ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

残暑に青い波を求める

2022年08月29日 | 日記

 ウォーキングの練習コースはいくつかある。その中に、小金井市内の滄浪泉園(そうろうせいえん)、という庭園を横目に見ながら歩くコースがある。暑い中、この「滄浪」という言葉が涼し気で寄り道を誘う。が、してこなかった。

 8月28日の日曜、夏の終わりと思い、庭園に寄り道した。

 滄浪泉園は、明治、大正期の政治家、波多野承五郎の別荘の一部。滄浪は、青い波、の意味だが、犬養毅元首相が、名付けた。「手や足を洗い、口をそそぎ、俗塵に汚れた心を洗い清める、清々豊かな水の湧き出る泉のある庭。」ということ。

 園内には、木々の緑を映す池、水琴窟、や、湧き水(東京の名湧き水57選)などがある。

 園内に入るとき、受付の人に、「緑が濃いですよ。」と言われた。緑豊かな野川沿いを歩いてきた眼にも確かに、木々の緑が深い、従い、池の水も青さが濃い。この夏もそろそろ終わる。ウォーキングの一区切りとなったな。寄り道もいいものだ。

 絵は、滄浪泉園の入り口。これも気にいっている眺め。

   2022年8月28日  岩下賢治

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