少し時間に余裕があると好きな舞台のDVDや動画などを観ています
(主に宝塚歌劇団の舞台ですが)
なかでも花組二番手から昨年に組替えで宙組の二番手となられた男役スターの芹香斗亜さん(93期生)が好きで 花組以前の下級生時代の星組での舞台などでも
捜して観たりなどしております
(星組バウ「アンナ・カレーニナ」 「再会」 「ノバ・ボサノバ」「リラの壁の囚人たち」 紅譲さん主演の新人公演の「スカーレット・ピンパーネル」とかね)
2011年には轟悠さん(専科生であり理事長さん)のディナーショー「今宵きみと」に星組生として芹香斗亜さんは出演しておられますが この時研5くらいかな
他のメンバーが優香りこさん(元星組娘役 91期生) 妃海風さん(元星組トップ娘役) 綺咲愛里さん(現・星組トップ娘役) 紫藤りゅうさん(星組男役96期生)
振り返ればトップ娘役二人が出た凄いメンバーです
一番上級生になる優香りこさんにしても当時は研7生で 研5の芹香斗亜さんとが参加メンバーの中では上級生になり
とはいえ研7まではまだ新人公演に出る学年なのですが
轟理事長は優香りこさんの事は豆芝と呼んでいました
で芹香斗亜さんについては 研1(一番下っ端学年)の時は声も小さかったのにーこのたびのショーの練習では一番賑やかだと紹介
面白いことをする中心人物であったそうです
轟理事長は遥か雲の上のような学年のお方 度胸あります芹香斗亜さん
私が観た動画とは別の日のショーに行かれた方が書かれたサイトさん↓
https://anahobe.exblog.jp/14349290/
こちらでは理事長さんが芹香斗亜さんのことを 黙っていればクールな二枚目ーと形容
面白いやりとりを書いて下さっております
あと宝塚歌劇の雑誌「ル・サンク」など眺め返して
芹香斗亜(度)不足分補充など
こちらは「ウエストサイドストーリー」でベルナルドの恋人アニータ役の和希そらさん
お芝居の声も踊りも演技も素敵です
しかし この「ウエストサイドストーリー」の舞台は著作権の関係でDVD化はされません
もう残念でしかたなくって ただ悔しがっております
ところで宙組は今年 篠原千絵さん作の少女漫画「天⦅そら⦆は赤い河のほとり」を上演しました
芹香斗亜さんは後にラムセス1世となるウセル・ラムセスを演じておられます
現代の日本からナキア皇后の魔力により古代社会ヒッタイトにさらわれる高校生・鈴木夕梨ーユーリはヒッタイトの第三皇子のカイルに愛され
いつか暁の女神・イシュタルと呼ばれるようになりますが
エジプト軍のラムセスもユーリの資質に気付き彼女を自分のものにしようと動きます
が!ユーリはカイルとの恋を選びます
芹香斗亜さん演じるラムセスのその後を少し想像を逞しくした物語など
「「その砂のごと・・・」」
風が吹く 灼けた熱い砂を巻き上げる
砂は いずこより舞い降り訪れる
そしてまた彼方へと去り行くか
儚きものよ
重責から逃れるように時に独りとなる男がいる
偉大なるエジプトのファラオ・ホルヘムエブの忠実なる腹心にして親友
軍の司令官にして宰相でもある
彼は次なるファラオの地位も約束されている
その地位は揺るがぬ
だがー
戦いは終わったと思っても まだ次なる諍いの種が生まれてくる
たとえ小さな争いでも誰かの命が失われる
抗う事もできぬ弱い者ほど犠牲になる
身を守る術も持たず・・・その命は消えていく
その男の持つ高い理想 果てしない夢
どれほど苦心し腕を伸ばそうと夢の高みには手が届かぬ
それでもー
男はその理想を夢を諦めない
諦めは敗北を意味する
敗北は男にとって我慢ならないことだ
後にラムセス一世と呼ばれた男
如何なる敵にも怯まなかった男
国境に異状がないか僅かな部下を連れ見回りに出ていた男は穏やかならぬ砂煙に気付く
野盗が獲物を襲っているのだった
その男ラムセスが駆け付けた時 野盗達は生き残りの一人を嬲るようにその身を切り刻んでいた
瞬時にラムセス達が野盗を蹴散らしたがー
体中から血を流して その者の命は消えようとしていた
異国の者らしいその男がどうにか言い残したのは 乗船が難破し上陸せざるを得なかったこと
主人の筋の幼き娘を護る為に荷物の中に隠していること
その娘の名はディアン
傷ついた男は自分の名は言うことなく命絶えた
そしてラムセスは見つけ出した子供の姿にとらわれた
白い肌 輝く緑の瞳 波打つ金の髪の・・・
野盗より救い 死んだ男に託された娘ディアンを宝玉のように大切に育てた
子供はすぐに少女に・・・そして乙女になる
身に着けた最高の教養 女性としての嗜み
そうしてディアンはラムセスが教えようと思わなかったものまで習得していた
彼女が何より熱心に学んだのは戦い方
武器の使い方 身のさばき方
ラムセスは彼女を安全な場所に置いておきたがったが 娘が望んだのは真逆なことだった
彼の傍にあって共に戦うことを願い望んでいた
ー愛する貴方を守りたい -
荷物の中から取り出され 怯え切っていたディアンを優しくみつめ微笑んで 深い声で語りかけてくれた男
その頃 この国の言葉はわからなかったけれど その声の響きに もう何も怖くないと思えた
この御方のお傍にいれば もう何も恐ろしいことはないのだと
やがてこの御方のお傍にいられる
いて相応しい女性になりたいと願うようになり
この御方が守って下さったように それ以上にこの御方
ラムセス様を守りたい
自分が傍にいることでやすらぎを感じてほしい
そして・・・愛されたい
いつしか それこそが彼女の生きる願いとなった
大エジプトには牙をむく強大な敵は殆ど残っていなかったが
ラムセスの地位を羨む者はいた
取って代わろうとする人間達が放つ刺客も
美しく成長したディアンに惹かれる男としての心を抑えようと
ラムセスはディアンの相手探しを試みる
ディアンはラムセスが勧めるどの男にもその瑕疵をあげつらう
「どのような男なら気に入る」
「我が心は幼き日よりずっと一人の御方にとらわれております」
ディアンのラムセスに向けた心 その想い
この男らしくもなく戸惑う
「お傍にいられないなら死にます!」
愚かなほどひたむきな心 その愛
ただただ一途に
その花のような娘にどうして抗えよう
ラムセスの片翼のようにディアンは寄り添う
寄り添いすぎてラムセスを狙った毒矢に射られた
「御身の代わりとなれて幸せです
どうか命ながらえ その夢をかなえて下さいまし
人々が安心して暮らせる平和で美しい国を・・・」
花は散った この世から消えた
ラムセスがその生涯において最も激しく愛した乙女は
本当にいたのか
確かにいた
それなのに
躯は冷たくその唇は もう何も語らない
さてラムセス一世の息子セティ一世は王妃のミイラと共に2000年にアメリカのアトランタで発見され その後2002年にアメリカからエジプトへの帰国を果たしたそうです
そしてラムセス2世はヒッタイトと和睦を結び ヒッタイトの王女を妻としたとか
ピラミッドとスフィンクスの国エジプトの歴史は想像(妄想も)を誘う材料がいっぱいです
ピラミッドといえばミイラ男だし
(主に宝塚歌劇団の舞台ですが)
なかでも花組二番手から昨年に組替えで宙組の二番手となられた男役スターの芹香斗亜さん(93期生)が好きで 花組以前の下級生時代の星組での舞台などでも
捜して観たりなどしております
(星組バウ「アンナ・カレーニナ」 「再会」 「ノバ・ボサノバ」「リラの壁の囚人たち」 紅譲さん主演の新人公演の「スカーレット・ピンパーネル」とかね)
2011年には轟悠さん(専科生であり理事長さん)のディナーショー「今宵きみと」に星組生として芹香斗亜さんは出演しておられますが この時研5くらいかな
他のメンバーが優香りこさん(元星組娘役 91期生) 妃海風さん(元星組トップ娘役) 綺咲愛里さん(現・星組トップ娘役) 紫藤りゅうさん(星組男役96期生)
振り返ればトップ娘役二人が出た凄いメンバーです
一番上級生になる優香りこさんにしても当時は研7生で 研5の芹香斗亜さんとが参加メンバーの中では上級生になり
とはいえ研7まではまだ新人公演に出る学年なのですが
轟理事長は優香りこさんの事は豆芝と呼んでいました
で芹香斗亜さんについては 研1(一番下っ端学年)の時は声も小さかったのにーこのたびのショーの練習では一番賑やかだと紹介
面白いことをする中心人物であったそうです
轟理事長は遥か雲の上のような学年のお方 度胸あります芹香斗亜さん
私が観た動画とは別の日のショーに行かれた方が書かれたサイトさん↓
https://anahobe.exblog.jp/14349290/
こちらでは理事長さんが芹香斗亜さんのことを 黙っていればクールな二枚目ーと形容
面白いやりとりを書いて下さっております
あと宝塚歌劇の雑誌「ル・サンク」など眺め返して
芹香斗亜(度)不足分補充など
こちらは「ウエストサイドストーリー」でベルナルドの恋人アニータ役の和希そらさん
お芝居の声も踊りも演技も素敵です
しかし この「ウエストサイドストーリー」の舞台は著作権の関係でDVD化はされません
もう残念でしかたなくって ただ悔しがっております
ところで宙組は今年 篠原千絵さん作の少女漫画「天⦅そら⦆は赤い河のほとり」を上演しました
芹香斗亜さんは後にラムセス1世となるウセル・ラムセスを演じておられます
現代の日本からナキア皇后の魔力により古代社会ヒッタイトにさらわれる高校生・鈴木夕梨ーユーリはヒッタイトの第三皇子のカイルに愛され
いつか暁の女神・イシュタルと呼ばれるようになりますが
エジプト軍のラムセスもユーリの資質に気付き彼女を自分のものにしようと動きます
が!ユーリはカイルとの恋を選びます
芹香斗亜さん演じるラムセスのその後を少し想像を逞しくした物語など
「「その砂のごと・・・」」
風が吹く 灼けた熱い砂を巻き上げる
砂は いずこより舞い降り訪れる
そしてまた彼方へと去り行くか
儚きものよ
重責から逃れるように時に独りとなる男がいる
偉大なるエジプトのファラオ・ホルヘムエブの忠実なる腹心にして親友
軍の司令官にして宰相でもある
彼は次なるファラオの地位も約束されている
その地位は揺るがぬ
だがー
戦いは終わったと思っても まだ次なる諍いの種が生まれてくる
たとえ小さな争いでも誰かの命が失われる
抗う事もできぬ弱い者ほど犠牲になる
身を守る術も持たず・・・その命は消えていく
その男の持つ高い理想 果てしない夢
どれほど苦心し腕を伸ばそうと夢の高みには手が届かぬ
それでもー
男はその理想を夢を諦めない
諦めは敗北を意味する
敗北は男にとって我慢ならないことだ
後にラムセス一世と呼ばれた男
如何なる敵にも怯まなかった男
国境に異状がないか僅かな部下を連れ見回りに出ていた男は穏やかならぬ砂煙に気付く
野盗が獲物を襲っているのだった
その男ラムセスが駆け付けた時 野盗達は生き残りの一人を嬲るようにその身を切り刻んでいた
瞬時にラムセス達が野盗を蹴散らしたがー
体中から血を流して その者の命は消えようとしていた
異国の者らしいその男がどうにか言い残したのは 乗船が難破し上陸せざるを得なかったこと
主人の筋の幼き娘を護る為に荷物の中に隠していること
その娘の名はディアン
傷ついた男は自分の名は言うことなく命絶えた
そしてラムセスは見つけ出した子供の姿にとらわれた
白い肌 輝く緑の瞳 波打つ金の髪の・・・
野盗より救い 死んだ男に託された娘ディアンを宝玉のように大切に育てた
子供はすぐに少女に・・・そして乙女になる
身に着けた最高の教養 女性としての嗜み
そうしてディアンはラムセスが教えようと思わなかったものまで習得していた
彼女が何より熱心に学んだのは戦い方
武器の使い方 身のさばき方
ラムセスは彼女を安全な場所に置いておきたがったが 娘が望んだのは真逆なことだった
彼の傍にあって共に戦うことを願い望んでいた
ー愛する貴方を守りたい -
荷物の中から取り出され 怯え切っていたディアンを優しくみつめ微笑んで 深い声で語りかけてくれた男
その頃 この国の言葉はわからなかったけれど その声の響きに もう何も怖くないと思えた
この御方のお傍にいれば もう何も恐ろしいことはないのだと
やがてこの御方のお傍にいられる
いて相応しい女性になりたいと願うようになり
この御方が守って下さったように それ以上にこの御方
ラムセス様を守りたい
自分が傍にいることでやすらぎを感じてほしい
そして・・・愛されたい
いつしか それこそが彼女の生きる願いとなった
大エジプトには牙をむく強大な敵は殆ど残っていなかったが
ラムセスの地位を羨む者はいた
取って代わろうとする人間達が放つ刺客も
美しく成長したディアンに惹かれる男としての心を抑えようと
ラムセスはディアンの相手探しを試みる
ディアンはラムセスが勧めるどの男にもその瑕疵をあげつらう
「どのような男なら気に入る」
「我が心は幼き日よりずっと一人の御方にとらわれております」
ディアンのラムセスに向けた心 その想い
この男らしくもなく戸惑う
「お傍にいられないなら死にます!」
愚かなほどひたむきな心 その愛
ただただ一途に
その花のような娘にどうして抗えよう
ラムセスの片翼のようにディアンは寄り添う
寄り添いすぎてラムセスを狙った毒矢に射られた
「御身の代わりとなれて幸せです
どうか命ながらえ その夢をかなえて下さいまし
人々が安心して暮らせる平和で美しい国を・・・」
花は散った この世から消えた
ラムセスがその生涯において最も激しく愛した乙女は
本当にいたのか
確かにいた
それなのに
躯は冷たくその唇は もう何も語らない
さてラムセス一世の息子セティ一世は王妃のミイラと共に2000年にアメリカのアトランタで発見され その後2002年にアメリカからエジプトへの帰国を果たしたそうです
そしてラムセス2世はヒッタイトと和睦を結び ヒッタイトの王女を妻としたとか
ピラミッドとスフィンクスの国エジプトの歴史は想像(妄想も)を誘う材料がいっぱいです
ピラミッドといえばミイラ男だし
「宝塚はミュージカルか?そうではないか?」
というお話をしていたのですがどうなんだろう?
色々なジャンルの舞台があって ミュージカルもありショーおありーってところでしょうか
歌入りの一本モノの舞台
または歌入りの1時間ちょっとのお芝居にショーが付く公演もありますし
「スカーレット・ピンパーネル」の中で歌われる「一かけらの勇気」「目の前の君」
名曲だと思います
そして「ミー・アンドマイガール」の中でヒロインのサリーが歌う「一度 心を失くしたら」はとっても切ないですし
色々いやなことがあっても辛いことがあっても 涙は顎で受け止めて明るく笑っていようと歌う「あごでうけとめて」
元気出したい時に そうだねと思える歌です
これがお芝居の中で歌われるとサリーのいじらしさが心に響いてきます
吹き出すような面白い歌詞の歌もありますし
宝塚は「なんでもあり!」なんだなって思います^^;
ーああ 答えになっていない・笑ー
ちょいと敷居が高く見えてしまうのは、たぶんなにも知らない側からの偏見なのでしょうね~。
星組の舞台の「アナザーワールド」などは落語からのもので 大笑いして観られる楽しいものでした
「ぶち殺す」という言葉が地獄では「ぶち生かす」だったり
結構 笑えるものも多いんです