遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

民主党は、恥も外聞も理念も信条も放棄したの

2010-12-08 00:07:46 | 民主党の正体
 カンカラ菅は、鳩山政権といえども自ら副総理を務めていた民主党の内閣が党首の大臣を罷免し、連立を断ち切った社民党と「部分連合」という名目ながら、連携を復活することにしましたね。そのきっかけの原因の普天間問題は、当時のまま手つかずで放置されたままだというのにです!放置しているので、罷免・連立解除をすっかり忘れてしまったのでしょうか?
 福島氏も、一丁目一番地の普天間問題が、なにも進展していないのに、誘いにニコニコ顔でのっています。
 政局の数合わせ(政権与党の地位を守りたい)だけが目的で、政党や政治家の基礎となる理念や信条が放棄されています。それは、民主党にも社民党にも当てはまります。どんな大志をいだき政治家になったのか、いま国家や国民のためになにをしようとして政治活動しているのかが理解できない行為です。
 
衆院3分の2へ平身低頭 社民と危険な復縁 首相、外交・安保棚上げ (12/7 読売朝刊)

■「罷免後初めて」
 にこやかに握手を交わそうとする菅首相に、社民党の福島党首は冷めた表情でこう応じた。
 「罷免された後、初めてここに来ました」
 6日、首相官邸で開かれた首相と福島氏の党首会談。福島氏は冒頭から、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題を巡り、5月に鳩山前首相から消費者相を罷免されたことを持ち出した。
 それでも、首相は「2010年度補正予算に賛同していただいてありがとうございます」と頭を下げた。社民党が重視する労働者派遣法改正案にも自ら触れ、「(通常国会で)成立を期す。お互いによく協議しましょう」と低姿勢を貫いた。
 同席した社民党幹部は、会談の様子をこう語った。
 「首相は平身低頭だった。民主と社民のどっちが多数か分からないほどだった」

<中略>


■統一選の皮算用
 社民党には、民主党との連携は統一地方選に向けた実績作りになるとの思惑がある。社民党幹部は「来春に予算案や労働者派遣法改正案などが成立すれば、『民主党に政策をのませた』とアピールできる」と皮算用する。
 首相は将来的には統一会派結成や、連立復帰にも期待を寄せているとみられる。実際、首相周辺は「まずは民主、国民新、社民の3党で足元を固めようということだ」と語る。
 ただ、民主党は野党時代、自公政権が「3分の2」で再可決を行うことに猛反発し、当時幹事長だった鳩山氏が「暴挙」と批判したこともある。過去の行動との整合性を問われるのは避けられそうにない。
 国民新党、社民党との連携でも参院の過半数には届かない。首相は6日に記者会見で他党との連携になお意欲を見せたが確たる見通しは立たない。
 そうした中、衆院の「3分の2」を優先する戦略は少数政党に政権の命脈を握られる危険も伴う。首相の足元を見透かすかのように、亀井氏は6日夜、BSフジの番組で注文をつけた。
 「足し算だけで政治をやるのは無理だ。誠心誠意がないといけない。民主党の都合だけで国民新と社民が黙ってついて行くことはあり得ない」

 福島氏のいただけない悪乗りです。どちらが主導権を持つはずの多数党なのか!反日売国奴を内包する民主党ではあるのですが、国民の投票結果を裏切る行為でしょう。
 
福島党首「私がぶち切れないように」 (12/7 読売朝刊)

 政府・民主党内には、社民党との連携で「安全保障政策が骨抜きにされかねない」との懸念も出ている。
 福島氏は6日の党首会談で、政府・民主党が検討している武器輸出3原則の見直しについて、「(現在の)3原則を堅持してほしい」,と繰り返し要求した。
 首相は「社民党と協議したい」と表明し、民主党の岡田幹事長も「政策論だけでは論じられない問題だ」と述べ、社民党に配慮する考えを強調した。
 民主党がまとめた新大綱への提言は、厳格な武器輸出管理規制を講じる北大西洋条約機構(NATO)加盟国との共同開発・生産を可能にする――などの新たな3基準を打ち出し、6日の党常任幹事会で了承されたが、岡田氏らは見直しに「留保条件」を付けた。
 首相や岡田氏の"融和"姿勢に民主党内からは沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題への波及を危ぶむ声も出始めた。
 社民党は、同飛行場を名護市辺野古に移設するとした5月の日米合意に反発して連立政権を離脱した。その急先鋒だった福島氏は、6日の党首会談でも早速県外移設を求め、「私がぶち切れなくてすむようによろしくお願いします」と訴えた。
 民主党内では「社民党に3原則で譲ると、二歩、三歩と譲らなければならなくなる。安全保障政策で歩み寄れないことを首相は分かっているのか」(保守系議員)との声が漏れている。

 カンカラ菅は、鳩山内閣に居ながら何も考えていなかったのです。何故、連立を組んだ福島党首を罷免という事態に至ったのか、鳩が足枷の重さを引きずり、2/3にこだわり、少数党に引きずりまわされたことは、他人事で痛みを感じていなかったのです。岡田氏も、外相として鳩が福島氏に引きずられるなか、政策の違いに孤軍奮闘した苦労を忘れたかの様です。傍からは苦悩しているように見えていたのは、虚像だったのでしょうか。
 
 民主党自体が、古い過去の捨て去られた自民党体質から、極左の売国集団までの、政権の地位という一点だけで集まった集団ですから、もともと政策や、それぞれの議員の理念・信条はにのつぎにする烏合の衆の集まりだったです。
 国民不在で、自分たちの地位保全のことしか考えていないのです。

 普天間問題で連立解消、果ては総辞職に至ったのに、加えて珍しく評価される武器輸出3原則見直しも、旗を降ろそうとしています。
 2/3を確保しようとして、それ以上に大きい、党や内閣への支持を失うことになるでしょう。





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民主党の正体  矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)
民主党政権では日本が持たない



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