この家は人が住んでいる気配はありません。
人が住んでいないと家は傷みが早くなると聞いています。
この家は人が住まなくなったから傷んでしまったのか?
傷んでしまい修理するのが大変だから住まなくなったのか?
鶏が先か?卵が先か?と同じ論法ですが、おそらく同時進行だったのでしょう。
傷んできたから人が出てゆき、その為に傷みが加速してしまったのでしょう。
ここまで荒れ果ててしまうと、住めるように修理するには莫大な費用がかかります。
持ち主はこのまま朽ちるに任せるのか、時期を見て取り壊すのか、
いずれにしても遠からずこの家は姿を消してしまうことでしょう。
この文を書いていても今はどうなっているのか気になります。
やるせない気分です。