遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

鳩山内閣支持続落59%

2009-12-07 19:27:13 | 日本を護ろう
 「鳩山内閣支持続落59%」読売新聞 12月 7日朝刊 1面トップの見出しです。
 またまたテレ朝の「やじうまプラス」を引き合いに出して恐縮ですが、土、日の普天間の推移を、両日の読売 1面を引用して説明し、鳩山首相の態度に憂慮するという民主党びいきのこの番組らしからぬコメントを発して、続いてこの世論調査結果も取り上げていました。
 下がってはいるが、まだ60%近くあるし、オバマの低下率に比べればましだとのコメントを最後に付け加えていたのは、この番組らしいところでもありました。
 
普天間 経済 偽装献金 国民、首相に厳しい目 本社世論調査 (12/7 読売朝刊)

 読売新聞社の全国世論調査では、鳩山内閣の支持率は約6割の高い水準を維持しているものの、米軍普天間飛行場の移設問題、経済対策、鳩山首相の偽装献金問題など個別の課題を巡っては、国民が厳しい視線を向けていることが浮き彫りになった。今後の対応によっては支持率の一層の低下を招く可能性がある。
 普天間飛行場移設問題について、首相は日米合意の見直しを模索し、年内決着を先送りする方針を固めている。こうした状況を反映したのか、前回11月調査と比べて県外移設など「大幅に見直す」が増え、「合意通りに進める」が目減りし、26%で並んだ。しかし、「合意通り」「少しは修正する」を合わせて現実的な対応を求める声が約6割で多数を占める状況は変わらず、首相の対応との間にズレが生じている。
 また、デフレ、円高など、今の経済情勢に「適切に対応している」との答えは、男女別、各年代別で見ても、いずれも2割程度にとどまつている。
 偽装献金問題では、民主支持層でも、首相は説明責任を果たしていないとする人が前回よりも17ポイント増の81%に上っている。元秘書が起訴された場合の対応についても、民主支持層の22%が辞任すべきだと答えた。
 民主党の輿石東参院議員会長は6日、「普天間飛行場移設問題での社民党との関係や、2009年度第2次補正予算案をめぐる国民新党との関係で、国民が心配している面はある。きちんと民主党が対応すれば評価は変わるだろう。政権の真価が問われる」と語った。

 オバマ大統領の支持率が、誕生から90日に満たない次期にどれだけ低下したのか、データがないので、プロのマスコミが言うのですからそうだとしても、鳩と違って方針に軸があってふらふらと二転三転させて国内外の信用を落として支持率を下げたのてはないことだけは確かです。まぁ、そんな政権トップを擁している国は、G20クラスの国ではあり得ませんが。

 この世論結果で以外だったのは、偽装献金問題での不支持が増えて(73 → 85)、秘書が起訴された場合に、辞任すべきが 37%(民主支持層 22%)あるということです。遊爺が見聞きしているこれまでの世論調査や街頭アンケートでは、以外と支持率が低くなかったのですが(評論については以下のURLの例あり。)、時間が経って(テレ朝でも擁護しづらくなった姿勢変化もあって?)、世論が変化したのでしょうか?
 これだけ報道されても 鳩山献金問題には関心なし | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
 鳩山政権が直面する3つの「危機」 | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

 「鳩山政権が直面する3つの「危機」で、花岡信昭氏は、『普天間移設の結論を年内に出せるかどうか。鳩山首相にとって正念場だ。もっとも、党内外には、ここまでこじれさせてしまった以上、普天間移設決断と首相退陣の同時表明という事態も考えておかなければ、といった不気味な声も聞こえてくる。』とも書かれています。お坊ちゃん型(安部、福田もそうだった?)の弱点である、精神力、気力がいきなりポキッと折れる可能性を指摘しておられます。

 閣内では、普天間への移転の早期決断を唱えているのは岡田外相独りなのだそうですが、岡田外相は、沖縄の民主党支持者の罵倒を覚悟で説得に行き(もっと速く行くべきでしたが)、鳩山首相の説得にも当たった用ですね。
 
首相に沖縄の現状説明 普天間問題外相早期決断進言か (12/7 読売朝刊)

 沖縄の米軍普天闇飛行場移設問題で、鳩山首相は6日午後、首相公邸で岡田外相と約1時間20分間にわたって会談した。外相は、沖縄を訪問して5日に行った意見交換会の内容などを報告した。さらに、日米が合意した現行の移設計画が白紙に戻った場合、日米の信頼関係が深刻に傷つく、と一の危機感を伝えたものとみられる。
 首相は5日も北沢防衛相と首相公邸で約50分間会談しており、普天間問題をめぐる関係閣僚との協議は週末も含めて4日連続となった。
 外相は首相に対し、沖縄では「県外・国外移設」を求める声が強まっている、と現状を説明した。同時に、米側が「唯一実現可能な案」として、日米合意の早期履行を強く求めていることから、結論を来年に持ち越す考えを示している首相に対し、早期に政治決断するよう進言した模様だ。
 また、現行案が白紙に戻った場合、普天間飛行場飛固定化するとの懸念と、米軍再編のもう一つの目玉である在沖縄海兵隊8,000人のグアム移転なども実現しなくなる、と改めて説田したとみられる。


 外務省で、最も米国他の海外情報を得ている、反日親中とも言われる岡田大臣が、独り孤立してでも説得に奔走しているということは、それなりの情報を持っているからだと考えるのですが、いかがでしょう?
 ふらふら変転する鳩山首相が、岡田大臣の説得で、覚醒してくれないかと願っていましたが、今日の読売、日経の夕刊によると、首相や平野長官は早期に方針を公表することにしたのだそうです。
 ところが、早期に公表するところまでは岡田大臣説得が功を奏した様なのですが、肝心なところでは意地になったのか、最悪のシナリオのまま公表するようなのです。
 
くらべる一面 : 新s あらたにす(日経・朝日・読売)の読売の夕刊から

普天間方針、米側に近く伝える意向…首相

 鳩山首相は7日午前、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題について、日本政府としての判断を近く米側に伝える考えを示した。

 首相は、名護市の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画には慎重姿勢を示し、結論を来年に持ち越す意向を表明している。こうした立場を伝えることになれば、現行計画の早期履行を求める米側との亀裂が広がるのは確実だ。

 首相は首相公邸前で記者団に、「政府としての考え方を、いよいよ最終的に、どういうふうに米国に申し上げるかを決める時だ」と述べたうえで、米側に伝える内容を6日の岡田外相との会談で協議したことを明らかにした。首相はさらに、現行の移設計画の扱いに関し、「米国からはそういう(計画履行の)要求は来ている。ただ、連立政権でもあるし、沖縄の期待感も別のところにある。そう簡単ではない」と語り、「県外・国外移設」を求める社民党や県内世論に配慮する必要性を重ねて強調した。

 また、岡田外相は7日昼、ルース駐日米大使と外務省で会談した。この問題について協議したとみられる。

 外相は年内の決着が必要だと主張しており、6日の首相との会談でも、現行計画履行を求める米側の姿勢を伝え、早期決断を促したとみられる。首相としても、米側が不信感を募らせることがないよう、年内に何らかの対応を伝える必要があると判断した。

 首相はこの日も現行計画の難しさに言及しており、米側にもこうした見解を伝えるという見方が出ている。これに関連し、平野官房長官は7日午前の記者会見で、「先送りということだけが先行しているようだが、中身のある結論を出しておかないといけない。『鳩山政権としてはこういう考え方の下に整理する』と、沖縄県民にも米側にもきちっと伝えていく時期にある」と述べた。さらに、「(米側への伝達に先立ち)関係閣僚に『首相としてはこういう考え方だ』と(伝えて)最終意思統一するかもしれない。『(現行の移設先である)辺野古だけではなくてほかもないのか』という考え方を、首相自身が出されるのではないか」と語り、首相が新たな移設先の検討を関係閣僚に改めて指示するという見通しを示した。

 どこかでも触れたことがありますが、鳩山首相の本心は、特定アジアの国々が臨んでいる、日米の分断の実現ということの様です。反日・売国の正体を現したと言うことの様です。そう考えても可笑しくない、お坊ちゃまの片意地というかご乱心です。だれも止める人はいないのでしょうか?優柔不断とのそしりに、最後は自分で結論出すとは、突っ張っていましたが...。
 これは夢ですよね。と、頬をつねっているのですが...。
 後は、岡田大臣が、辞表をたたきつけて閣外に去ることを期待しますが、どうでしょう?





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