都議会のセクハラヤジは、世界に波紋を広げたことは諸兄がご承知の通りです。
多くの国々のメディアに批判を浴びるまでもなく、国内一般社会でもありえないセクハラであり、日本の首都・東京都議会がどのような対応をするかに注目していました。
つまり、複数のセクハラ発言があったことに加えて、多数の笑い声があり、セクハラ発言を肯定するかの雰囲気の中、議長が制するでもなく放置された都議会全体としての品位に疑問が生じていたのですが、どのように都議会が名誉回復を計るのか、期待したのです。
しかし、議事進行を放置した罪一等の議長の発言をもって、自民(会派離脱も党籍は?)の鈴木議員の処罰もその他の発言者の究明も何もしない案が可決され議会は閉会されました。
繰り返しますが、日本国の首都の議会が、このような自己清浄機能不能で、強引に臭いものにふたをする議会であって良いのでしょうか!
全会派一致とはならず、ポイントは3つの案が提出されたのですね。
ひとつは、共産で、「自分が産んでから」とのヤジもあったと認め、この発言者と、鈴木氏とに議員辞職を求めるもの。
ふたつ目は、民主とみんなの共同提出で、「出産に関する不規則発言」をした議員に「潔く名乗り出ることを求めるもの。
みっつ目は、公明、民主、結いと維新、みんなの4会派が同調したもので、「女性議員に対し、人権侵害と言われかねない不規則発言が発せられ、都民の信頼を損ねるなど、重大な影響が生じた」と指摘し、「再発防止に努める」というもの。つまり、自公はセクハラ発言に対しては何のお咎めもなしのままで打ち切りというものです。
石破幹事長は、自民党議員が関与しているのであれば、党としてお詫びすると言っていましたが、記者会見をして詫びた様ですが、更なる究明については触れていない様です。
安倍総裁は、菅官房長官と共に、みんなの党へはお詫びに行っていますが、都民や国民へのお詫びをしたかどうかは、遊爺は確認出来ていません。
女性重視を掲げた、自民党総裁なのですから、世界からも注目されている事件に、明快なけじめをつけなければ、安倍首相としての姿勢の真偽が問われるでしょう。
この低レベルな決着を計ろうとしている主役は、当初から逃げ切りを狙っている、都議会自民党の吉原修幹事長ですね。先の選挙で、立候補者全員当選を果たした都議会自民党のおごりの姿勢がみえみえです。このままでは、次の選挙で、都民の皆様が鉄槌を下されるものと考えます。都議会では、自前の都知事候補をたてられなかった自民党は、またまた野党に転落することでしょう。
ヤジが聞こえなかったとして幕引きを図った自民党。メディアでは音声記録が残されていて、分析に着手され始めていますね。
みっつ目の案に賛成して、うやむやに加担した、主役のはずのみんなの党。筋がない党になったようですが、名誉挽回で、究明にまい進せねば、党の存続にかかわるでしょう。
繰り返しになりますが、旧い昔の自民党体質むき出しで、数の力で強引に蓋をしてしまう都議会自民党。さらに、それへの抵抗が見られない共産党以外の各会派。議事管理の責任者である議長の、他人事のような発言。
こんな首都の議会にしたのは、都民の方々の責任でもあります。
このまま、うやむやに終わらされるようなら、鉄槌を振るわれるものと期待します。
# 冒頭の画像は、都議会自民党の吉原修幹事長
この花の名前は、千日紅
↓よろしかったら、お願いします。
多くの国々のメディアに批判を浴びるまでもなく、国内一般社会でもありえないセクハラであり、日本の首都・東京都議会がどのような対応をするかに注目していました。
つまり、複数のセクハラ発言があったことに加えて、多数の笑い声があり、セクハラ発言を肯定するかの雰囲気の中、議長が制するでもなく放置された都議会全体としての品位に疑問が生じていたのですが、どのように都議会が名誉回復を計るのか、期待したのです。
しかし、議事進行を放置した罪一等の議長の発言をもって、自民(会派離脱も党籍は?)の鈴木議員の処罰もその他の発言者の究明も何もしない案が可決され議会は閉会されました。
繰り返しますが、日本国の首都の議会が、このような自己清浄機能不能で、強引に臭いものにふたをする議会であって良いのでしょうか!
セクハラヤジ、幕引きさせるな…都議会閉会 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
女性蔑視のヤジ問題に揺れた東京都議会は25日、信頼回復と再発防止を誓う内容の決議を賛成多数で可決して閉会した。
一連の問題では複数のヤジがあったことが指摘されているが、発言者に名乗り出るよう求める2案は否決された。ヤジを認めた鈴木章浩都議(51)以外の発言者が特定されないままの幕引きとなった。
これに対し、ヤジを受けた塩村文夏あやか都議(35)は「一つの区切りではあるが、結論じゃない。幕引きではなく、できることをやっていきたい」と述べた。
採決の前に行われた討論では、塩村都議が所属するみんなの党が「発言は女性や個人の人格を否定し、決して許されない。東京五輪の開催都市としてのイメージが損なわれた」と主張し、ほかのヤジの発言者に名乗り出るよう求めた。また、ほかの全会派も、都議会の信頼回復と再発防止に取り組む姿勢を見せた。
<後略>
女性蔑視のヤジ問題に揺れた東京都議会は25日、信頼回復と再発防止を誓う内容の決議を賛成多数で可決して閉会した。
一連の問題では複数のヤジがあったことが指摘されているが、発言者に名乗り出るよう求める2案は否決された。ヤジを認めた鈴木章浩都議(51)以外の発言者が特定されないままの幕引きとなった。
これに対し、ヤジを受けた塩村文夏あやか都議(35)は「一つの区切りではあるが、結論じゃない。幕引きではなく、できることをやっていきたい」と述べた。
採決の前に行われた討論では、塩村都議が所属するみんなの党が「発言は女性や個人の人格を否定し、決して許されない。東京五輪の開催都市としてのイメージが損なわれた」と主張し、ほかのヤジの発言者に名乗り出るよう求めた。また、ほかの全会派も、都議会の信頼回復と再発防止に取り組む姿勢を見せた。
<後略>
全会派一致とはならず、ポイントは3つの案が提出されたのですね。
ひとつは、共産で、「自分が産んでから」とのヤジもあったと認め、この発言者と、鈴木氏とに議員辞職を求めるもの。
ふたつ目は、民主とみんなの共同提出で、「出産に関する不規則発言」をした議員に「潔く名乗り出ることを求めるもの。
みっつ目は、公明、民主、結いと維新、みんなの4会派が同調したもので、「女性議員に対し、人権侵害と言われかねない不規則発言が発せられ、都民の信頼を損ねるなど、重大な影響が生じた」と指摘し、「再発防止に努める」というもの。つまり、自公はセクハラ発言に対しては何のお咎めもなしのままで打ち切りというものです。
石破幹事長は、自民党議員が関与しているのであれば、党としてお詫びすると言っていましたが、記者会見をして詫びた様ですが、更なる究明については触れていない様です。
安倍総裁は、菅官房長官と共に、みんなの党へはお詫びに行っていますが、都民や国民へのお詫びをしたかどうかは、遊爺は確認出来ていません。
女性重視を掲げた、自民党総裁なのですから、世界からも注目されている事件に、明快なけじめをつけなければ、安倍首相としての姿勢の真偽が問われるでしょう。
この低レベルな決着を計ろうとしている主役は、当初から逃げ切りを狙っている、都議会自民党の吉原修幹事長ですね。先の選挙で、立候補者全員当選を果たした都議会自民党のおごりの姿勢がみえみえです。このままでは、次の選挙で、都民の皆様が鉄槌を下されるものと考えます。都議会では、自前の都知事候補をたてられなかった自民党は、またまた野党に転落することでしょう。
ヤジが聞こえなかったとして幕引きを図った自民党。メディアでは音声記録が残されていて、分析に着手され始めていますね。
みっつ目の案に賛成して、うやむやに加担した、主役のはずのみんなの党。筋がない党になったようですが、名誉挽回で、究明にまい進せねば、党の存続にかかわるでしょう。
繰り返しになりますが、旧い昔の自民党体質むき出しで、数の力で強引に蓋をしてしまう都議会自民党。さらに、それへの抵抗が見られない共産党以外の各会派。議事管理の責任者である議長の、他人事のような発言。
こんな首都の議会にしたのは、都民の方々の責任でもあります。
このまま、うやむやに終わらされるようなら、鉄槌を振るわれるものと期待します。
# 冒頭の画像は、都議会自民党の吉原修幹事長
この花の名前は、千日紅
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ネットでは数人の名前が挙げられているのを観ますね。
また、以下の様な、自民党に情報が入っているとの記事もありました。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151298/1
しかし、このセクハラ発言を利用して日本は女性蔑視の国であるかの如く世界に発信している報道機関があると知りました。日本を陥れる行為は断じて許されません。また、この塩村都議は男性に対して過去に失礼な言動をしているので、このようなことを言われることも一理あると感じます。また、言われていないヤジを言われたようなことも言っているという話もある。都民は塩村都議を選んだことを恥じるべきだと思います。