先週の週末、「ナラ茸」を探しに山裾を歩いた。
「ナラ茸」はこのあたりの地方名は「アマンダレ」とも場所によっては「クズレ」とも呼ぶ、
美味しいキノコなのです。
猛烈な藪漕ぎをし、足元を崩れた泥に取られたり、悪戦苦闘の末に狙った沢に到着。
小さな小さな「幼菌」、「ナラ茸」の赤ちゃんですね。
条件さえ良かったら、沢全体が「ナラ茸」の畑のようになるのですが、
今年は、七月末の例の水害を引き起こした大雨で、沢が荒れ出方が例年のようには行かない模様。
こんな風に、泥岩が崩れているところさえ散見される。
おー、怖いー。
タイミング悪く、崩れる岩に当たったら、怪我どころか死んでしまうかも。
この沢も間もなく来る初雪に埋もれ、そして積った雪の雪崩により、春にはまた姿を変えていることでしょう。
こんなにひどい崩れ方をした斜面でも、すぐ上には、ゼンマイ、山独活の根が有る。
春先に山菜採りで死亡事故が毎年発生するのも無理は無いのです。
帰り際に、もう大きくなりすぎた「ナラ茸」を見つけた。
ここまで大きくなると文字通りの「クズレ」ですね。
いずれにせよ、自然環境はその年の天候により大きく変わります。
今年は「ナラ茸」は期待薄かも知れないなー。
「その後十日の午後に、山芋掘りの支度をして山に入りました。
調子が良かったら、山芋を何本か掘った後に、ナラ茸も採って。なんて考えで山に入った。
しかし、山芋の蔓をまとめて五本ほど見つけて、夢中で掘っているうちに、
小さなナラ茸の成長したものを採りに行くタイミングを逸してしまった。
山芋掘りの様子は後日アップしましょう。お楽しみにー」