畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

リーキ(ポロ葱)が出来ました!

2011-10-28 21:24:30 | 野菜

 以前の編集で写真サイズが大きくてごめんなさい。
春先に雪消えを待って播いた種から苗を作り、植えつけた「リーキ」です。
そう、鉛筆くらいの太さは有りましたね。


 畝を作り、植えつける畝間にはたっぷりと堆肥を入れました。
ふかふかの柔らかなベッドですよ。


 こんな風に、葉を畝と直角になるように植えました。
これは葉が横に広がると言う説明を園芸指導書で見たからです。


 土はマックスが太い尻尾で掛けましたよ。
って大ウソです。見学中のマックスの後ろ姿です。 


 短い畝でしたが、それでも二畝植え付けしています。


 さて、時は変わって昨日の十月二十八日の姿。
写真サイズは小さくなりましたが「リーキ」は巨大な姿に成長。


 根に葉を直角に植えたのが正解でしたね。
なんだか観葉植物のような姿の大きな葉になっていました。


 片目のマックスもびっくりの大きさ。
そう、マックスは昨日も三回目の獣医さんの受診日でしたが、もう一つ経過は思わしくありません。
朝はぱっちりと開いていた目も、朝の光が強くなると涙目になってしまいます。


 太いものは、私の可愛い?掌には収まりきれない太さ。
さて、このリーキまたの名を「ポロ葱」と呼ぶ野菜はどうして料理しましょうか。
実は昨日、今日と二日続けて夕食のテーブルに載っています。

 調理例と、味の報告は次にアップします。
さてどんなけっなったことでしょう。皆さんお楽しみにー。

予約投稿をしてみようと思いましたが、失敗。明日の分を投稿しちゃいましたよ、
明日は農天市場の営業日で、長岡からもすずきちさんが仕入れにいらっしゃるので、
朝から夕方までフル回転の一日になります)
コメント (4)
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芋比べ

2011-10-28 05:26:22 | 野菜

 少し前のことですが、有る会社の「食品事業部」から、我が家にジャガイモが持ち込まれました。
その会社とのお付き合いは、私の若い、蕎麦作りに挑戦している若者を通じて始まっています。
今年の春先には、ジャガイモ作りの話を聞きたいと、数人で私を訪ねて下さっています。

 そんなことから、親交が始まり今年の七月三十日の大水害の際は、ボランティアとして、
我が家を春先に訪れたメンバーが後片付けに駆けつけて下さり、感謝感激したのでした。


 数種類のジャガイモを携えて来宅したのは女性三名、男性が一名。
早速取り出して、テーブルの上に並べましたが、どうも形状が芳しくないですね。


 包丁を持ち出し、切断して切り口の色を比べます。
手前が私のジャガイモ、奥は彼らのものですがなんだか少し色合いが違います。

 このジャガイモの品種名は「シャドウクイーン」って言いますが、
中まで紫色の結構珍しい品種ですよ。


 これは「ノーザンルビー」と言う名前で、中までピンク色の品種。
左のやや色の薄いものが私の「ノーザンルビー」ですが、やはり微妙に色合いが違います。 


 黄色の鮮やかな「インカの目覚め」です。
これも不思議なことに色合いが微妙に違っていました。
一度、実際の圃場、畑を見させて頂かなければならないと思いました。

 しばらくの芋比べの結果に彼らは少なからず驚きを感じられたようです。
来年のジャガイモ作りに、私も彼らも勉強を重ねる必要も有りますね。

今年の大きな違いは、あちらは最初から大規模な作付で、
「ジャガイモ植え付け機」まで動員した、初めてにしては大がかりな作戦でした。
対する私は昔ながらの手作り農業でのジャガイモ作りでしたから差が出ても当然なのかな。

 先週の日曜朝のNHKの番組をご覧いただいた方もおいでかと思います。
北海道の専業農家がなんと27種類のジャガイモを作っておられましたね。
現地でも、スタジオでも注目を集めていたのは私も作った「シャドウクイーン」、
「ノーザンルビー」そして、「インカの目覚め」でしたね。

 参考になった番組でしたね、七年かけて勉強を重ね、
例えば株間など、「インカの目覚め」と、「ノーザンルビー」では、
21センチと47センチと倍以上も違っていましたから。

 巨大な倉庫にトンパックと呼ばれる巨大な袋に詰められたジャガイモが、
熟成させると称して保存されていました。
数え切れないほどのトンパックの数々に北海道の農家の経営規模を見た思いです。

 でも、味では絶対に私も負けませんからね。
その農家のジャガイモではもちろん無いでしょうけれども、
昨日山の畑にさつま芋掘りの手伝いに来た姪が、
「この畑のジャガイモは、味が絶対に違う、北海道産よりも味が濃い」
なんて、言ってくれましたよ。

 もうすぐ、来年用の種イモもJAから届けられることでしょう。
たぶん死ぬまで終わることが無いと思われる、畑の勉強です。
まだ早いけれども、来年のジャガイモ作りもまた楽しみが増えました。
コメント (6)
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