遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

沈黙の小沢氏が、ついに鳩山氏に苦言

2010-05-08 19:35:46 | 日本を護ろう
 小沢氏は、普天間移転問題には一時コメントを発したことがありましたが、事態が深刻化するにつれ、口を閉ざしてきていました。が、7日、宮崎での記者会見で、鳩山内閣や民主党の支持率が下落していることについて「党のトップをはじめ役員やその他いろいろな問題ももちろん、リーダーシップもあるかとは思う」と、鳩山氏の迷走に苦言を呈したのだそうです。
 鳩山氏の沖縄訪問の前夜に会談したのだそうで、そこでいろいろ策を授けたことと推測しますが、結果があのような発言では、苦言も言いたくもなるでしょうし、これまでとの変化の兆しなのでしょうか?もごもごと何か言いかけたが、定例会見で話す質問内容だと打ち切ったとの報道もありますね。
 
asahi.com(朝日新聞社):「リーダーシップに問題」 小沢氏、鳩山氏に苦言 - 政治 goo

 民主党の小沢一郎幹事長は7日、宮崎市で記者会見し、鳩山内閣や民主党の支持率が下落していることについて「党のトップをはじめ役員やその他いろいろな問題ももちろん、リーダーシップもあるかとは思う」と語った。鳩山由紀夫首相(党代表)に指導力の発揮を求めたものだ。
 小沢氏はこれまで、首相の政権運営について表立った論評は避けてきたが、
米軍普天間飛行場の移設問題の迷走もあり、苦言を呈したようだ。
 一方、小沢氏は自らの進退について「(辞任は)ありません」と否定。内閣や党の支持率低下について「新聞とテレビの支持率は必ずしも正確ではない。そんなに悪い結果だとは思ってない」と強調した。さらに「選挙になると皆さんがどこかに(投票先を)決めるので当然、全体として上がっていく。選挙が終われば、数字はどこの党も下がっていくのが習い」と語り、強気の姿勢を崩さなかった。

<中略>

 また、同日夕に市内のホテルで開かれた宮崎県選出の国会議員や県議らとの会食では、高速道路の新料金を巡る前原誠司国土交通相との対立が話題に。小沢氏は冗談交じりに「前原君はおれをたたくことで人気が出ている」と語ったという。

 テレビ朝日の番組などで、三反園氏(小沢邸での新年会では、最前列で小沢氏の足元に陣取っていた)は、民主党御用達解説者にもかかわらず、最近は鳩山氏を他のコメンテータが擁護する中で、強く批判する場面が増えています。
 検察審の議決がなければ、鳩山氏を切って選挙を乗り切る腹だったとされる小沢氏も、自身の進退が再浮上し、作戦の軌道修正があるのでしょうか?はたまた、鳩山氏の辞任を理由に自分も辞任し、体制を一新し選挙に臨むための、自分の保身戦術なのでしょうか?
 
「沈黙の小沢氏 「小鳩枢軸」で難局押し切る?」:イザ!

<前略>
 側近らの動きを追うと、小沢氏は無関心を装いながらも首相との「小鳩枢軸」で、世論と党内の反小沢勢力の挟撃をはね返し、7月の参院選を乗り切ろうとの思惑が見え隠れする。
 「私のことを含めて最近の状況などを考えた時、頑張らなくてはいけない…」
 小沢氏は7日、参院選候補擁立のため訪れた宮崎市内で連合幹部と面会し、珍しく弱音を漏らした。
 記者会見でも「内外に多難な課題を抱えている。党のトップや役員のリーダーシップに問題もあるが、要は候補者が県民にどれだけ理解されるかだ」と危機感をあらわにしたが、自らの進退を問われると即座に「ありません」と断じ、記者団をにらみつけた。続く「普天間問題だが…」「3日に首相と会談したのか」などの質問には「それはダメだ! 定例会見で聞きなさい。ダメだよ。ルール破りをしちゃ…。民主主義は…」と口をつぐんだ。
 だが、複数の民主党関係者によると、小沢氏は3日夜、沖縄訪問を翌日に控えた鳩山首相と都内のホテルでひそかに会ったという。小沢氏は最近普天間問題をめぐる首相の言動に「マスコミにしゃべりすぎだ」と周囲に漏らし、政権運営に不満を抱いていたというが、難局を乗り切るための結束を確認したとされる。

<中略>

 だが、普天間問題のあまりの混迷を受け、小沢グループでも事態の推移によっては首相が退陣し、政局に発展する可能性があり得るとの見方が唱えられるようになった。
 小沢氏側近の党幹部は6日夜、鳩山首相が退陣した場合は、正式な代表選ではなく党両院議員総会での簡易版代表選になるとの見通しを披露し、「そうなれば『小鳩連合』が担ぐ候補と、前原氏や岡田克也外相との権力闘争になる」と言い切った。党員投票がない両院議員総会ならば、首相と小沢氏を支持する勢力が党内を圧倒しており、小沢氏の権力基盤はほぼ確実に維持できるからだ。
 だが、そんな思惑が透けてみえる代表選で世論の支持が回復する見込みは薄い。親小沢、反小沢の対立が深まれば、参院選後の本格的な政界再編の布石になるとの見方もある。

 こんな、政策をないがしろにし、政局に明け暮れる政党に日本を託したままでいいのでしょうか?短期間に首相が交代するのはみっともないと、そんなことだけは国際社会を引き合いにだして、そんな理由だけで首相を継続させては、壊されつつあるある日本経済、安全保障、国際信用はますます崩れるばかりです。
 民主党内の自浄作用、野党各党の奮起・団結を願うばかりです。




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