弱音は吐きたくないが もともとへたれ根性無しの私
退院して施設に戻った姑
けれど施設に来て下さるお医者様からも説明
だんだん弱って「死」が近づいてくるのは避けられない
そのための同意書のような書類にもサイン
自分の親のことなのに主人も主人の兄弟さんがたも 私に「任せた」
それだけ「任せられてしまった」責任は重い
姑は私にとって最後の親と呼べる人
元気な頃「死ぬのが怖い」と言ったこともある
私には その言葉が胸にずんと残っている
姑が食べられそうなものを届けてもいいことになっていて 毎日では施設の方にご迷惑になってもと 週に二度ほど食べやすそうなものを届けがてら 姑の顔を見に寄っている
その帰り道 主人から電話がかかり 運転中だったので かけ直すと
「風邪ひきで栄養剤や薬を買うと 結構お金がかかった
あほらしいなと病院に行った
薬もらってきた
コロナやったら思ったけど ただの風邪やった」
ーとひどく残念そうに言った
私は弱っている姑を見て それなりに落ち込んでの帰り道
そういう事情は分かるはずもなく 自分のことばっか話す主人
内心ね 私はいらっとした
君は そんなに厄介なコロナさんにかかりたかったのかーと
病気だって患者さん選ぶわ〈ひどい・爆〉
とは 思ったけれど
いちいち報告してこなくていいわ ねえ あなた暇なのーともね
口には出さないけど 思ったわ
私も優しく相手する気分じゃなかったけれどね
この時の私は 姑のことを考えて 半ば泣きそうな気持で運転していたから
自分のことだけ話したら 主人 電話を切ったし
愚痴るみたいで この時の気持ちを私にも主人に説明する気分では無かった
そして今日 姑がいる施設に 姑が食べそうな苺やメロンのゼリーにアイスなど届けると お世話して下さる担当の方をお話ができて 姑の様子など教えていただけた
食べる力はあって「食べよう」とする気持ちも意欲もある
きちんと口を開けてくれる
体の方も少しずつうごけるようになればと リハビリ担当の方とも相談して動いていますと
お世話して下さる方々には ただただ頭がさがる
呑み込む力も そこまで案じずとも大丈夫だと
次回はプリンやヨーグルトも買っていってみよう
まだ もう少し姑は生きていてくれる
そう願って・・・・・
このところ 施設から電話がかかるたびに おそろしかった
姑の命が危ないとか 息を引き取りましたーとか
そういう内容ではないかと
姑のベッドの横に貼ってある注意書き
お世話して下さる方が 色々気にかけて下さって
病院に入院中 少し髪も伸びているから来週には カットのお手入れも予約して下さっているとか
先日 甘いカレーが食べたくなって作った
我が家のカレーはどちらかと言えば辛口で濃い
母がカレー粉や印度カレー SBなどのルウを使って作っていた
これに蜂蜜 りんごのすりおろしたの ウスターソースやとんかつソースなんかも加えてた
それで子供の頃の私は カレーはこういう味だと思っていた
ところが 母の妹である叔母の作るカレーは甘かった
バーモントカレーに蜂蜜たっっぷりで作っていたらしい
子供の頃のちょっとしたカルチャーショックだった
カレーライス その家によって味が違うんだと
だから どうした?!って話ではあるのだけれど
私の心のカレーは 亡き母が作ってくれたものだけれど 時々 叔母が作ってくれたカレーも食べたくなる
料理本によっても作り方も具材も異なるカレー
勿論 私なりの作り方のカレーもあるけれど
同じカレーライスではあるけれど 作る人間の自由で
今は無いあの店風のカレーとか 色々遊びながら作っている
炊き込みご飯は 母が好きだったので仏壇にもお供えを
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ごめんなさい