絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

越谷宿の歴史ある家たちプラスα  15 米長乾物店

2013-06-27 15:18:27 | 絵画

米長乾物店は前回の日光街道シリーズでも正面からの構図で

描いていますが、今回は斜め横から描きました。

キッコーマンの琺瑯製の看板が珍しいから絵心を誘われたのです。

いまこんな手間暇のかかる琺瑯看板を作るメーカーは無いと思います。

この琺瑯看板はおそらく数十年の年月を歴ている事でしょう。

軒先に吊されているタバコの看板も琺瑯製です。

この乾物屋さんの建物と一緒に琺瑯看板もずっと

生き残っていて欲しいものです。

琺瑯というのは金属に硝子質の素材を焼き付けたもので

衝撃には弱いですが、ペンキや印刷で作ったものとは違い

耐候性は抜群です。

私が趣味で作る七宝焼きと原理的には同じものです。

 *複数の絵を掲載している場合も表題の番号は地図表示番号にしています。

  番号索引の地図を再掲します。

  ご参考になさって下さい。

  (注・地図はグーグルのものを借用しています。)

 


越谷宿の歴史ある家たちプラスα  14 稲荷屋・スマイル

2013-06-27 07:25:08 | 絵画

稲荷屋も正面は黄色いモルタルで化粧していて、折角の古い木組みを隠しています。

私の水彩画の描き方は先ず鉛筆で描きます。

それもかなり丁寧に陰影まで描き込みます。

そのあと透明水彩で彩色するのですが、絵の具には拘っています。

国産の水彩絵の具は透明度もイマイチだし、色数も少ない、

発色も物足りないのです。

私の愛用ブランドはイギリスのウインザー・アンド・ニュートン社製の

キャラメル形のものです。

昔は高くて買うにはそれこそ清水の舞台から飛び降りほどの

決意が必要でしたが、今はかなり気楽に買える値段になっています。

稲荷屋さんは左右から2枚描いています。

こちらから見ると奥に蔵があり奥行きがかなり深いことが分かります。

奥の蔵はスマイルという店になっています。