畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

破間川ダムの雪流れを一人で見に行く

2023-04-01 13:42:15 | 風景

 地方紙の一面にあり、なおかつフェースブックにもアップされていました。

有名になりつつある、破間川ダムの雪流れ現象です。早速見に行きました。

 

 今年は雪も少なくそして消え方も早い。情報が無くて今年はダメかと思っていました。

でも、やはり雪流れ現象は現れたのですね。雪解けで急に水位が上がると岸辺の雪が浮くのです。

 

 水位は夏季よりも高いのですね。木々の根元は水中に没しています。

不思議というか、当たり前というか、岸辺に降り積もった雪は増水した水に浮きあがります。

 

 ブロック状の雪の幾何学模様も良いですね。

この日も晴れ上がり、逆光状態を太陽の位置も写真にはそれほど悪くない状況。

 

 浅草大橋の上から反対側、上流方を見ます。

水の青さがひときわ映えますね。この上流にはイワナ釣りにも入ったものでした。

        (続く)

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只見線への回送列車と急な山

2023-03-22 04:31:04 | 風景

 農家組合員への配達物を配っていて、山を撮ろうと思ったら列車が通過。

只見線への回送列車ですね。昔は小出駅構内で燃料給油が出来たが、今は長岡まで行かないとできない。

 そのために、毎日給油をするために長岡まで往復しています。空車ですがね。

冬期間は落雪の恐れがあるなんて理由で、大白川~只見間が運休していましたが、今日から再開です。

 

 回送列車が写せたのは偶然の事。実は山の写真を撮りたかった。

分かり難いが、雪崩止柵の左側の少し上、山肌が現れ消え残る雪のちょっぴり残っている場所が旧炭鉱の跡。

 炭鉱とは言っても、亜炭と言う石炭になる前の物質が掘られた跡だという。

明治だか大正時代だと思うが、物好きが何か所かで亜炭の採掘を試みたらしいのです。

 平地にはまだ数10センチの雪が残っているが、急斜面はご覧の通り。

斜度がきつくて、雪が溜まらず少し積もっては雪崩落ちるほぼ裸状態の斜面なのです。

 

 写真真ん中の大きな沢は、独活の畑と呼んでも良いような場所でした。

それが、毎年雪崩と共に土が崩落し、岩肌がむき出し状態になってしまいました。

 

 それでも、ゼンマイや独活は出るのですが、滑りやすくて近づけなくなっちゃいました。

何年、いえ何10年も通い続けた斜面は、知り尽くしているスベルベです。

 でも、足腰が衰え一度大転落してからは中々足が向かない。

どの沢に、どんなゼンマイや独活が出るのか知り尽くしているのに、伝える相手は居ません。

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春はあけぼの

2023-03-17 05:44:14 | 風景

 明るくなり始め、新聞を取りに表に出ると、雪の表面が硬い。

スベルベママに声を掛けて、朝食前に散歩に出ることにした。太陽が顔をのぞかせる少し前です。

 

 一日雨の日をはさんだけれど、こんな晴れの日々が続きます。

雪の上を自由にどこまでも歩ける「凍み渡り」です。でも人影は全くありません。

 

 魚野川の堤防に着きました。

私たちの陰に驚いた、カモたちガーガーと文句を言いながら飛び立ちます。

 

 帰りはぐるりと回り、魚野川の支流「大沢川」を越え、国道を横断。

余りゆっくりしていると、陽の光を浴びて雪の表面が柔らかくなってきます。

 

 山にも朝日が当たり始めました。それにしても凄い地形ですよね。

なだらかな尾根の向こうは、深い谷になっています。スベルベが転落事故を起こしたところです。

 「春はあけぼの。 やうやう白くなりゆく、山ぎわすこしあかりて、むらさきだちたる、雲のほそくたなびきたる」

こんな枕草子の春が思い出される凍み渡り。「おーい、みんな惰眠をむさぼっている場合じゃないぞ」。

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春の朝に凍み渡りを楽しむ

2023-03-08 04:34:49 | 風景

 春の訪れを知らせるかのように、ここ何日か快晴の日々です。

こんな快晴の日は、放射冷却現象で冷え込み、雪の表面が硬く凍る「凍み渡り」が楽しめます。

 

 スベルベママは関東生まれの関東育ち、言わば「田舎の無い」女性と知り合った。

そんな雪を全く知らない友達に、雪国の快適な遊びを経験させたいと、誘ったのです。

 

 その女性は、事情があって義母をお世話するためにこちらに来たらしい。

二人で楽しそうに話を交わしながら歩きます。ただし、汗はたっぷりとかいたらしいですが。

 

 遠く尾根が連なる山は巻機山です。

我が家の畑のある上の原地域も、沢を挟んだ向こうの平ら牛ヶ首にも人影は無い。

 

 雪の表面は雪の粒子が凍り、ダイヤモンドをまき散らしたかのよう。「ダイヤモンドダスト」です。

前日はこちらの河岸段丘でできた畑と、越後三山の間の堀之内遊歩道を夕方に歩いて来ました。

 その際も下山中の登山者夫婦一組に出会っただけでそこからはスベルベ一人の登山でした。

雪国の暮らしは辛いだけではありませんよ。こんな楽しい朝もあるのに、誰も見かけません。でも、三人だけでも楽しかった朝の散歩です。

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向山から小出市街を見る

2023-02-09 04:06:18 | 風景

 所用、水汲みなどを済ませて帰宅の途中です。

青空がのぞく、雪景色に誘われて、魚沼市小出市街を望む地点で車を止めて写真を。

 

 前の川はここで魚野川に合流する、越後駒ケ岳を源流とする佐梨川で今は水が少ない。

積雪そのものは、この状態だと2メートルは切っているのでしょう。春の兆しでしょうか。

 

 魚野川の向こうに白く輝く一つのピーク。

大力山と呼ばれる山で、地元の人たちに愛され、簡単に登ることができる。

 

 越後三山が眼前に広がる絶景地点ですが、山は雲に覆われていました。

なお、手前には電気施設が見えますが、すぐ下には上越線が走っています。

 

 橋は青島大橋で、夏はアユ釣りで賑わうあたりですね。

今は人影もありません。そろそろ「カジカ」漁が始まっても良いころなのですが。

こんな風に、風景を見ながらのんびりとした一日。冬でも休日は嬉しいものです。

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