでもよかったのだけど。

好きで結婚したわけではない。そうしろと言われたから。

そりゃあ、おかげでいい思いもしているのは事実。

「世継ぎ」誕生を優先させて静養ばかりさせてくれる宮内庁。でもその下心が嫌だし、何で日本国内なのか?

自分は海外に行きたいのに。

ちゃんとやる事をやってるんだろうね」と父に睨まれた時、マサコは震えあがってしまった。

叱られてしまう。子供が出来ないと叱られるだけではすまないかも・・・・・

皇太子と寝室を共にする?しかも毎日?・・・・・・・もう生理的に受け付ける相手ではない。

だけど、それではいつまでたっても子供が出来ないのは明確。

 

それで。

仕方なくマサコは不妊検査を受ける事にした。

自然に任せもしていない事がばれたらそれはそれで大問題になりそうだったからだ。

(東宮職は知っていたかもしれないが)

マサコにしてみれば大変な屈辱だったし、敗北でもあった。

しかし、隠さねばならない事もあるのだ。

マサコの不妊検査に皇太子はほっとしたように笑った。彼もまた両親への言い訳探しに悩んでいたのだろう。

 

結果は予想もしていなかった。

「卵管狭窄の疑いが・・・・子宮内膜症などの既往はございませんでしたか」

医師にそう告げられた時、マサコのプライドは一旦めちゃくちゃになった。

卵管狭窄。

つまり不妊の原因は自分にあるというのか?

絶対に皇太子側に原因があると信じていたのに。

嘘よ。私が悪いんじゃないわ。原因はあっちよ。だって皇室って血が濃いんだもの。それで子供が出来にくいって

お父様だって言ってたわよ

マサコは思わず大声をだし、医師はちょっと後ずさる。

「皇太子殿下をお呼びしますか?」

ナースが心配そうに言った。診察室の前で座っている皇太子を呼んでどうするというのだ?

不妊の原因は自分にあるというのか?

「嘘よ。もう一回調べて。私が原因なわけないわよ。悪いのは私じゃない」

「妃殿下、落ち着いて下さい。妃殿下がお悪いのではありませんよ。結果がこうでも色々手をお尽くし致しますから」

手を尽くすってなに?私に不妊治療を受けろっていうの?」

「はい。妃殿下は日本で最高の医療を受ける事が出来ます。妃殿下が不妊を克服され、見事に親王を上げられれば

日本中の不妊に悩む女性たちの希望の星になります」

そんな事どうでもよかった。希望の星になんかなりたくない。

ただ、どんな馬鹿な女でもころころ子供を産む事が出来るのに、自分には出来ないという事実だ。

アキシノノミヤ家を見るがいい。

すでに二人も娘が生まれて、長女のマコは小学生に、次女のカコも幼稚園に入ってしまった。

あの夫婦が最初に子供を産んだのは結婚して1年目だった。

まるで犬や猫のようにあっさりと子供を産んだ・・・・・

それなのに、自分にはそれが・・たったそれだけの事が出来ないというのだろうか。

不妊治療には配偶者である夫の協力が不可欠なのです。皇太子殿下に事情をお話しし、これからの

対策を練りましょう」

ああ。たかが子供。でも皇太子にとって、皇室にとって「子供」は絶対必要条件なのだ。

その絶対必要条件を満たす事の出来ない自分。

努力をしてもどうにもならない体質。

マサコは呆けたように黙り込んだ。深い闇の中に沈んでいくような気がした。

 

本人の気持ちは別として。

結果が出た以上、宮内庁としても黙っているわけにはいかなかった。

すでに非常勤としているツツミにはぎりぎりまで待ってもらい、とりあえずマサコの気に入らない医者を

遠ざけ、独自の排卵誘発剤を使い、何とか妊娠へ持って行こうとしていた。

東宮医師たちは、マサコの逆鱗に触れて辞めて行かざるを得なかった医師の話はとうに伝わっているし

嫌いになると徹底的に意地悪をし、嫌がらせに走る皇太子妃を恐れてもいた。

だから、とにかく妃の機嫌をそこねないように、そっとそっと、秘密裡に事は進んで行ったのだ。

この頃から、マサコのアキシノノミヤ家に対する視線は冷たくなった。

小さなマコや可愛いカコが、天皇や皇后に「おばあさま」と甘える姿を見るのがひどく辛くなったのだ。

あの、小さな娘達は自然体で天皇や皇后に接するし、ノリノミヤを「ねえね」と呼んで全幅の信頼を寄せている。

時々はいたずらをして叱られることもあるが、二人は怯えるでもなく、わめくでもなく、一瞬だけしゅんとするけど

すぐに立ち直り、また笑顔を見せる。

そんな表情を見るのがひどく嫌だったのだ。

あまりにも自分が育って来た過程と違う。両親や祖父母や叔母まで入って、楽しそうに笑いあう・・・これが「家族」

皇太子もまた「伯父」なわけだが、マサコが嫌な顔をするので、そういう時はなるべく子供達に声をかけないように

してくれている。

でも、皇太子の「いいなあ・・・」というつぶやきを耳にした時、マサコの胸は本当に苦しくなった。

憎らしい。自分がこんなに憎らしいと思っている相手をみて、夫は「いいなあ」とつぶやいたのだ。

何がどうして「いいなあ」なのか。

幸せだと言いたいのか?キコ妃が子育てに疲れてやつれている姿が美しいとでもいうのか?

まとわりつく子供がうるさくてしょうがないのに、それが「いいなあ」なのか?

 

マサコの心の中の闇は深くなるばかりだった。

 

 

 

 

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ドラマあれこれ

2013-06-17 14:42:52 | ドラマ・ワイドショー

 7月から始まる堺雅人主演のドラマが楽しみです

世の中には全くテレビをみないという人も結構いるんだなあと思って、尊敬しちゃう。

「本を読む方が好き」っていわれるとさらに尊敬してしまう ふぶきもかくありたいと思うけど。無理。

 

 35歳の高校生 → とうとう馬場ちゃんの正体がばれた。と、思ったカイザー倒れる。

                 「いじめ」をなくす為にはスクールカーストをなくす。その為のサバイバルキャンプ。

                そこで、クラスという縛りがなくなればいじめはなくなるとカイザーは主張。

                でも、どうでしょう。アメリカは基本、クラスはないよね。授業の度にクラスを移動するし昼食は

                カフェテリアだし

                それでも「いじめ」は消えないよね。「ゴシップガール」などを見てると、大学における「格差社会」で

               「いじめ・・というより差別と偏見」は高い気がするけど

                日本の場合、確かにクラスの縛りをなくすことと、意味のない身分制は廃止する必要性はあるでしょう。

               1軍の人達って社会に出たらどうなっちゃうんだろう。

               いつまでも絶対に1軍のままという事はないだろうし、はいあがろうとするんでしょうか?

               問題は「他人の痛み」に鈍感であるという事では?

 

 八重の桜 → 二本松少年隊の悲劇。これは涙なくしては見る事が出来ないでしょう。

            師匠。どんなにつらかったか。教え子たちを戦場にあんて駆り出したくないよね。

            あの辛さ。そして官軍があんな風に慈悲をかけたように見えるけど、実際はもっと悲惨だった。

            薩摩も長州もある意味、本当に非人間的な振る舞いが出来たわけで。戦だから仕方ないと言って

            しまえばそうなんだけどね

            二本松へ行くと、そんな歴史を感じて悲しくなります。何で子供まで・・・と誰もが思うけど、

            どんなに小さくても武士は武士。信義を貫き通す事が誇りだったんでしょうね。

            新撰組と白虎隊の楽しげな会話・・・・あれは実際にあった事のようですね。

            白虎隊の人達は英雄である新撰組に遭遇して、どんなに興奮したか。それが唯一の楽しい思い出だったかも。

            次回は娘子隊結成ですか?

 

           西郷頼母が殿達に向かって「だからあの時、都から帰って来てたら・・」と発言して、回りの怒りを買い、結局御役目を

           外されてしまうんですけど、まさに頼母のいう通りだったでしょう。ゆえに殿は延々と泣きそうな顔で御役目を外すのです。

           西郷家は悲惨な最期を遂げます。細布子さんの辞世の句・・・聞きたいけど出てくるかなあ。

 

 空飛ぶ広報室 → サギサカさんの退官の話、感動的でした。何であんなに指ぱっちんがかっこいいの?

                自転車こいでぱっちんで踏切みたいなのが開くのも「かっこいい」だし。

               あんなにかっこいい熟年はそうそういないでしょう

               それにしても自衛隊・・・というか官僚は55歳定年。でも年金を貰えるのは65歳?

               間の10年どうするの?退職金一杯貰うから関係なし?と、ちょっと下世話な事を考えてしまいました。

               

               松島・・・・と聞いて「ああ、震災の・・」と思ってしまいました。ブルーインパルス、本当に綺麗でした。あんなに

               美しくすごい技術を見たら夢を見る事が出来るかもしれません。飛行機の番号に「731」とあったのは

               わざと?韓国が安倍ちゃんが乗ってた飛行機「731」にいちゃもんつけたから?

               震災の時、松島駐屯地も大変な事になってヘリが飛べなかったんでしたっけ?

               来週、どんな最終回なのか、すごく楽しみです。

 

         

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まるで修学旅行?

2013-06-17 14:11:17 | 皇室報道

 今日発売のポストも現代も皇室記事を載せています。

ポストでしたか・・・「秋篠宮摂政は是か非か」という記事で、印象としては摂政宮にしたい。

でも「皇室典範」が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (どこまでもこれです)

そして「壬申の乱」の再来を避けたい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (いつもこれです)

今現在、陛下は元気、皇太子も元気、摂政を立てる必要性がなく、あるとしても皇太子が摂政になるのが筋のような?

関裕二氏によると「壬申の乱」とは何だっか。単なる兄弟相続争いだったのか、それとも叔父による甥殺しなのか?

違う。まさに思想の問題であったと。

簡単に言うと、天智天皇は今の皇太子のような立場で国を混乱させていた。蘇我氏を意味なく滅ぼし、白村江に無理に出兵した。

早い話、国益を損なう事ばかりして、傍らには蘇我氏を滅ぼす動機になった百済一族の鎌足がいた。

そこで天武天皇は数少ない親蘇我派として、日本の伝統を守ろうとした・・・・ゆえに即位後は「皇親政治」をやってのける。

でも、天武亡きあと、皇位についた持統天皇は天智天皇の娘で、彼女は父親の意思を継いだ・・・傍らに不比等を置いて。

という事はあの「壬申の乱」はとても正当な戦で、国が売られるか否かの瀬戸際だった事になるわけで

そういう事の再来なら、どんどん兄弟で争って下さいな。

 タイトルの「まるで修学旅行?」のタイトルの「誰が?」は皇太子です。

 

 スペインの聖地を訪れた時の皇太子の感想

昔の人たちがどういう思いでこの巡礼道をたどったか感じながら、楽しく歩くことができました」

色んな場面で雅子がここに来たらどんな風に思っただろうか、

一緒に思い出を作ることができればいいなと思いました」

 そう・・・楽しかったのかーーよかったねーー 雅子ちゃんと一緒に来たかったね。よく頑張ったねーー

  今度は雅子ちゃんの体調がいい時に二人の思い出作りに来ようね。

 

 帰国前の皇太子の感想

日本とスペイン両国との交流が、非常にいろいろな分野でもって深まっているということを肌で感じ、

私としても、大変うれしく思っております。いろいろな今回、私が見たこと、そしてまた聞いたことをですね、

そういった自分の体験を、また帰ってから(雅子さまに)話をしてみたいと思っております」

 そっかーー雅子ちゃんに話すのね。ちゃんとお土産買ったかい? 今度は公務とかなしで二人で行きたいね。

 

 帰国後の感想文

この度、スペイン国から御招待を頂き、「日本スペイン交流400周年」(以下交流年)の開幕に合わせて交流年の名誉総裁として、

私にとって6回目となるスペイン国訪問を行いました。

今回の訪問を通じ、4世紀にわたる交流の歴史があるスペインとの友好関係が、

歴史の積み重ねの中で、より一層緊密で強固なものとなっていることを確認でき、大変うれしく思いました。

 まずは、スペインで心のこもった、温かいおもてなしをしていただいたフアン・カルロス国王王妃両陛下、フェリペ皇太子同妃両殿下、

そしてラホイ首相を始めとする政府関係者の方々に、深く感謝の意を表します。

また、訪れましたマドリード州、カスティージャ・イ・レオン州、アンダルシア州、ガリシア州、いずれの地におきましても、

州知事や市長を始め多くのスペイン国民の皆様に大変温かく迎えていただいたことを心からうれしく思っております。

特に慶長遣欧使節団が当時滞在したコリア・デル・リオでは、炎天下沿道にあふれんばかりの市民の方々に歓迎していただき、

また、訪問した小学校では、子どもたちから東日本大震災からの復興の願いを込めた日本の歌の合唱をプレゼントしていただき、

多くの子どもたちと交流できたことは、心に残る思い出となりました。

 今回、フェリペ皇太子殿下には、妃殿下と御一緒に公式晩餐(ばんさん)会を主催していただいたほか、

交流年の開幕となる諸行事に御一緒いただき、楽しくまた有意義な時を過ごさせていただいたことに感謝したいと思います。

天皇皇后両陛下が培われてこられた長年のスペイン王室との交流を踏まえて、これからも世代を超えてスペイン王室との

友情を深めていくことができれば幸いです。

 今回の訪問は、日本スペイン交流400周年という意義深い年に行われました。

今回の訪問では、マドリードやセビリアで支倉常長に関する展示を訪れるなど、当時の慶長遣欧使節団の足跡をたどり、

当時を偲(しの)ぶ古文書などを目にしました。

また、現在、様々な分野で両国間の交流に携われている多くの方々とお会いしました。

この訪問を通じ、これまでの先人たちの熱い思い、さらに現在に続く交流の歴史の深さや裾野の広がりを実感いたしました。

特に、セビリアやコリア・デル・リオでは、スペイン語で日本を意味する「ハポン」姓の方々と交流し、

皆さんの日本に対する熱い思いを感じることができました。

 マドリードでは、スペインにおける種々の交流事業のオープニングに出席しました。

「サムライ支倉の大いなる旅」と題する交流年開幕記念音楽会では、日西の音楽家が熱演するなど、

各事業において多くの関係者の交流にかける強い思いを感じました。

日西経済合同委員会開会式では、環境やエネルギーなど新たな分野での協力やグローバルな協力など将来への展望が語られ、

両国間の交流が今後さらに強化されるものと意を強くしました。

また、今回は、サッカー場やフラメンコ博物館も視察しましたが、文化、観光、スポーツなど日本人を魅了してやまない

スペインの魅力の一端に触れることができ、うれしく思いました。

また、日本食や若者文化を含めスペインでの日本への関心も高く、最近では、日本語を学ぶ人々が増えているとお聞きしました。

交流年を通じ、幅広い分野で国民相互間の交流の機運が高まることを期待します。

 今回の訪問でも多様なスペインの新たな魅力を発見し、また、多くの新たな出会いと交流がありました。

特に、今回、改めてスペインにおいて文化と伝統がいかに大切に保護、振興されているかを実感しました。

日本のオルガン製作者により修復されたサラマンカ大聖堂のパイプオルガンは、中世当時の音色を聞いているかのようでした。

サンティアゴ・デ・コンポステーラにおいては、歴史が刻まれた大聖堂を訪れ、また、先月の熊野古道に引き続き、

熊野古道と姉妹道の関係にあり、共に世界遺産であるサンティアゴ巡礼道を歩く機会を得、大自然の中で己を見つめて

歩いた多くの方々の気持ちを少し感じることができたのではないかと思います。

熊野でもサンティアゴでもそれぞれの古道に関わる方々から保存への取組とお互いから学びたいとの期待についてお聞きしました。

日西両国は文化的魅力を持つ国であり、今後、両国間の文化交流がさらに進展することを期待したいと思います。

 サラマンカは、私自身2度目の訪問となりましたが、

市長より、「いつでも来訪を歓迎します」との意味を持つ市の鍵を頂いたことに感謝いたします。

また、これまでの両陛下のご訪問についてのお話を各所で伺いうれしく思いました。

サラマンカ大学は、欧州最古の大学の一つであり、長い間スペインの学術や文化において中心的な役割を果たしたと伺っていましたが、

当時を偲ばせる講堂や図書館、古くから所蔵される古文書に強い印象を受けました。

また、同大学は、日西問の学術交流の拠点として、多くの日本人留学生が学び、また大学間の交流も含め、

一つのモデルを提供しているように思われます。今後、こうした交流がスペイン各地の大学に広がることを期待するとともに、

日本の大学等の取組にも期待したいと思います。

 「水の問題」につきましては、サラマンカ大学において研究者や学生の方々と意見交換し、

古文書も見ましたが、スペインの長年にわたる水の問題への取組や歴史的とも言える経験の蓄積に改めて強い印象を受けました。

また、マドリードの上水道の管理システムは、先端技術を駆使したもので、非常に参考になりました。

水の問題は、災害、貧困や衛生状況の改善、環境の保護を始め様々な視点から極めて重要な問題です。

今後ともスペインとのこの分野での交流が深まることを期待しています。

 サラマンカやコリア・デル・リオなど今回訪れた各地で東日本大震災に際して連帯と支援の活動が行われたと伺い、

大変ありがたく思いました。

また、マドリードやセビリアでは、東日本大震災に関する写真展を訪れましたが、スペインの多くの方々が、

わが国の震災からの復興に向けての動きに引き続き強い関心と共感を持たれていることに感銘を受けました。

私としても、フェリペ皇太子同妃両殿下主催晩餐会などの機会に、多くの方々からの支援に対する感謝の気持ちをお伝えし、

国の国民レベルでの絆を改めて確認できたと思います。こうしたスペインとの友情をこれからも大切にしていきたいと思います。

今回スペインを訪問し、改めてスペインと文化、学術、経済、科学技術、観光やスポーツなどを始め多くの分野で交流や

協力を発展させていく余地が大きいことを確信しました。

この6月から始まった日本スペイン交流400周年を契機に400年前に始まった日スペイン間の交流が、

世代を超えて受け継がれ、発展していくことを祈念するとともに、今年の10月からは、

日本でも事業が行われますので、私自身、引き続き名誉総裁としてお役に立てればと思います。

 なお、今回の訪問に雅子が同行することができなかったことは

残念でしたが、本人もスペイン国よりの御招待を大変ありがたく思っております。

また、スペイン王室の皆様はもとより、現地にてお目にかかった多くのスペイン国民の方々から雅子に対し、

温かいお言葉を頂いたことに厚く御礼を申し上げたいと思います。

 晩さん会・・・そんなに嬉しかったの?ちゃんとお礼も言えたんだ。偉かったね。

  じゃあ、今度は日本にも来て貰って雅子ちゃんとおもてなししようね。

 「市の鍵」を貰ったのも嬉しかったんだね。よかったね。でもだからって「また行きたい」って言っちゃだめだよ。迷惑になるからね。

   そしてそういう事を自慢してもいけないんだよ。

 

 

はい。国費を使って壮大な修学旅行を楽しんできた皇太子殿下なのでありました。

感想文も自分で書けなかったのか?あらゆる所に小和田言語を入れた不愉快極まる感想文を堂々とお出しになって。

晩さん会に出た事がそんなに特別だったのか?とか「市の鍵」を貰った事がそんなにすごい事だったのか?とか。

感覚は皇族というより一般人の特別扱い。

皇太子が帰国した翌日から皇后陛下は公務復帰。私がのブログ、またも大型掲示板でさらされているようですが、私は「ガー」では

ないけど、皇后陛下の行動を見ていると一々不審でしょうがない

皇太子は本日、参内するよね?

 

 

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被災地訪問しないくせに・・・・・・

2013-06-16 07:00:00 | 皇室報道

 すみません 怒りが・・・・ 外国まで行って他人事みたいに大震災の写真を見る皇太子って。

自分は18日の被災地訪問をキャンセルしたくせに、「心を寄せている」って言うのかしら?

「友情と連帯の意を表して下さってありがたい」とでも?

 

 皇太子、スペインで東日本大震災写真展を見る 

 

   その写真は・・・・・・    こちら。

 15日、セビリアで開かれている東日本大震災の写真展に皇太子が登場。

 「心をうつ写真でした」と感想。

 待てよっ 何をお客様のようになって写真展を見てるわけ?「心を打つ写真でした」って何それ?

  ちゃんと被災地を慰問し、状況を勉強している人ならむしろ「ここはこうだったね。ああ、思い出します。ここは・・・」

  とリアルに感想を述べてスペイン人を感動させたに違いないのに

  当事者の国の人なんだから、むしろ、自分が説明する側ではないのですか?

 ああ もう本当に嫌だ。こんな皇太子。

 両陛下が皇太子の即位を認めるしかないのは、自己の理由とか回りの意見で天皇が決まるという前例を作ると

  将来、それを利用した派閥争いが起こる可能性があるから・・・という事。

  天皇は粛々と男系男子で長子相続していくのが筋。それはわかりますが、現皇太子がすでに「小和田」という外戚に取り込まれ

  即位の暁には、中国や韓国へ媚びる「皇室外交」を行いかねないこと。そして皇室史上初の「女系天皇」への布石を打ちかねない事。

  それを考えたら、どうするべきかおのずとわかると思います。

 将来、「あの人は天皇にふさわしくないから即位させたくない」「こっちの方がふさわしい」など国論を二分しかねない事態を引き起こす

   リスクを背負うべきか回避すべきか、

  現在、 「長子」というだけで売国思想を持つ天皇に国を委ね、将来的に皇統の危機を招き、あるいは血を汚し、さらに政治利用される

  べきか。

  どちらも選べないから今上は悩んでいるのかも

  でも・・・もう、外国で恥さらしな行動をする皇太子は見たくないし、国民感情を逆なでするような行為を堂々とやってのける

  皇太子も嫌です。民主党時代、散々そういう政治家達の行動にうんざりさせられ、NO-を突きつけた国民ではないのですか?

  安倍総理になって、本来の日本を取り戻そうというこの時、あの時と同じような天皇が誕生するなど考えたくありません。

 「連帯の意」などという社会主義用語を使う。

  「心をよせる」といいつつ、行動しない。

  「長い目で温かく見守れ」と要求ばかり。

  「プライバシーの問題で」と人権主張。

 自分が政治利用されている事に気づかずいいなりにる事が「皇太子の務め」と思い込んでいる。

 本人は即位する気満々。小和田・外務省ら反日系は命をかけて擁立し潰さないでしょうね。

  皇室典範改正も無理。

  今上が口を挟む事は倫理的に無理。

  秋篠宮家の地位アップ・・・つまり皇太弟という定義をつけるのも典範改正にあたるので無理。

  今のままだとどうしたって悠仁親王に皇位は行きませんけど

  他に手がありますか?「本人が一宮家になりたい」も無理ですよ。本人が思ってても配偶者とその親家族が許さないですから。

  後は国税調査でもしてその結果を今上に突き付けますか?政府に突き付けますか?

  手詰まり感がいなめないですね。

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皇室ウイークリー

2013-06-15 11:50:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

秋篠宮両殿下

5月31日・・・紀子妃殿下 → 2013(第65代)全米さくらの女王,第24代日本さくらの女王らに会う

          両殿下 → 日本ワックスマン財団「平成25年度学術研究助成金贈呈式」及び夕食会出席

6月3日・・・紀子妃殿下 → 宮内庁御用掛けから進講を受ける

         両殿下 → 宮中茶会陪席

6月4日・・・両殿下 → クロアチア,スロバキア及びスロベニアの在京大使共同主催昼食会出席

                「グレートジャーニー」展鑑賞

6月5日・・・秋篠宮殿下 → 山梨県訪問・・・・国際コモンズ学会第14回世界大会出席

6月6日・・・両殿下 → 故仁親王喪儀ー権舎一周年祭の儀(宮邸)

                         同             (豊岡墓地)

                第22回夏季デフリンピック大会概要について説明を受ける

6月7日・・・両殿下 → フランス大統領閣下宮中晩さん会

      秋篠宮殿下 → 埼玉県訪問

                 ・ さいたま市大宮盆栽美術館視察

                ・ 第38回全日本愛瓢会」関係者との夕食会

                 ・ 大宮ソニックシティ作品展視察

                ・ 愛瓢会会員と懇談

6月8日・・・秋篠宮殿下 → トキタ種苗株式会社大利根研究農場視察

                  埼玉県立歴史と民俗の博物館視察

6月10日・・・両殿下 → 皇太子殿下スペイン訪問見送り

                 クロアチア等訪問につき武蔵野陵・武蔵野東陵参拝

                 クロアチア等訪問につき外務省欧州局中・東欧課長から説明を受ける

       秋篠宮殿下 → 研究会出席

6月11日・・・紀子妃殿下 → ろうあ連盟から進講を受ける

6月12日・・・紀子妃殿下 → (「ガールガイド・ガールスカウト世界連盟第11回アジア太平洋地域会議」について説明を受ける

       秋篠宮殿下 → 東京農大で講義

6月13日・・・両殿下 → (「第15回日本水大賞・2013日本ストックホルム青少年水大賞表彰式」について説明を受ける

 両陛下と皇太子の日程は載らず・・・静養とか色々あったから?

 秋篠宮殿下、宮中晩さん会があった為か埼玉県を二度にわたって訪問。いくら近距離とはいえね・・・・律儀です。

   これが皇太子なら2日目の予定はキャンセルでしょうね。

 水の総裁である皇太子は「水大賞」は関係ないのね。国連関係しか出ないんだもんね。

 

 皇太子夫妻の被災地訪問無期延期 

 小町大夫の定例記者会見

 6月18日に予定されていた皇太子夫妻の宮城県訪問は延期。

   雅子妃の体調に波があり数週間先の予定が組めないから。

 ドタキャンはこれで3回目。

 小町 「鋭意検討しているが、日程を申し上げる段階にない

      両殿下は被災地に心を寄せており、なるべく早く固めたい」

 オランダには行けたのにね 日帰りの被災地訪問すら出来ない・・・・ご機嫌が悪い。って事でいいのかしら?

   被災地に心を寄せているならさっさと行けよ・・・と、言いたいですが、行ったら行ったで迷惑なので一切かかわるなと。

 皇太子はスペインでも震災関連で「友情と連帯の意」とスピーチしたそうですね。あちらの人はどう思ったでしょうか?

  社会主義に侵された皇太子?

 6月9日の夕食会ではやっぱりこの事が・・・・で・・・額に傷?だって皇太子単独で行けばいいだけの事。

   何で「二人」に拘るの?「二人で公務は平成流」とかいって散々否定しているくせに、こういう時だけ使う。

   皇太子単独にすると「心を寄せない」皇太子妃が目だって嫌なんでしょうね。

  小町東宮大夫も憐れですね・・・・6月9日の結婚記念日の報道でスポークスマンを務めたのは野村元大夫。

   とっくに東宮大夫をやめて御用掛けも外されているから、本来、皇太子家とは交流がない筈なのに、近々の事まで

   喋りまくっている。

    これでは小町大夫のメンツが丸つぶれ。そんなの平気?今も小和田家を通して野村が暗躍しているという事ですか?

   皇太子夫妻の信頼は常に「野村のおじちゃま」にあるという事ですね。

   小町大夫、ここまでコケにされたんだから辞めちゃったら?

 

 天皇陛下をお出迎えせず 

 13日、天皇陛下は葉山入り。

 葉山町議会・近藤昇一副議長が「お出迎え」をしなかった。

 葉山町では陛下が静養のおりには、町長・議長・副議長がお出迎えするのが慣例で、その為に町議会は当日

  午前11時から13時までは休憩となっていた。

 近藤氏いわく「本会議を休憩してまでお出迎えを行う必要はない」

 町民は「御用邸あっての葉山なのに陛下に失礼」と反発。

 近藤昇一副議長は共産党。さすが共産党だなあ。じゃあ、休憩時間は何をしてたのか?なぜ町長や議長は注意をしなかった?

  慣例に従わず、独立独歩といえば聞こえはいいけどKYでなおかつ不敬。

   でも、こういう事にすら怒れないのが今の天皇の立場。国会で秋篠宮に罵声が飛んでも怒れない。

  後ろ盾のない天皇・天皇制とはこのように弱いもの。そして小和田・外務省・学会を後ろ盾に持つ皇太子一家は強い。

 陛下の静養には昨日から秋篠宮家が合流。その合間に・・・・・

 

 雅子妃、愛子内親王、皇后陛下をお見舞い 

 14日。皇后陛下は宮内庁で診察を終え、午後6時半に皇居へお戻り。

 その直後に雅子妃と愛子内親王が皇居へ、皇后陛下をお見舞い。

 約30分の面会。

 陛下の入院の時、あれ程見舞いを嫌がった雅子妃がなぜ上機嫌で皇居に行ったのか。謎のひとつですね。

   体調の波がー被災地に行けないーーの発表、週刊誌に対して「皇后はそんな事言ってない」の裏付けが必要?

  「私は皇后に認められているので将来は安泰」と言いたい?

 それを迎えた皇后は診察帰り直後。さぞやお疲れになった事でしょう。なぜお断わりにならなかったのか。

   これでは「天皇・秋篠宮」「皇后・皇太子」と分裂しているのではないかと憶測を呼ぶばかり。

   判断力の低下ですか?それとも、皇后は本気で雅子妃を擁護するつもり。

 

 週刊誌に書かれた雅子妃の動静 

 皇太子妃の機嫌・・・いえ、体調はアベノミクスの株価のように乱高下している。

 オランダ帰国後、体調(機嫌)が非常に悪く、6月9日の夕食会は相当悪かった。

 なのに6月10日は上機嫌で報道陣に「昨日は色々ありがとうございました」と笑顔で声掛け。記者達は「何が?」と唖然。

   小町大夫「6月9日の報道に対してありがたいと思っておられる」という事らしい。

 20周年の文書は7日中に出すように記者会が要請。しかし、来たのは8日の午前1時。

   しかもその後、訂正があった。それが「今後とも温かく長い目で見て頂きたいと思います」の付け加え。

   文書を書いたのは雅子妃。

 6月1日の授業参観では雅子妃は非常にハイテンションで、回りの保護者に声をかける。みな違和感を持つ。

   しかし、修学旅行当日の朝の見送りはなし。「朝、起きれないのか?」と保護者達。

 愛子内親王に付きまとい登校中、他の生徒達についても随時その保護者に報告していた。

 雅子妃は愛子内親王が一人っこなので、将来の「女官」を学友から選びたいと思い、物色中。

 躁鬱なのか?統合失調症なのか?ハイテンションの時は歯止めがきかないのよね。

  「ER」でアビーのお母さんが躁鬱病で薬を飲まずに大変な事をやっちゃうシーンを思い出しました。

 あの付きまとい登校中、教室で他の生徒の動向を見て保護者に「オタクのお嬢さん、〇〇だったわよ」って言ってたというのは

   恐ろしい。保護者は生徒に関して第三者に語ってはいけないって言われているのに?

   これじゃ嫌われる筈。ハイテンションと引きこもりの繰り返し。制御できるのは小和田恒氏のみ?

 

 

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宮内庁・政府、新潮に抗議

2013-06-15 11:00:00 | 皇室報道

 政府と宮内庁がこんなに素早く、しかも同時に抗議文を出すというのは

極めて異例の事です。果たして政府と宮内庁の立場はどちら? そして本当の思惑は何?

 

事の発端は・・・・・今週発売の「週刊新潮」の記事です。買う価値がないので立ち読みで終わらせてしまったのですが

タイトルが「雅子妃不適格で悠仁天皇即位への道」というのです。

おおざっぱに内容を思い出してみると

 皇后がついに「雅子妃に皇后の役目は務まらない」と漏らした。もし、自分一人が残されたら即位した皇太子一家にどのような

  扱いを受けるのかと心配している。

 毎月1度行われている頂上会議。天皇・皇太子・秋篠宮の会談は皇室典範改正に向けてのもの。

  その内容は「生前譲位を可能にし、皇位継承権のある皇族が即位する」(両陛下の思し召し)

 2月1日、午後16時30分に風岡長官が安倍総理にたいして「皇室典範改正」を打診。

 天皇陛下はその御役目を全うして頂き、一旦皇太子が即位。そしてころあいを見計らって悠仁親王に譲位。

 宮内庁長官いわく「兄弟相続は争いの歴史があるので秋篠宮は即位を辞退」という事で」

 皇太子は一宮家になって家族3人で暮らしたいという意向を持っている。

というもの。

ここで重要なのは、全てが「陛下の思し召し」としている事。そして風岡宮内庁長官はその陛下の思し召しを持って

政府に要求し、水面下で事が進んでいる・・・・という事なんですね。

それに対して、最初に抗議したのは菅官房長官でした。そしてその次が宮内庁。菅官房長官が抗議したのは雑誌が出てすぐ。

まるで待ち受けていたかのような抗議の仕方でした。

 

 内閣官房長官の質疑応答。

記 者 ; 週刊誌の報道でお伺いしたいんですが,今日発売の週刊新潮でですね,

       宮内庁の長官が総理と面会,これは首相動静で残っている今年の2月1日なんですが,そこでですね,

       皇室典範の皇位継承を巡る制度の改正を長官は求めたと,宮内庁の長官ですね,この事実関係について,お伺いします。

官房長官 ; あの,所管しているのは私(官房長官)でありますから,私自身のところにはまったくそういったことは一切ありません。

        ですから事実無根であるということをはっきり申し上げたいというふうに思います。

         また,事前の取材に当たってもですね,そのような事実は一切ない,その旨を事務方から週刊新潮編集部に対して,文書で明確に,

         これ,回答をいたしております。

         そうしたことがあったにもかかわらずですね,

          このような事実無根の記事が掲載されたことはですね,皇位の継承という極めて重要な事柄であって,

         国民の皆さんに重大な誤解を与える,そういうおそれのありますんで,極めて遺憾であって厳重に抗議したいと,こう考えています。

 この発言がアップされたのが13日、木曜日の午後12時半。つまり雑誌が棚に並んですぐの事でした。

   まさに「事実無根」と言っているのです。

   わりと皇室に関しては何を書かれようとほったらかしの政府が、速攻で否定にかかるというのは極めて珍しく、予定されていた抗議では

   ないかと言われています。

 記者は2月1日について尋ねています。風岡長官が総理と会って「皇室典範改正」≒生前譲位、悠仁親王の即位を打診したと。それが

   両陛下の思し召しであったという事が事実かどうかと聞いているのですが、官房長官の答え方には日付についての話はなく、

   風岡が総理に会ったかどうかも答えていません。

   ただ「所管である自分の所にはそんな話は来てません」という事。考えようによっては官房長官をすっとばして直接打診?という事を

   暗に言っているような気がするのです。

 

 宮内庁長官

本日発売の週刊新潮に,「『雅子妃』不適格で『悠仁親王』即位への道」との記事が掲載されておりますことについて,一言申し上げたいと思います。

       この記事では,私(宮内庁長官)から安倍総理及び菅官房長官に対し,

       「天皇の生前退位及び譲位」並びに「皇位継承の辞退容認」を可能とするような皇室典範改正の要請を行ったこと,

       また,そうした宮内庁の要請内容については,天皇・皇后両陛下と皇太子・秋篠宮両殿下の間では,既に納得されていること,

       などが記述されておりますが,このような事実は一切なく,この記事は全くの事実無根であります。

そもそもこの記事については,週刊新潮編集部より事前(6月10日付)に文書にて取材申請があり,

当該事実は一切ないことを文書にて明確に回答していたにも関わらず,その回答には全く触れることもなく,

このような記事がそのまま公表されたことに,強い憤りを感じます。

  少しその内容について個別に申し上げますと,最初に「ついに『雅子妃に皇后は無理』の断を下した美智子さまの憂慮」との見出しで,

皇后陛下はすでに,周囲には『皇太子妃には将来,皇后の仕事はつとまらないでしょう』と漏らされています」との記述が

さる宮内庁幹部」のコメントとして記載されておりますが,皇后陛下はお誕生日会見などでもかねてより,

妃は皇太子にとり,また,私ども家族にとり,大切な人であり,妃の快復を祈り,見守り,支えていきたい」と仰ってこれらたところであり,

そのようなご発言をされることなど,全く考えられません。

また,「さる宮内庁幹部」とありますが,私は宮内庁幹部の一人として,もちろんそのようなご発言を耳にしたことはございません。

  さらに,「皇后陛下は,『もし仮に,陛下がおられなくなって,私が一人残されたとします。

その時のことを考えると,とても不安を覚えます』と近しい人に打ち明けられている。

ご公務の引継ぎなどはもちろんのこと,はたして皇太子ご夫妻が,ご自身を適切に遇してくれるのだろうか…その点を気に病んでおられるのです。」

との記述もありますが,常に周囲をお気遣いになっている皇后陛下のお立場を鑑みるに,そのようなご発言をされることなど,到底考えられません。

この記事の内容を皇后陛下はまだご存じないものと思いますが,仮にこの記事を実際ご覧になられれば,

大変お心をお痛めになるのではないかと思われ,とりわけ現在ご体調を崩されているところでもありますので,非常に心配をしております。

また,次に「『皇太子即位の後の退位』で皇室典範改正を打診した宮内庁」との見出しで,私が安倍総理及び菅官房長官に

皇室典範の改正を提案したとの記述がありますが,そもそも宮内庁は,皇室典範等が定める皇室の制度を前提に

天皇皇后両陛下及び皇族方にご奉仕申し上げるのが務めであり,

制度の在り方を宮内庁から提案することなどあり得ません。

さらにこの記事の中では,その背景などについても記述されておりますが,改めまして,全くの事実無根,荒唐無稽な話であると申し上げておきます。

 次に,「『秋篠宮は即位すら辞退』が頂上会談で了解された深い事情」との見出しで,

こうした宮内庁から官邸への提案が,「すべて天皇・皇后両陛下の思し召し」であり,

「すでに天皇・皇太子・秋篠宮の三者による頂上会談でも話し合われ,納得されている」との記述がされております。

私(宮内庁長官)は,今上陛下,皇太子殿下,秋篠宮殿下のお三方によるお話し合いの場には常時同席させていただいております。

そこでのお話し合いの内容については,本来私から申し上げることは控えるべきことと思っておりますが,

この件に関してのみは,そのような内容のお話し合いはこれまで一度も行われたことはなく,

全くの事実無根であるということを申し上げておきたいと思いますし,そもそもそのようなことを仰られること自体,あり得ないことと考えております。

  以上申し上げたようなこの記事の内容について,両陛下は未だご存じないものと思いますが,

ご覧になられれば大変悲しまれるのではないかと非常に憂慮しております。

また,皇室制度や皇位継承のあり方という極めて重要な事柄について,このように憶測等に基づく,

全く事実と異なる記事を掲載することは,国民に重大な誤解を与えかねないものであり,大変遺憾に思っております。

このため,この週刊新潮の記事に対しては,内閣官房と宮内庁の連名により,文書にて厳重に抗議するとともに,

速やかに訂正記事を掲載することにより,記載のような事実がなかったことを明らかにするよう求めることとしているところであります。

あの,具体的には内閣官房と宮内庁連名で新潮社に対して厳重抗議と同時に訂正記事の掲載を求めていく,こう思っています。

 風岡長官は創価学会員である事。羽毛田前長官と同じように「女系派」であり、小和田一派として考えつつこの文章を読むと

   文章の特徴及び、隠したい事などが見えてきます。

 新潮の記事で最も重要な点は

 今上亡きあと、皇太子が一旦即位をしてころあいを見計らって悠仁親王へ譲位 → 

      皇室典範に生前譲位を盛り込む

 秋篠宮は即位を辞退

 上記2点について風岡長官が2月1日に安倍総理に会って打診した。

ここなんですよ。

実際に、2月1日の午後4時半頃、風岡長官は安倍総理に会っています。何を話したのか・・・・その内容が上記であると新潮は書いています。

さらに重要なのは風岡がその打診をした理由を「両陛下の思し召し」であると言っている事。

 しかし、風岡長官は直接それに触れる前に、延々と皇后が「雅子妃について不適格とは言ってない」と弁明しています。

   「そんな事をおっしゃる筈がない」と。宮内庁職員もそんな風には思っていないと。

   何で長々そんな事を引用までしていうのか・・・印象操作ではないかと私は思います。

   世の中が「雅子妃は皇后にふさわしくない」と思っている事は確かでしょう。雅子妃は相当嫌われている事も確か。

   でも皇后が認める限り、雅子妃は将来必ず皇后になるのだと・・・・言っているわけです。

 風岡は「自分が」とは言わず、「宮内庁」が皇室典範に関わる事はないし、陛下の思し召しとして打診することもないと言っています。

  その事に間違いはないでしょう。「宮内庁」は。

   でも、風岡個人としてどうでしょう? 以前、羽毛田前長官が「女性宮家」を陛下の思し召しとして民主党に要求した事がありました。

  あの頃、「長官が陛下の意思を無視して動くはずがない」という意見が大勢で、ゆえに陛下は「女性宮家」推進派なのだと思われました。

  個人的には全くの嘘でもないような気がします

  でも羽毛田長官の言う「女性宮家」と天皇が考える「女性宮家」では意味合いが違っていたのではないかと思います。

   羽毛田前長官のいう「女性宮家」は愛子内親王を女帝に押し上げる為の布石である。今上はあくまで悠仁親王を支える為の

  眞子・佳子内親王の処遇改善であると思います。

 風岡が頂上会談に同席している事。何が話し合われているか知っている事。その中で仮に・・・・仮にですよ。

  「皇太子は即位せずに一宮家降格」について話し合われていたとしたら?創価学会の風岡にとってそれはまことにまずい話です。

  風岡は多分、この話を歪曲して「陛下の思し召し」として総理に打診したとしたらどうでしょうか?

  つまり「一旦皇太子が即位し、その後悠仁親王に譲位」案。これなら皇室典範改正も難しくないのでは?と。

  なぜ皇太子が一旦即位しなくてはならないのでしょうか

  そこには「即位さえしてしまえば口約束なんてどうにでもなる」という半島人的考え方がそこにあるからです。

   だって、ころあいとはいつか明記されていませんしね

   皇太子が即位すれば「愛子ではいけませんか」になるのは当然。ダメ押しで壬申の乱まで引き合いにだして秋篠宮即位を辞退

  などという。陰謀が見え見えでは?

 風岡が延々と皇后の言葉に着目し、雅子妃を擁護を前面に押しつつ、仕方なく「陛下の思し召しで打診なんかとんでもない」と

  否定するに至った・・・と考えるのが自然。

   だって、2月1日に風岡が安倍総理に会った事は事実なんですもの。本当に否定したいなら2月1日に何しに総理官邸へ行ったか

  説明すればすむ事でしょう

 

 これで政府側の速攻抗議の意味がわかりますね。風岡・小和田の手には乗らないという事です。

 即位するという事は「元号」が変わるという事です。天皇の葬儀と即位は天皇家としても国家としても一大事。

  どちらもおおがかりな予算を組み、大々的に国際的にアピールしなくてはならない行事なのです。

   しかし、今上はその事に対してかなりの抵抗感というか・・・「申し訳なさ」を感じているんでしょうね。

  「火葬にして陵も小さく」なんて言い出した事からもわかるように、元号改正などというものは、そうそうない方がよい。

  大正時代のように15年で終わるなんて事よりも、明治や昭和のように長く続いた方が国民の負担も軽い。

  もしかしたら元号すらなくして西暦で統一した方がいいかも・・・・と思っていらっしゃるかもしれません。

   そんな陛下の心のひだを掴んだのが秋篠宮の辞退と悠仁親王の即位。皇太子の生前譲位で元号を替えず・・・という

  思惑だったのではないかと察します。  (あくまで私見ですよ・・・・)

 政府が速攻否定したので、風岡としても否定せざるを得ず・・・・という所ではないでしょうか。

   「皇后陛下はこの記事を知らないだろうけど知ったらどんなに・・・」「陛下はこのことをご存じないだろうけど知ったら・・・」の部分に

  非常に小和田っぽさを感じるのは私だけでしょうか?

 

 

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ラスト・シンデレラ

2013-06-14 07:31:40 | ドラマ・ワイドショー

 ついに・・・一人カラオケ体験

ヨンジュナの公文まちを利用して一人でカラオケに行きました。何とか1曲くらい宝塚を歌えるようにしたい・・・との一念で。

しかしながら声を出してないブランクは大きいし、そもそも素人には歌えないのかなと。

何を歌ってもうまくいかず。これはきっと発声方法から習わないとダメなんだろうなと思いつつ、しかしカラオケの為に

ボイストレーニングするお金もないぞ

日本人の・・・素人に似合う曲ってやっぱり寺田先生メロディなのか、「愛あればこそ」とか「雨の凱旋門」とか

そういうのは比較的歌いやすい。

でも 私が歌いたいのは「私だけに」と「アイーダの信念」と「ひとかけらの勇気」なんですっ

音程下げても何しても高音が出ない。出るわけない。それでもっ

何だか、ストレス解消の為にカラオケ行って1時間半。しつこく歌ってはダメーー歌ってはダメーー

しまいには声を枯らしてしまい。かえって落ち込んで帰って来たような?

月に一度の歯医者さん 今回は万全の態勢で臨みましたとも。

なんせ歯間ブラシに歯ブラシ二本使い それを毎日、あのドクターの顔を思い浮かべながら「やっつけてやる」の一念で。

私って結構しつこいのか?

その結果、かなりいい成績で 「あと一歩ですね。この調子で頑張りましょう」の言葉を引き出したぞ

その歯医者さんでテレビ見てたら林真理子が「野望」を持てーーとワイドショーで力説してました。

個人的に秋篠宮家批判が激しく「私の周りで紀子さまを好きな人はいない」と書いた時点でさようならーーだし

彼女の作品って、読めば読むほどちょっと不愉快になる 昔はそんな事なかったのに?

上から目線で小説を書いているような?

それはいいんだけど、オペラ歌手みたいな事をして、次は「舞台女優になりたい」って?で、姿月あさとと共演?

あのさ・・・・有名人だからって宝塚OGをコネで使うのやめてほしい

宝塚といえば、はるな愛の「男装」かっこよかった

まあ、元々が男なんですから当然と言えば当然?とはいえ、すっかりヅカメイクに見えたのは私だけ?

「潜入探偵トカゲ」・・・好きですけど、結局視聴率は上がらずじまい。

アメリカのドラマでは「なりきり物」は多いですよね。

その最たるものが「スパイ大作戦」なわけで・・・・・それをスタートに現在は「レバレッジ」「DARK BLUE」「ホワイトカラー

と色々あり、面白く見てます。

でも、日本では潜入捜査は禁止されているし、歴史がないのかな?

どうにもストーリーがテンポよく運んでいかないというか 松田翔太がかっこいいだけで10%取れればそれでいいっか。

じゃ、こまるでしょ。コメディなのかシリアスなのか、もう少しきっちりして欲しかったかなあ。

個人的にトケガが寝起きしてるビルは好き。ああいう所に住みたいですが、地震の時大丈夫なのか?とも、思い・・・・・・

 

 ラスト・シンデレラ 

2週分まとめてみました

久々にまともなベッドシーンをみたかも。

思わず三浦春馬に「よくやった!」とか画面に向かってしゃべったら、姫が「何が?」と。

いえ、あなたはまだ知らなくていいのよーーねーー

 

しかし・・・藤木君も捨てがたい。

俺が守る」とか真面目な顔で言われたら・・・・・「はい

とか言ってしまいそう。しかし三浦の若さと笑顔も欲しい どっち?ねえ、どっち?

とはいえ、こんなバブルなドラマ、今の時代に似合っているの?視聴率がいいんだから合っている?

だって。

一人の女子が(40代だけど)二人の全く個性が違う男に言い寄られ、どっちを選ぶかで悩む。

バブルまっさかりのW浅野風ですよね。

年下の男は、義理の妹への贖罪意識にさいなまれ身を引く事を決意・・・ってここは韓国ドラマ?

友達以上恋人未満の付き合い長い彼の方はニューヨーク転勤?今時・・・・アメリカに支店持ってる美容室かあ。

年齢的には藤木を選ぶべき。けれど、三浦の若さと笑顔が・・・・って、そればっかり。

で、どうするの?最終回。

 

視聴率がいいんだからそれでいいという考えはあるかもしれないけど、フジテレビは少し考えるべきよね?

過去の栄光?にすがってていいのかって。

 

 

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家族ゲーム・雲の階段

2013-06-13 13:30:21 | ドラマ・ワイドショー

 今期のドラマもあとわずか。来週にはぞくぞく最終回を迎えます。

今回の感想は・・・・何だか似たようなドラマが多かったかなあと。

学校の話とか医者の話とか。昭和の話を平成版にリメイクというのもありましたね。

常に常にワンパターンがまかり通る韓国ドラマと違って、日本のドラマはどこかで「いつもと違った」パターンを

期待してしまう。ドラマ作りのハードルは高いだろうなあって。

アメリカみたいにちょっと人気が出ればすぐに「シーズン2」「シーズン3」というわけにもいかなくて

(それが出来るのは「渡鬼」だけ)

3か月クールで次々新しいドラマを感動的に作るのは大変でしょうね。

しかもキャスティング。これが一番

事務所の力関係におされて、好みでないキャスティングを強いられるスタッフの皆様。本当にお気の毒です。

「あまちゃん」は奇跡的なキャスティングですわ

それぞれのキャラが立っているし、脚本家もその個性に合わせて脚本を書いてる。

おとといの地方初のユニットの羅列は何気におかしくて大笑い。

仙台出身としては「♪ ずんだずんだーー♪」と歌う緑色の小娘さん達に吹き出してしまいました。

静岡?給湯ガールズとか?愛知?お膝元娘?すごいなあって。

早く東京編になって、日本中のご当地アイドルが一斉に出てきたら面白いなあ。

 家族ゲーム 

 

吉本先生の過去の話の前に。

あの薄汚れた家の中でそれぞれがすみわけをしている事にすごいなあと思いました。

一番几帳面な長男と、回復が早い次男。でも両親はなかなか

長男の言い分を聞いていると、何もかも吉本先生のせいだっていうけど、あのまま優等生を演じて陰で

悪い事をやってたらいつか爆発して犯罪者になるんじゃ?

父親と同じように?そして本物の吉本先生と同じように

一体、彼はどうしたかったのか?

ありのままの自分を認めて欲しかったならそういえばよかったし、家を出るなりするべきだった。

甘えて家の手伝いすらしないで親を女中のようにこき使い、冷たい目をしてたら、お母さんだって嫌になるよね。

そのお母さん、家出する時のさっぱりとした表情に違和感。

いくら家族に冷たい仕打ちをされたからって、可愛い次男の事まで忘れて「私は私の道を行くーー」って事になったわけ?

長男はともかく、次男はまだ中学生よ。

その次男は、いじめる側になった自分をどうするつもりなんだろう・・・・・・

本当は優しい彼だもの。本意なわけないしね。

 

それにしても吉本先生…本物の方。あの性格のゆがみ方はすごいなあ。

あの演じている役者さんね。ハンサムだし好きなのよ。ジャニーズ系との共演も多い。

でも、いつも「悪役」それも半端でない悪役なので気の毒 もうちょっと優しい役を与えて下さいな。

教師による教師いじめを目撃したが為に脅されて追い詰められる生徒達。

これって韓国ドラマを見ている展開よね。

その事を、本当の吉本先生の母親は知ってるのかしら?ドラマの中に2度も登場しているんだし

加害者の母としてなんらかのリアクションは欲しいですよね。

 

そして・・・・何で先生は戻ってきたの?

崩壊した家族を立て直すため?あの状態から?家、売っちゃうんだよーー

 

 雲の階段 

たとえ犯罪者といえども開き直ると怖いって証明のような?

「ばらせばいいじゃん。その代わり共倒れだぜ」って・・・・まるでどこかの皇室のような?

田坂先生、いずれは自首するつもりで病院改革に挑む。それは素晴らしい。でも急ぎ過ぎて

事故に遭い、姑と嫁が大変な事に

まさか院長の愛人が全てをばらすとは。いわゆる「身辺整理」の仕方が悪かったわけね。

まずいよね。突如マンションを解約してお金でかたをつけようなんて。

しかも同じ職場にいる医者だよ?女医だよ?

女に感情なんかないと思っているのかなあ。

選挙の為とはいえ、愛人を捨てる。秘密を打ち明けられなかった愛人は本妻に「負けた」と思い

利用された・・・と思ったのかも。

怖いわあ。

そして身ばばれたのに、まだ病院に戻ってくる三郎。どうするの?

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韓国史劇風小説「天皇の母」114(いかにもフィクション)

2013-06-12 10:00:00 | 小説「天皇の母」101-120

その年の3月、東宮御所の改築が終了した。

たった4年やそこらでの改築は例のない事だったが、東宮御所はバリアフリー化され、その費用には8億もかかってしまった。

それはひとえに、年老いたマサコの祖父、エガシラを迎える為のものであったのだが、

それでもヒサシは不機嫌な様子でイライラしていた。

国際司法裁判所への転任がマスコミに漏れた為になかなかうまく運ばない。

おまけにマサコがなかなか懐妊しない。

マサコの懐妊を望んでいるのは天皇だけではなかった。誰よりもをれを望んでいたのはヒサシの方だったのだ。

努力はしております

皇太子は会う度に意味のわからない微笑みを浮かべて照れたようにいう。

そして、その笑顔を見る度にヒサシは「馬鹿かこいつは」と思ってしまうのだ。

コウノトリはなかなか機嫌が悪くて」

皇族特有の間接話法か?それも馬鹿馬鹿しい。

皇族たるもの、コウノトリの機嫌をとってどうするというのだ?

せっかく不妊治療をしようという医者の言う事も蹴ったらしい。そうする事が男らしいとでも?

確かにマサコはわがままだ。わが娘ながら頑固で困る。

結婚に至るまでもごちゃごちゃと反抗し続けたが、やっと結婚したというのに、子供に恵まれないとは。

子供を産まなければ、男子を産まなければ自分の野望は半分も達せない。

そして子供のいない妃もまたみじめな存在なのだと、何度言い聞かせればいいのか。

「私は皇室外交をしに結婚したのに、なぜそれ以外の事を望むの?」

マサコの答えはいつもこればかり。

外務省という後ろ盾があってこそ「皇室外交」などというものが存在するのであり、マサコはその恩恵を

十分に受けた。もし、あのまま外務省にいたならそれも可能だっただろう。

しかし、今は皇室。

いくら回りを子飼いで固めようとしても一足飛びには無理だ。

宮内庁にはカマクラがいる。その他、保守派もまた多いのだから。

彼らが「世継ぎ」の誕生を望むあまり、皇太子夫妻に海外への道を閉ざしている事は確かだ。

だったらそれを「人権無視」だと訴えればいい、そして着実に「女帝」を認めるように社会に働きかける。

世の中はジェンダーフリー。男女雇用機会均等法がある。

女性も男性と同等の地位が保証されて当然の世の中なら、皇室のように男子のみに皇位継承権があるのは

男女平等の精神に反する。そのような旧弊で男尊女卑の皇室を責め続ければ、マサコも気が楽になるだろうと思い

海外のメディアを使い、大々的にキャンペーンを貼ってきた。

「不幸な妃」

「かごの鳥」

「閉じ込められた妃」などなどショッキングな文言を並べ立て、独身時代はあんなにも生き生きとして美しかったマサコが

結婚後は意気消沈している。それは「世継ぎ」のプレッシャーによる「本来の仕事である皇室外交」が出来ないからだ・・・と

そういえばいいのだ。

そこまでして助けてやっているのに、それでも不妊治療を拒むとは。

「しかし、殿下、このままお世継ぎが出来ないのは問題です。無論、我が娘の不徳の致す事とは思いますが」

「いえいえ。そんな

最近では男性にもいろいろ問題があって妊娠しにくいというような話も聞きますよ」

その言葉に皇太子はぽかんとヒサシを見つめる。

え?そうなんですか?」

ええ。昔はそういう事を調べるすべなどありませんでしたから、不妊は全部女性のせいだと言われていましたがね。

まあ、男がそういう状態になるのは大きくなってからおたふく風邪にかかった事がある・・・というような具合で」

「おたふく風邪ですか・・・小さい時にかかりました」

殿下、殿下がそうだと申し上げているわけではありません。ただ、殿下の叔父君も大叔父君方もお子様に恵まれなかった

という事実がございますし、まあ皇室の血というのは本当に古くて濃くていらっしゃるから」

皇太子は言葉を失った。一言も言い返す事が出来ない。

僕の責任かもしれないんですね

皇太子はうなだれた。隣のマサコはそれを慰める風でもなく、無関心といった感じで聞いている。

「マサコ・・いや、妃殿下、きちんと皇太子殿下にお仕えしているのですか。殿下の妻としての役目を果たす事こそが

妃殿下の御役目なんですよ」

はい。わかっています」

マサコは一応神妙な顔をして答えるが、それほど胸に響いているとは思えない。

とりあえず、調べてですね・・・一度はそういう検査とか治療とか、受けるべきでは?」

ヒサシの言葉に皇太子夫妻は顔を見合わせた。

「そうはいってもお父様、私はどうしても海外で仕事をしたいのよ。結婚してから外国へ行ったのって中東だけよ?

そんな約束じゃなかったじゃないの。この間のフランスはノリノミヤに決まって、その後のドイツもアキシノノミヤに

なったわ。宮内庁の奴、いやでも私達に海外に行かせない気なのよ」

それはどうにかするから・・・いや、しますから、早く世継ぎを」

お父様も宮内庁と同じなのね

マサコはぶんむくれにむくれてぷいっと横を向いた。そんな妻に頭があがらない皇太子。

それでも、その年はノルウェーからホーコン王太子とスペインのフェリペ王太子がやって来たので

マサコは上機嫌で接待役に回り、フェリペとは「熱い抱擁」まで交わしてしまったものだから、週刊誌にでかでかと

書かれる始末。

週刊誌を全部買収出来るものではない。どうしてこうも行動が軽いのか。こっちは尻拭いしてやっているのに。

「私だってね、殿下。孫の顔が見たいのですよ。両陛下にはすでに2人もお孫様がいらっしゃるが、こちらはまだ一人も。

そういう親心をもわかって頂かないとね」

はい・・・・」

皇太子は曖昧に答えた。

そんな婿を見、てヒサシはさらに苛立つ。この男は皇太子という地位を抜いたら何にも残らない。

頭も悪い、見た目も悪い・・・自分が女でもこんな男は嫌だと思う。

しかし、彼が持つたった一つの「皇太子」という肩書は何者にも代えがたい価値がある。

その血を受けた親王を自分の手にする為には、エレファントマンとだって寝るさ。

下世話な事を考えつつヒサシはマサコをにらみつけた。

睨まれたマサコはふてくされたようにぷいっと横を向いた。

 

問題なのはマサコの事だけではなかった。

セっちゃんが結婚したいっていうのよ」とユミコが切りだしてきたのだ。

結婚?誰と?」

「シブヤっていう人よ。ハーバード大で知り合ったんですって。お医者様なの」

ハーバードか・・・・それならまあ・・しかし、医者とは」

「医者はダメなの?」

ダメじゃないが・・・権力者に必要な3人の友人のうち二つは弁護士と医者だ。その一人がセツコの夫だと

いうならそれはそれでいいさ。要はどんな医者かという事だ。勝手に決めおって」

「だってセっちゃんだっていい歳よ。一々親に言わないでしょ

あいつはどうもつかみどころがない。従順でもないし反抗的でもない。自己主張がないように見えて突如

こういう事をやらかす」

やらかすなんて。おめでたい事じゃないの」

ユミコは何が不満なの?という顔をする。

セツコは帰国子女枠でどうにか東大に押しんだものの、当時から男がいた。ハーバードに留学したのはいい。

その後、ホンダに勤めたのにちょっと叱られたくらいですぐにやめ、突如「翻訳家になりたい」などと言い出す始末。

そしてまた東大に入りなおすという・・・何とも奇妙な人生を歩んできた。

どこか気まぐれで飽きっぽくてとりとめのない。そんな娘が結婚?

レイコにはこっちから相手を探さなくちゃならんな

ヒサシはぼそっとつぶやいた。

 

数か月後、ニューヨーク在住のシブヤケンジがセツコと共にオワダ邸にやってきた。

年齢はほぼ30.なかなかハンサムだし、仕事も出来そうだ。

お父さん、セツコさんを頂きにあがりました」

型どおりの挨拶。しかし、ヒサシはこの男が「皇太子妃の妹」という娘の立場に目がくらんでいる事を

すに察した。

身辺整理はすんでいるのかね」

「お父様!」

セツコが声を荒げる。せっかく目出度い報告をしに帰って来ているのにいきなりそういう言い方をするなんて。

ケンジさんは清廉潔白な人よ。いい人なんだから。ハーバードを出てお医者様でこれからだってアメリカに住むわよ。

何が不満なの?」

男というのもは30年も生きていれば色々あるさ。なあ?シブヤ君

は・・・はい」

シブヤは冷や汗をかいている。

娘のどんな所が気に入ったのかね

はい。非常に頭のいい人で賢くて何でもはきはきものを言う人で」

「皇太子妃の妹・・・」

ヒサシの呟きにシブヤは黙った。

何よ。お父様。どういう意味よ。お姉さまの事は関係ないでしょ。ケンジさんはそんな人じゃないわよ」

セツコは叫んだがヒサシは意に介さない。

セっちゃん。少し落ち着きなさいよ。別にいいじゃないの。あなたがまーちゃんの妹っていうのは事実なんだから」

「そんな。私がそれしか価値のない女だっていうの?」

とにかく」

ヒサシは遮った。これ以上無駄な会話はしたくない。

身辺整理を」

セツコの幸せ・・・というより、オワダの為にヒサシはそういったのだった。あとは彼がどこまで自分達の味方に出来るか。

弱みを握らなくては・・・・と。

 

 

 

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