鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

里山探検

2006-05-15 | 藤沢
藤沢の川名地区、最近は分譲住宅、分譲マンションの開発が盛んですが、背後の谷戸にはまだ豊かな緑が残されていると聞き、里山探検に出掛けました。
住宅建設中の裏側は、一面の葦の原っぱでした。

    
葦の原っぱの脇の道を進むと、里山の緑を残そうと活躍しているNPOの看板が立っていました。

    
もう少し進むと、今度は、ここを訪れる人たちに、守ってもらいたいマナーの看板が立っていました。私の見た限りでは、マナーはよく守られているようでした。

    
葦の原っぱに桑などいろいろな木立が見えるようになり、行く手は篠竹のトンネルのような道になりました。

    
トンネルを抜けると、そこは池でした。休日には子どもたちが釣りにやってくるのでしょう。池のふちが滑りやすいので要注意です。

    
池を通り越して、更に進むと、回りから木立が迫ってきて、行き止まりの雰囲気になってきました。カラスが沢山いて、警戒の声を上げていました。からすのねぐらがあるのでしょう。

    
木立の中の細い道をたどると、古い小さな田んぼの跡のような場所に出ました。ミズスマシやオタマジャクシの天国です。どうやら、この辺が人が入れる終点のようでした。

    
ここまで、入り口から30分程度のミニ探検です。人には誰にも会いませんでした。木立の陰に、白い花が咲いていました。多分ウツギの仲間だと思います。