夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

C・J・ボックス著「発火点」〈創元推理文庫〉

2025-03-05 21:44:34 | 本と雑誌

 

これまでは講談社から出されていた猟区管理官ジョー・ピケットシリーズが出版社を創元推理文庫から出ることに

家族を愛し仕事に対し誠実なゆえに巻き込まれていく事件

妻と娘と

特異な立場からの実に頼りになる友 ネイト・ロマノウスキ

今回は登場は無しかなと思っていたら 物語後半に出現

謎多きネイト

けれどネイトがジョー一家に寄せる心は信頼できます

 

ジョーの娘の友人一家が巻き込まれた災難

殺人犯として追われる人間を この理不尽な成り行きからジョーは守り 事の裏側を暴くことはできるのか

山火事からの脱出行

そしてジョーの娘友人一家が苦しめられた・・・・・その相手側の動機も身勝手極まりなく・・・・・

 

訳者の野口百合子さんのあとがきによれば

これからも創元推理文庫さんからシリーズは刊行されそうで ひと安心です

 

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お出迎え

2025-03-01 19:43:43 | ペット

とおっても^^;見にくいですが

帰宅すると

塀越しに玄関横まで出迎えてくれるコユキさん

 

フェンスの隙間から鼻を突きだし「ここにいますよ」アピール

「わたし ここ ここにいるの ちゃんと気づいて!」

賢くお留守番してたんだからーと 言いたげです

 

少し離れた場所にはトキ

コユキのように「私を見て!」アピールはしませんが 

やっと帰ってきましたね

なんて言いたげな表情で覗いています

 

 

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贅沢♬させて いただきました^-^

2025-02-28 15:56:37 | 子供のこと身辺雑記

先日 主人の従姉さんから電話が入り 

姑の様子を案じて 一度一緒に面会に行きたいと・・・言ってくれた

日時を決めたら

「どうせなら一緒にお昼を食べない?」と

予約までして案内して下さったお店

姫路市田寺にある「侘bistro mizuya」さん

とりどりの料理が どれも美味しかったです

食後にはコーヒーとプリン〈プディングと呼ぶべきか^^:〉

 

主人には姉代わり いつも気にかけて下さるあったかくて優しい方です

今日は甘えてご馳走になってしまいました♪

有難うございます

食後 しばらく話して それから姑のいる施設へ

ほぼいつも一人で訪れているので 連れがいるのも有難かったです

ー何もなくても相談していいよ ー

ーてぶらで遊びにおいでよー

なんてね 声かけて下さるだけでも 嬉しいんです

 

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堂場瞬一著「小さき王たち 第三部 激流」 〈ハヤカワ文庫〉

2025-02-27 09:15:05 | 本と雑誌

 

 

高樹治郎と田岡総司の諍いは 遂に孫世代となる

治郎をジジイと呼ぶ孫息子の健介

学生時代はアメリカンフットボールの選手で堂々たる体格の持ち主

健介は記者となり 祖父や父と同じく新潟に配属された

彼は田岡稔の不倫現場をおさえる

総司の後を継ぎ代議士となった稔は選挙の苦戦が噂されていた

側近が次々と辞めていき パワハラの噂もある

稔の娘の愛海は地元のTV局の記者 県警担当で健介とも顔見知りだ

それぞれに家族から両家の因縁を聞かされている

健介と愛海 ふとしたことから交流が始まった二人は恋に落ちてしまった

 

家に家族に忠実であろうとすれば 喪う恋

捨て去るしかない想い

しかし・・・・・

 

思い余って健介は信頼できる人間に相談

健介と愛海の選んだ答えは・・・

 

老いたる総司と治郎は 新潟で再会

理想 正義 野望

拘泥しすぎて巻き込んでしまった人々

もしやその未来を変えてしまったこともあっただろう

 

 

解説はミステリ評論家の荒岸来穂さん

昭和から令和

世の中で大きく変わったのはパソコン インターネットの存在だと思います

X〈旧ツイッター〉などによって個人が自身の意見や感想 言葉を発信できること

それによる弊害もありますが

ただ自由の名のもとに 美しく守られてきたものを破壊するだけ・・・・・

伝統を踏みにじるやりかたは 正しくない

どれほど時代が変わっても 生きる人間の本質は変わらないのだから

なんてね 思ったりします

 

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堂場瞬一著「小さき王たち 第二部 泥流」 〈ハヤカワ文庫〉

2025-02-27 09:03:45 | 本と雑誌

 

 

高樹治郎の息子の和希も同じ東日の記者となり かつての父親と同じように新潟に配属された

田岡総司の息子の稔は 総司の秘書をしており 東京と新潟を行き来する生活だ

 

和希にもたらされたネタ

治郎と東日に深い恨み抱く総司は執念深く計画を始動

全てを支配下に置くために・・・・・

 

 

巻末には「小さき王たち 刊行記念トークショー採録」があり

著者と書評家である大矢博子さんの対談を読むことができます

 

 

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堂場瞬一著「小さき王たち 第一部 濁流」 〈ハヤカワ文庫〉

2025-02-27 08:47:56 | 本と雑誌

 

幼馴染の二人の青年はそれぞれに夢と野望があった

高樹治郎 記者として

田岡総司 政治家の息子として

しかし二人の青年の生き方はそれぞれの立場で行違う

将来の展望として汚れ仕事も厭わなかった総司

友人として・・・幼馴染の変貌が不正が許せなかった治郎

治郎が書いた記事が許せなかった総司は・・・メディアもコントロールできる政治家を目指す

こうして高樹家対田岡家 家対家 記者と政治家の半世紀に渡る争い 遺恨は始まる

第二部では執念深い総司側による陰湿な企み 意趣返しが

孫子の世代にまでも受け継がれていくことになる

始まりは・・・・・立場によるそれぞれの「正義」が何処にあったか

 

解説は佐藤憲一さん

著者の作家となる前の時代にも触れられており とても興味深い内容となっております

 

 

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次回は見逃し予防で録画予約かけました

2025-02-23 13:27:04 | テレビ番組

NHKBSで金曜日12時から12時30分までの「いいいじゅー」という番組がある

ナレーションは友近さん

前回は鹿児島 屋久島町でコケの農協計画を持つ青年にスポットが当てられていた

鹿児島県という文字にひかれて見始めた番組ではあったが いいなと思ったのは今更ながら友近さんの声

自己主張することなく とても聴き取りやすく内容が分かりやすい

次回28日は石川県津幡町

必ず観たいと思います

 

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何となく 生きてますーー;

2025-02-21 07:22:49 | 子供のこと身辺雑記

思案の末に連日の京都でのお仕事に自宅から毎日往復を選択した長男

最終日の今日のお言葉

「宿泊費と交通費で迷ったんだ しかし次回は京都宿泊を選ぶことにする」

日帰りかお泊りか 自宅からだと中途半端な距離だから・笑

来月の東京への出張はさすがにホテル予約だとか

宿泊費がとってもお安いそうで

「出るんじゃないかな」と長男と不安気

むしろ〈何か ほらお化けとかホラー系〉だったらレア体験できるじゃないですか♪

所詮他人事の私〈爆〉

そんな長男が「駅で目についた」と買ってきてくれた柿の葉寿司

あっさり上品 美味しかったです

 

一応 シーフードグラタン

〈夕刊にレシピあり 真似して作ったもの〉

 

しめじ 水菜 厚揚げ を炒めたの

味付けはだし醤油のみ

 

少し昔ね

母が「朝起きて生きるのがしんどい いつまで生きてたらいいんやろ」

なんて言ったことがあったんです

まだまだ若く子育てに追われる私は日々のあれこれをこなすことに精一杯で 母のそんな言葉はぴんと来ませんでした

子育てを終えて 人生の終わりも見えてきた年ごろとなり 亡き母の気持ちもわかるような気がしてきました

自分が「その年齢」にならないとわからないことは多いものだなと

 

 

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柚月裕子著「教誨」〈小学館文庫〉

2025-02-13 16:49:49 | 本と雑誌

 

 

 

自分の娘と近所の幼女を殺し死刑を執行された響子

その遠縁で響子の遺骨と遺品を受け取る立場にされていた母親の代わりに 受け取りに出向いた吉沢香純

香純は遠い日 親戚の法事で一度だけ響子に会っていた

まだ子供だった香純は 響子の犯した殺人を知った時 その面影とが結びつかなかった

響子の遺した言葉「約束は守ったよ 褒めて」

これが誰に向けられた言葉であったのか

それはどういう約束であったのか

それが香純の心にひっかかる

響子の故郷の人々は その遺骨を受け取ることすら拒み 菩提寺の墓にも入れないと言う

響子の犯した事件を取材する記者の協力もあり 少しずつわかってくる響子の生い立ち その暮し

苛められて育った

それでも苛められている子には まもってあげるーと

父や親せきたちに頭があがらなかった母

いつか母と同じことをしようとしていた響子

響子が守ろうとした約束も正しいものではなかった

それでも・・・・・

解説はノンフィクション作家の堀川恵子さん

 

帯には 真実と事実が反転する慟哭のラスト!

女性死刑囚の心の裡に迫る長編犯罪小説!と あります

どうすれば事件は防げたのか すべての者の鎮魂を願うーと著者である柚月裕子さんの言葉も

 

ただ 私は物語はそれとしても

いかなる生い立ち 動機 理由づけをしても

人の命を奪うことが正当化されてはならない

将来あるふたりの子供の命を奪った人間へ 必要以上の理解や思い入れはどうだろうー

幼い子供が被害者・犠牲者となるニュースを耳にすると 

親が加害者であれば 殺すくらいなら産むな!と思うのです

 

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如月もはや半ば

2025-02-13 16:48:37 | 子供のこと身辺雑記

主人の近所の方から筍の缶詰をいただいた

舅の従姉さんの息子さんの奥様が 筍の産地である太市近くにご実家があるというご縁

奥様と私は年もほぼ同じなので 会えば時々お話もする

 

せっかくなのでタケノコご飯にしてみた

バレンタインデ―用の義理チョコ〈夫と子供〉買うと 目につくのは雛あられ

三月弥生はお雛様 桃の花に白酒 ちらし寿司かなあーなどと

次の行事に追われるように カレンダーとにらめっこです〈笑〉

 

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ただ 惜しみます

2025-02-13 16:47:25 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

日刊スポーツの記事から

2月2日 芹香斗亜さんが宝塚大劇場の舞台の千秋楽を迎えた

残るは東京の舞台とディナーショーのみ

ディナーショーのポスターの雰囲気が 公演中の扮装とは がらりと印象を変えており これは何事?!と思っていたら・・・・・

後日 ディナーショーのセトリ〈歌われる曲目の中〉に「オーシャンズ11」からのお歌があることが稽古場映像などから分かりました

「オーシャンズ11」花組では蘭寿とむさん主演で舞台化されて この蘭寿とむさんが演じられたダニー・オーシャン役を 新人公演で芹香斗亜さんが演じました

ダニーの相棒となるラスティー・ライアン役は水美舞斗さん

このダニー役は芹香さんにとっても思い入れのある役だったようで 宝塚ファーストフォトブックにもダニー・オーシャンに扮した写真があるのですが

この本発売当時に

現在なら もっと違うダニー・オーシャンを演じられるなどということを話しておられました

ダニー役 いつか本舞台で演じられたなら そんな夢があったのかもしれません

それがディナーショーで 専科生となった水美さんと 歌えることとなった

胸熱でしょう

花組から宙組への組替え

そして宙組では 真風涼帆さんダニー 芹香さんがラスティーでこれ以上無いほどのバディ感 素晴らしい「オーシャンズ11」の舞台をつくりあげました

星組から花組へ芹香さんが組替えとなり 全国ツァーから遅れて練習に初参加

人見知りだった芹香さんが同期に支えられながら それでも一緒に行動できた花組生が水美さんであったと かつて話しておられました

花組二番手から宙組二番手としての組替え

もしもこれがなければ・・・・・夢見ていたこと 叶わなかったことは多くあるのでしょう

このディナーショーでのポスターの姿は もしかしてダニー・オーシャンを幾分意識してのことであったのかもーと勝手に思ったりしました

ディナーショーの出演者が芹香さん以外には水美舞斗さん輝月ゆうまさんお二人で 芹香さんがおられる宙組からの出演者がいないのは おそらく宙組は東京公演を控えており 宙組組子の時間を取って負担をかけたくないからでもあるのでしょう

花組時代を共に過ごした水美さん

「プロミセス プロミセス」の舞台を一緒につくりあげた輝月さん

このお二人とファンの方々に最高に上質な時間をお届けしたいと

 

 

9代目宙組トップスター

そのお披露目の舞台は宙組下級生の自殺とされる死の為に 二日しか上演できず

他にも予定されていた演目も上演は中止となった

宙組は暫く舞台にも立てず

2024年漸くショーのみの公演を

それから全国ツァー

今年元旦からの公演を持って芹香斗亜さんは宝塚歌劇団を卒業する

トップスターとして本舞台ではわずか3作

前任のトップスターが長期であったために 自分は最初から短期でと決めていたという

 

でもね 私は残念でならない

男役としての姿を見られるのは もうこれで最後かと

芹香斗亜さん 彼女が演じる男役が好きだった

その歌声 お芝居が大好きだった

ただ惜しむ

観ることができなかった舞台を

上演を阻まれた演目を

 

 

 

芹香斗亜さん宝塚歌劇団での最後の舞台姿

どのお写真 お姿も美しくて・・・・・

もっともっと彼女のトップスターとしての舞台姿を拝見したかったです

 

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あさのあつこ著「おもみいたします」〈徳間文庫〉

2025-02-11 11:57:57 | 本と雑誌

 

 

 

その腕の良さもあり予約は一年先までも埋まっているという揉み療治をなりわいとするお梅

まだ少女のような姿

彼女は事情あって生家から姿を消した

自分の存在が父親を苦しめる

幼子の決断・・・・・

異界のモノに鍛えられた力

その類稀なる能力の為に お梅の視界は奪われざるを得なかったのか

視〈み〉えないぶんを補うように他の五感は研ぎすさまれて 

江戸の町で支えてくれる人もあり 盲目ながら自活できている

お梅の仕事を取り次いでくれるお筆

その仕事の時間的な割り振りや連絡もしてくれるお筆の孫娘のお昌

 

お梅が頼りにしている 見た目は大きな白い犬の十丸

見た目は天竺鼠の先生

 

自分を殺し 周囲がうまくいくように運ぶように堪えて生きている人もいる

心を抑え続けていると 体も壊れる

心と肉体はつながっているひとつのものだから

 

体をもむだけでは本当の治療にはならない

心も解〈ほど〉いてあげないと

 

物語の始まりに お吟という女が絞め殺されている

 

これが揉みを必要とする商家の妻のお清にどうつながっていくのか

お清の舅と姑も殺されて 犯人は捕まっていない

店を守るということ

商いを続けていくということ

そして人の道

本当に大切なものを見失わずに生きることは難しい

同じ日に死んだ赤ん坊

生きた赤ん坊と取り換えられて

 

死んだと思った自分の子供が生きていた

何故そんなことに

自分が産んだ赤ん坊

知りたかった一人の母親

 

律義者かつ忠義者と見えて いつか歪んでいった心の持ち主がいて

狂っていることに気づけないまま生きている

 

解説は俳優の田中美里さん

ご自身の経験を振り返りながら 書いておられます

追い込まれること ぎりぎりで生き続けるのは辛い しんどい

心がぎりぎり状態だと視野もせまくなるし どんどん生きにくくなっていきます

責任感が強い真面目な人間ほど 生きにくい世の中なのかもしれません

 

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少し暖かくなった日曜日に

2025-02-09 16:03:46 | 子供のこと身辺雑記

ご近所のスーパーでソバ粉を見つけたので買ってきた

昨年 そば粉を捜したけれど 長く見つからず諦めたことがある

おお♪そば粉売ってるじゃん^^

小豆を煮た中に入れて そば粉団子のぜんざいに

 

日曜日は夫が犬と遊びに来るので

夫に持ち帰らせるのに作ったおかずから

〈夫は自分の実家を空き家にしたくないと そちらで暮らしている〉

鰈の唐揚げ

鰈の切り身に塩胡椒して薄力粉はたいて揚げるだけ

 

牛すじを刻んで茹でて 甘辛く煮ておいたのを具材にした焼きそば

キャベツ・天かす・青のりなど入れております

 

ハムと葱入り卵焼き

 

肉屋さんでいただいたカレンダーにあった ステーキ肉の焼き飯を参考に作ったの

先にステーキ肉を焼いたフライパンを利用する

にんにく・人参・玉ねぎ・パセリを小さ目に刻んでオリーブ油で炒めて 塩胡椒で味付け

ご飯を加えて炒めて 鍋肌から醤油をちびっとたらす

 

 

厚揚げを焼き炒めしてから水菜としめじを加えて だし醤油で味付けしただけ

だし醤油 便利でよく使っています♪

 

 

 

 

オマケ

トキが小屋から出て 窓の前に来たら コユキもトキの傍にぴっとんくっついて居座り

 

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ある日のお土産

2025-02-07 12:57:52 | 子供のこと身辺雑記

「おやつにいいかなと思って」と

長男が買ってきてくれた

大阪駅で売っているらしい

まるごと焼き芋スイートポテト

おいしかったです

 

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あれやこれや

2025-02-06 18:40:03 | 子供のこと身辺雑記

弱音は吐きたくないが もともとへたれ根性無しの私

 

退院して施設に戻った姑

けれど施設に来て下さるお医者様からも説明

だんだん弱って「死」が近づいてくるのは避けられない

そのための同意書のような書類にもサイン

自分の親のことなのに主人も主人の兄弟さんがたも 私に「任せた」

それだけ「任せられてしまった」責任は重い

姑は私にとって最後の親と呼べる人

元気な頃「死ぬのが怖い」と言ったこともある

私には その言葉が胸にずんと残っている

 

姑が食べられそうなものを届けてもいいことになっていて 毎日では施設の方にご迷惑になってもと 週に二度ほど食べやすそうなものを届けがてら 姑の顔を見に寄っている

 

その帰り道 主人から電話がかかり 運転中だったので かけ直すと

「風邪ひきで栄養剤や薬を買うと 結構お金がかかった

あほらしいなと病院に行った

薬もらってきた

コロナやったら思ったけど ただの風邪やった」

ーとひどく残念そうに言った

 

私は弱っている姑を見て それなりに落ち込んでの帰り道

そういう事情は分かるはずもなく 自分のことばっか話す主人

内心ね 私はいらっとした

君は そんなに厄介なコロナさんにかかりたかったのかーと

病気だって患者さん選ぶわ〈ひどい・爆〉

とは 思ったけれど

いちいち報告してこなくていいわ ねえ あなた暇なのーともね

口には出さないけど 思ったわ

私も優しく相手する気分じゃなかったけれどね

この時の私は 姑のことを考えて 半ば泣きそうな気持で運転していたから

自分のことだけ話したら 主人 電話を切ったし

愚痴るみたいで この時の気持ちを私にも主人に説明する気分では無かった

 

 

そして今日 姑がいる施設に 姑が食べそうな苺やメロンのゼリーにアイスなど届けると お世話して下さる担当の方をお話ができて 姑の様子など教えていただけた

 

食べる力はあって「食べよう」とする気持ちも意欲もある

きちんと口を開けてくれる

体の方も少しずつうごけるようになればと リハビリ担当の方とも相談して動いていますと

 

お世話して下さる方々には ただただ頭がさがる

呑み込む力も そこまで案じずとも大丈夫だと

 

次回はプリンやヨーグルトも買っていってみよう

まだ もう少し姑は生きていてくれる

そう願って・・・・・

 

このところ 施設から電話がかかるたびに おそろしかった

姑の命が危ないとか 息を引き取りましたーとか

そういう内容ではないかと

 

姑のベッドの横に貼ってある注意書き

 

お世話して下さる方が 色々気にかけて下さって 

病院に入院中 少し髪も伸びているから来週には カットのお手入れも予約して下さっているとか

 

先日 甘いカレーが食べたくなって作った

 

我が家のカレーはどちらかと言えば辛口で濃い

母がカレー粉や印度カレー SBなどのルウを使って作っていた

これに蜂蜜 りんごのすりおろしたの ウスターソースやとんかつソースなんかも加えてた

それで子供の頃の私は カレーはこういう味だと思っていた

 

ところが 母の妹である叔母の作るカレーは甘かった

バーモントカレーに蜂蜜たっっぷりで作っていたらしい

 

子供の頃のちょっとしたカルチャーショックだった

カレーライス その家によって味が違うんだと

だから どうした?!って話ではあるのだけれど

 

私の心のカレーは 亡き母が作ってくれたものだけれど 時々 叔母が作ってくれたカレーも食べたくなる

料理本によっても作り方も具材も異なるカレー

勿論 私なりの作り方のカレーもあるけれど

同じカレーライスではあるけれど 作る人間の自由で 

今は無いあの店風のカレーとか 色々遊びながら作っている

 

炊き込みご飯は 母が好きだったので仏壇にもお供えを

 

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