遊爺雑記帳

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中国の習政権に何が起きているのか 領土拡大志向で〝四面楚歌〟孤立化恐れ国際会議欠席

2023-09-22 01:55:55 | 中国 全般
 習近平国家主席は 8月21日から24日にかけて、南アフリカ共和国を公式訪問し、BRICS首脳会議に出席した。
 ところが、9月 6日にインドネシアにて開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議、 9月 9、10日にインドで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議には欠席。
 ASEANプラス3とG20の欠席の理由は何かと、高橋氏。
 
【日本の解き方】中国の習政権に何が起きているのか 領土拡大志向で〝四面楚歌〟孤立化恐れ国際会議欠席 注目されるAPECへの動向 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 元内閣参事官・嘉悦大教授 高橋洋一 2023.9/21

 中国の習近平国家主席は8月21日から24日にかけて、南アフリカ共和国を公式訪問し、シリル・ラマポーザ大統領と首脳会談を行ったほか、BRICS首脳会議に出席した。

 
ところが、9月6日にインドネシアにて開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議9月9、10日にインドで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議には欠席した。南アには行っていることから、健康問題ではないだろう。

 それでは
ASEANプラス3とG20の欠席の理由は何か

 
習氏にとって国際会議は、中国の世界に対する優位性を自国民にアピールする場だBRICS首脳会議では、アルゼンチン、エジプト、イラン、エチオピア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の6カ国が2024年1月1日にBRICSに加わることが決まったここでは習氏は主役であり、さぞかし気持ちが良かっただろう

 その習氏が、
ASEANプラス3を欠席したのは格が下とみていることなどが理由だろう。それに加えてASEANプラス3直前に中国が公表した地図に、ASEAN諸国など国際社会の非難が広がったこともある。沖縄県の尖閣諸島を中国名の「釣魚島」と表記し、南シナ海のほぼ全域を自国のものとし、インドとの係争地も自国領、中露国境に位置する大ウスリー島のロシア領部分も中国領とした。ここまで領土拡大志向をあからさまにすると、相手も黙っていられない。

 
日中韓でも韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は前任の文在寅(ムン・ジェイン)氏と異なり中国に手厳しいここでも四面楚歌(そか)となる可能性があった議長国のインドネシアくらいは懐柔できるが、出席する気がなくなったのだろう

 そして
G20については、議長国がインドだったため、習氏の言う通りにならず、ロシアのプーチン大統領も欠席、それに引き換え先進7カ国(G7)は勢ぞろいなので、習氏が孤立化を恐れたためと思われる。

 
中国の国内経済が悪いのも、成果のない外遊を許さない背景だ。中国恒大の問題でも分かるように、不良債権は深刻で、新たな経済指標も芳しくない。中国国家統計局が15日発表した8月の主要70都市の新築住宅価格動向によると、前月比で価格が下落したのは全体の74%にあたる52都市だった。

 
こうした状況があることから、11月に米カリフォルニア州サンフランシスコ市で開催予定のアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議も習氏は欠席との観測が浮上していた。APECは米国、カナダ、中国、日本、オーストラリア、ロシア、台湾などインド太平洋を取り囲む21カ国・地域の枠組みだ。

 
だが、サリバン米大統領補佐官と中国外交トップの王毅政治局員が地中海のマルタで2日間にわたり会談した。米中首脳会談を模索しているとみられ、習氏がAPECに出席する可能性も残されている。 

 習氏にとって国際会議は、中国の世界に対する優位性を自国民にアピールする場だ。BRICS首脳会議では、6カ国が2024年 1月 1日にBRICSに加わることが決まった。ここでは習氏は主役であり、さぞかし気持ちが良かっただろうと、高橋氏。
 ASEANプラス3を欠席したのは格が下とみていることなどが理由だろう。それに加えてASEANプラス3直前に中国が公表した地図に、ASEAN諸国など国際社会の非難が広がったこともあるとも。

 日中韓でも韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は前任の文在寅(ムン・ジェイン)氏と異なり中国に手厳しい。ここでも四面楚歌となる可能性があった。議長国のインドネシアくらいは懐柔できるが、出席する気がなくなったのだろうと、高橋氏。(微笑)

 G20については、議長国がインドだったため、習氏の言う通りにならず、ロシアのプーチン大統領も欠席、それに引き換え先進7カ国(G7)は勢ぞろいなので、習氏が孤立化を恐れたためと思われるとも。

 中国の国内経済が悪いのも、成果のない外遊を許さない背景だ。中国恒大の問題でも分かるように、不良債権は深刻。
 中国国家統計局が15日発表した 8月の主要70都市の新築住宅価格動向によると、前月比で価格が下落したのは全体の74%にあたる52都市だったのだそうです。

 こうした状況があることから、11月に米カリフォルニア州サンフランシスコ市で開催予定のアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議も習氏は欠席との観測が浮上、注目されているのだそうです。
 対抗勢力の共青団派をさきの党大会一掃した習近平政権ですが、外相や国防相といった高官の粛清が続いています。
 イエスマンで固めたはずの新陣営ですが、何が進行しているのでしょう。

 習近平指導部で今度は国防相が動静不明 秦剛外相解任や将軍2人粛清に続き異変(The News Lens Japan) - Yahoo!ニュース



 # 冒頭の画像は、習近平




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