三千院は初めての参拝ですが、やはり女性が目立ちます。
ここはなんとおみくじを発明した坊さんが居たお寺なのだそうです。
元祖のおみくじを引いてみました。
私のはまあまあの内容でしたが同行者のは凶と出ました。
凶の出るおみくじは少ないからさすが元祖だと
妙なところで感心しました。
大原女の装束をしている女性が縁側でポーズをとっていました。
携帯で写真を撮っている人のお連れさんなのか、お寺のサービスで
こんな衣装を着けたモデルさんを置いているのか不明です。
三千院は入り口と出口が別なので
履物は自分で持ち歩くことになっています。
カメラを構えている男性の脇に草鞋の入った袋があるから
この男性がモデルに雇ったのかも知れませんが
わざわざモデルを雇って携帯で撮るのはおかしいですよね?
大原女装束の貸衣装やさんでもあるのかな?
お庭に首だけの地蔵様が数体ありました。
首だけだから体ではなく数首と書く方が良いのかも知れませんが
数首では短歌みたいな数え方だし、数頭では牛馬みたいだし、
数個では恐れ多いようにも思えるし・・・・
いくつかの地蔵様の頭部が、という表現にしましょうか?
数え方はどうでもいいのですが、首だけの地蔵は何なのでしょう?
お体まで作る費用がなかったとは思えません。
それぞれの地蔵のお顔はとてもいい造りで
一流の作家の作と思われるからです。
顔だけの地蔵と言い、大原女の存在と言い、
三千院は疑問の多いお寺さんです。
三千院はとても心を和ませられる場所でした。
新緑のグラデーション、首だけ地蔵の穏やかなお顔、などなど・・・
今回の旅の締めくくりに最適な場所でした。